大規模災害時に、人命を守り、経済社会への被害が致命的にならないようにする「強さ」と、受けた被害から迅速に回復する「しなやかさ」を備えた地域づくりに向け、越谷市国土強靱化地域計画を策定しました。

越谷市国土強靱化地域計画は、強くしなやかな国民生活の実現を図るための防災・減災等に資する国土強靱化基本法第13条に基づく国土強靱化地域計画として、本市における地域強靱化に関する施策を総合的かつ計画的に推進するための指針となるものです。
また、本市の上位計画となる「第5次越谷市総合振興計画」や「越谷市都市計画マスタープラン」と整合・連携を図るとともに、「越谷市地域防災計画」をはじめとする、分野別計画の指針として位置づけるものです。
なお、第5次越谷市総合振興計画前期基本計画においても、平常時からの備え（地域の強靱化）を含めた新たな視点での危機管理について、推進ビジョンとして定めています。

「越谷市国土強靱化地域計画」は発災前における平常時の施策を定めたものです。
一方、「越谷市地域防災計画」は、災害対策基本法に基づく発災後の応急対策や復旧・復興対策に関する役割ごとの実施主体と取組内容について定めたものです。
両計画は災害発生という危機に対して、市が総力を挙げて対応していくために必要不可欠なものであり、それぞれの計画の目的に合わせて役割分担を図りながら本市の強靱化を目指すものです。

令和4年度（2022年度）から令和12年度（2030年度）まで