更新日:2020年7月16日
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越谷市観光振興計画
まちづくりに「観光」を活かします
越谷市では、観光振興による地域の魅力や活力の向上を目指し、2016年度(平成28年度)から2020年度(令和2年度)の5年間を計画期間とする「越谷市観光振興計画」を策定しました。
「人と水と緑を結ぶ、スマイル創造・交流タウン“こしがや”」を将来像とし、6つの基本方針を掲げ、“こしがや”に住む誇りと“こしがや”に訪れる喜びが実感できる観光によるまちづくりに取り組みます。
チャレンジ!観光まちづくり!
越谷市は、東京から25km圏内に位置し、JR武蔵野線、東武スカイツリーライン及び国道などの交通網の充実による都内及び他の観光地からのアクセスの良さが特徴です。また、越谷レイクタウンでは、年間約5,000万人(計画策定時)の来訪者があり、人が移動し、集まり、交流する環境が整っています。
さらに、越谷市と(株)JTBは、平成27年6月2日に観光振興に関する包括連携協定を締結し、今後、旅行会社の豊富な情報、ネットワークおよびノウハウを活かすことで、これまでとは異なった価値の創造等が期待できます。
市内に全国的に有名な観光名所はありませんが、多彩な地域の魅力に光をあて、その地域の魅力を活かした観光を“こしがや”の新たな都市型観光とします。地域の関係者が一体となり、観光によるまちづくりに取り組むことで、新たな活力を創出し、経済波及効果に広がる成長分野として推進していきます。
新たな“こしがや”都市型観光の推進
“こしがや”に住む誇りと“こしがや”に訪れる喜びが実感できる観光によるまちづくりに、関係者が一体となり、チャレンジします。
- 都内及び他の観光地とのアクセスの良さ(集客・送客の拠点)を活かします。
- 越谷レイクタウンにおける年間約5,000万人(計画策定時)の交流人口を活かします。
- (株)JTBと連携し、旅行会社のノウハウを活かします。
- 5本の1級河川と豊かな水辺空間を活かします。
- 田園風景と高品質な農産物を活かします。
- 地域の魅力を磨きあげ観光資源として活かします。
6つの基本方針
基本方針1「観光資源のブラッシュアップ」
市内の観光資源に新たな価値を加え、見せ方を工夫するなど、人を外から惹きつける魅力の向上を図ります。
主要施策
- 地域資源の分類と再ブランディング
- ★水辺空間を活用した新たなコンテンツづくり
- 歴史、伝統、文化を組み合わせた魅力の創出
- 景観の魅力を再発見する仕組みづくり
※必要性や効果等を検討し、特に重要なものをリーディングプロジェクト(★)として位置づけています。
大相模調節池【ディンギー(小型ヨット)】
日本庭園「花田苑」
基本方針2「イオンレイクタウンや地域産業を活かした取組の推進」
市内には年間約5,000万人(計画策定時)が訪れるイオンレイクタウンや首都近郊の地理的特性を活かした農業など、観光資源としても価値ある産業があります。これらを観光の視点で活かします。
主要施策
- ★イオンレイクタウンとの連携と回遊性の向上
- ★食を活かしたトップブランドの創出
- 中心市街地や地域産業の観光資源化
大型商業施設「イオンレイクタウン」
観光ボランティアガイド
基本方針3「新たな魅力の創造と観光基盤の整備」
市内に数多くある知られていない地域資源(地域のネタ)を観光資源として掘り起こし、新たな魅力の創造に取り組みます。また、旅行会社(株)JTBとの包括連携協定を活かした事業や宿泊施設、交通インフラの整備などを促進します。
主要施策
- 時代を先取りする地域の魅力の掘り起こし
- ★(株)JTBのノウハウを活かした展開
- ★宿泊施設や公共交通などの観光基盤の整備
基本方針4「観光を核としたブランドプロモーションの推進」
SNSを活用したPR戦略や越谷特別市民「ガーヤちゃん」、こしがやブランド認定品※の活用など、市のイメージ向上につながるブランドプロモーションを推進します。
主要施策
- ★ターゲットを明確にしたプロモーションの強化
- こしがやブランド認定品※および伝統的手工芸品等の普及
※「こしがやブランド認定事業」については現在終了しており、新たに「こしがや愛されグルメ認証事業」を実施しております。
基本方針5「訪日外国人旅行者の誘客と広域観光の推進」
年々増加している訪日外国人旅行者のしこうにあった観光メニューの企画・実践や受入体制の整備などに取り組みます。また、他の自治体や民間事業者と連携し、相乗効果が期待できる広域観光を推進します。
主要施策
- ★訪日外国人旅行者を対象にしたクールなコンテンツづくり
- 東京オリンピック・パラリンピックに向けたオンリー1の取組
- 訪日外国人旅行者の受入体制の整備と地域一体のホスピタリティ力の醸成
- 人の移動と交流(集客・送客)に着目した広域観光の推進
基本方針6「シビックプライド(郷土愛)の醸成と観光人材の育成」
市内には「越谷といえば○○」というものが乏しく、市民の観光の意識は高いとはいえません。市民が地域をよく知ることで、愛着を持ち、誇りを持てるシビックプライド(郷土愛)の醸成を図ります。また、持続的に観光に取り組む人材の育成とおもてなし力の向上に取り組みます。
主要施策
- ★シビックプライド(郷土愛)の醸成
- 観光を持続的に推進する人材の育成とおもてなし力の向上
越谷市観光振興計画
第1章「観光振興計画の趣旨」(1頁〜4頁)(PDF:1,362KB)
第2章「越谷市を取り巻く観光の外部環境について」(5頁〜19頁)(PDF:2,634KB)
第3章「越谷市の観光の現状と課題について」(20頁〜30頁)(PDF:3,719KB)
第4章「観光振興の将来像と基本方針」(31頁〜32頁)(PDF:907KB)
第5章「観光振興の主要施策」(33頁〜44頁)(PDF:2,434KB)
第6章「推進体制と進行管理」(45頁〜49頁)(PDF:1,987KB)
巻末資料:その他調査資料・裏表紙(PDF:12,131KB)
概要版
※注釈:「(株)JTB」の表記について
(株)JTBは2018年(平成30年)4月1日にグループ組織の再編を行い、地域別・機能別の事業会社15社を本社に統一しました。そのため、越谷市観光振興計画策定時に「(株)JTB関東」の表記となっていた箇所についても併せて「(株)JTB」の表記に統一いたします。
進捗状況報告書
越谷市観光振興計画では、計画の進捗状況を確認するため、毎年目標値に対する実績値と達成率を測定することとしています。また、基本方針に位置付けた各種主要施策を検証し、課題及び今後の方向性を検討するとともに、主要施策に位置づけられている「リーディングプロジェクト」の具体的な取組内容を適切に把握、整理します。
さらに、2018年度(平成30年度)には2ヵ年の進捗状況を評価し、今後の方向性を評価する中間評価を実施し、2021年度(令和3年度)には5ヵ年を総合的に評価する最終総括を実施し、効果及び課題等を評価します。
2019年度(令和元年度)越谷市観光振興計画進捗状況報告書(PDF:414KB)
2018年度(平成30年度)越谷市観光振興計画進捗状況報告書(PDF:358KB)
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