越谷市初のコミュニティー放送局「こしがやエフエム」が、平成28年3月27日（日曜日）の午後1時に開局しました。
周波数はFM86.8MHz（メガヘルツ）。
語呂合わせの愛称は86.8から「ハロー・ハッピー」としています。
送信アンテナは、増林地区の東埼玉資源環境組合（リユース）の展望台に設置されており、市内だけでなく、県東南部の広い範囲で受信が可能です。
今後は徐々に番組を充実させ、越谷市を中心としながら近隣地域に密着した観光情報などを発信するとともに、災害発生時には最新情報を速やかに発信していくことを目指しているということです。
放送番組表など詳細については、直接「株式会社エフエムこしがや」までお問合せください。

「株式会社エフエムこしがや」は、コミュニティー放送局の開局を目的として、平成22年12月の準備会設立を経て、平成24年1月から平成25年6月まで越谷市産業雇用支援センター二番館の創業支援室で活動し、平成24年3月に設立されました。
その後は開局に向けた本格的な取り組みを続け、平成27年10月16日に総務省関東総合通信局から、所属基幹放送用超短波放送（コミュニティ放送）の予備免許を付与されました。
平成27年12月には、東埼玉資源環境組合（リユース）の展望台のアンテナ設置工事が完了し、平成28年1月17日に初めての試験電波を発射しました（試験は2月23日に終了）。
そして平成28年3月27日午後1時、ついに「こしがやエフエム」が開局を迎えました。

「こしがやエフエム」の送信出力は20Wで放送を開始する予定となっていますが、NHK（日本放送協会）や基幹放送事業者の県域放送、補完中継放送等と比べて電波発射出力が小さいため、放送区域内でも受信状態が芳しくないことがあります。

株式会社エフエムこしがや
TEL：048-940-7542

「株式会社エフエムこしがや」のホームページへのリンクはこちら。

　コミュニティー放送局は、市区町村内の一部の地域において、地域に密着した情報を提供することを目的として、平成4年1月に制度化された超短波放送局（FM放送局）です。
　地域の特色を生かした番組などを通じて地域のきめ細かな情報を発信することができるため、豊かで安全なまちづくりに貢献できることが特徴。
　空中線電力が20W以下で必要な放送エリアをカバーできる必要最小限のものとしており、総務大臣の免許を受けて運用される民間の放送局。