現在の越谷市役所本庁舎は、昭和44年に建設され、既に45年以上が経過した建物です。現在の庁舎は、狭あい化や分散化が進み、防災対策、情報化・バリアフリー化への対応が不十分な状況にあります。
　また、耐震診断の結果「大規模地震が発生した場合、倒壊または崩壊する危険性が高い」とされ、地震への対策が喫緊の課題となっています。
　市では、本庁舎の整備について調査審議するため、本庁舎整備審議会を設置し、1年半にわたり検討が行われてきました。
同審議会からの答申を踏まえ、本庁舎の整備にあたっての基本的な方針や方向性などを示す「越谷市本庁舎整備基本構想」を策定しましたので、その内容と今後の予定をお知らせします。

平成26年度〜平成27年度中　基本計画（案）の検討・基本計画策定
　※本庁舎の具体的な整備規模、設置位置、各部署の配置、整備スケジュールおよび概算事業費等を盛り込んだ、より具体的な計画となる「本庁舎建設基本計画」を策定予定です。
平成27年度中〜平成28年度　基本設計及び実施設計
平成29年度〜平成32年度　 解体・建設工事

　平成25年4月に市長の附属機関として設置した「越谷市本庁舎整備審議会」において、本庁舎の整備について審議が行われ、平成26年9月に同審議会から市長に「越谷市役所本庁舎の整備について」答申がありました。
　市では、この答申を踏まえ、「越谷市本庁舎整備基本構想」を策定したものです。

　本庁舎整備審議会が実施主体となり行いました「越谷市役所庁舎に関する市民アンケート」及び、「越谷市本庁舎整備基本構想（素案）に対するパブリックコメント」にご協力、ご意見をいただいた多くの市民の皆様に御礼申し上げます。