アジアパシフィックカップに出場した森山さん

　幼稚園の年中からサッカーを始めた森山さん。祖父がコーチを務めるサッカー少年団の練習に参加していたことから、サッカーが好きになった。当時からプロサッカー選手のクリスティアーノ・ロナウド選手のファンで、みずから同じポジションであるFWを希望した。
　バルサアカデミーのサマーキャンプでは、学年ごとにクラスを分けて練習する中で、実力を認められ1学年上のクラスに加わった。「サッカーをしていて一番うれしかったのは、アジアパシフィックカップの3位決定戦のとき。オーストラリア代表と戦って、2点を取りました。勝敗が決まるのはPK戦までかかったけど、PKを決めて勝つことができました」。
サッカー以外に好きなことはあるかと質問すると少し考え込み、りりしい表情で「サッカー以外は思いつかない。将来はバルセロナの選手になって、日本代表になりたいです」と話した。