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【コラム】気づきにくい言葉や態度による暴力

更新日:2013年3月14日

結婚相手や恋人など、親密な間柄で行われる暴力をDV(ドメスティック・バイオレンス)といいます。越谷市の調査(平成22年度市政世論調査)では、75.5%の人が「内容を知っている」と答えていますが、DVの内容については、殴る・蹴るなどの「身体的暴力」と思っている人が多いのではないでしょうか。ですが、DVの種類はそれだけではありません。言葉や態度による「精神的暴力」、相手が望まない性行為などを強要する「性的暴力」、金銭的な自由を奪う「経済的暴力」、相手の人間関係を絶つ「社会的暴力」などがあります。
今回は、その中でも言葉や態度による暴力、「精神的暴力」について考えてみます。

言葉や態度による暴力「精神的暴力」は心に大きな傷を与えます

泣き顔の女性イラスト

「誰のおかげで生活できるんだ!」「自分と同じくらい稼いで初めて意見が言えるんだ!」「何度同じことを言われたらわかるんだ」などと言われる、バカにされる、何を言っても無視される、怒鳴られる、いつも相手を優先させられるなどという言動の中で暮らしていると、人は自分の気持ちを素直に出せなくなります。「自分が悪いのだろうか」と毎日不安や悲しさをかかえ、身体に負う傷と同様に、心に深い傷を負います。精神的に不安定になり、人を信頼できなくなったり、不眠やうつになり日常生活に影響が出る場合もあります。

親密な関係の中で、そもそもどんな関係がよい関係なのでしょうか

よい関係とは、お互いを認め合い、尊重し合える関係だといえます。一緒にいて安心していられること、お互いに意見を言い合って、一方が我慢することがないこと、お互いの個性などを認め合うこと、自分と一緒の時間だけではなく、お互いが個人として充実した時間をもち、お互いの成長を応援できること……。つまり、「相手を自分と同じような大切な存在だと思うこと」ではないでしょうか。

お互いを認め合う関係をつくるために

「私は、……と思います」と相手に自分の気持ちを伝えることから、関係づくりが始まります。「相手に嫌われたくない」「私が我慢すれば……」という思いから相手に合わせてばかりいると、自分の気持ちもわからなくなってしまいますし、相手には自分が何を考えているのか伝わりません。たったひとこと「えっ?」でもいいのです。自分が違和感をもった事柄を、相手に配慮しながら率直に伝えることが大切です。

仲のよいカップルのイラスト

一方で、話を受け取る側も、自分と相手は違う存在で、違っていて当然という気持ちをもつことが大切です。
人と人とのよりよい関係は、お互いを認め合い、大切に関わりたいと思う人と誠実に向き合い、会話を積み上げていくことで生まれます。相手の話をよく聞き、相手を理解しようとすること、面倒だと思っても、自分の気持ちを誠実に率直に伝える努力をすること、相手と自分の考えの合意点を見つけようとすることなどが関係づくりの基本です。この基本的な積み重ねが、人とのよりよい関係を築いていきます。

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。「みてみてほっと越谷」第30号

  • 上記の記事は、男女共同参画支援センター情報誌「みてみてほっと越谷」第30号の特集記事をもとに作成しています。上のリンクをクリックすると情報誌が表示されます。

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市長公室 人権・男女共同参画推進課(第二庁舎3階)
電話:048-963-9113 ファクス:048-965-8028

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