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越谷市 Koshigaya City

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更新日:2023年8月4日

広報こしがやお知らせ版 令和5年8月のお知らせ、特集(1面から3面)

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広報こしがやお知らせ版8月号 No.1440

令和5年(2023年)8月1日発行
発行/越谷市 〒343-8501 埼玉県越谷市越ヶ谷4-2-1  電話:048-964-2111(代表) ファクス:048-965-6433
https://www.city.koshigaya.saitama.jp/ *広報紙は市ホームページからもご覧になれます 編集/広報シティプロモーション課
 掲載している内容は7月27日時点のものです。催し等の内容に変更が生じる場合があります。
今号には「こしがや市議会だより令和5年(2023年)8月1日号」を折り込んでいます

子どもたちが思い切り遊べる場所づくり ふるさと納税によるクラウドファンディング

プレーパーク移動型拠点施設(車両)購入プロジェクト

募集期間は8月20日(日曜日)まで
【お問い合わせ】青少年課 電話:048-963-9308

新型コロナウイルスワクチン接種 9月から令和5年秋開始接種が始まります

▶対象者:初回(1・2回目)接種を完了し、前回接種から3カ月以上経過する方
▶接種券:順次発送。65歳以上の方は8月21日(月曜日)以降に届きます。越谷市に転入してから一度も接種を受けていない方は申請が必要です
国の方針により、内容が変更となる場合があります
▶予約開始日時:65歳以上 8月25日(金曜日)、午前9時 そのほかの年齢 9月1日(金曜日)、午前9時

予約サポート窓口

▶日時:8月25日(金曜日)〜9月15日(金曜日)、午前9時〜午後4時30分
▶場所:市役所第三庁舎4階

令和5年春開始接種は8月31日(木曜日)まで 予約の受け付けは8月10日(木曜日)、午後5時までです

▶問合せ・予約:新型コロナウイルスワクチン接種コールセンター 電話:0120-701-333(午前9時〜午後5時)

8月1日(火曜日)、午後3時公開 越谷市デジタルアーカイブ

 デジタルアーカイブとは、市が所有する越谷市史や市の刊行物、地図、絵図、古文書、写真などを、いつでも、どこからでも見ることができるWEB(ウェブ)サイトです。越谷市デジタルアーカイブで閲覧できるものや、機能等を紹介します。
【お問い合わせ】生涯学習課 電話:048-963-9315

越谷市デジタルアーカイブトップ画面イメージ

(1) 越谷市史:市の古代〜現代の歴史をまとめた、『市史通史編』の全文検索が可能です。当時の文書などを紹介した『市史史料編』も見ることができます。
(2) 地域資料:図書館の蔵書のうち、市に関する本を電子書籍として見ることができます。
(3) 地図・絵図:江戸期〜昭和期の地図・絵図を画像で見ることができます。
(4) 古文書・近現代資料:西方村ほか市内の歴史がつづられた古文書『西方村旧記』を読むことができます。くずし字の表示切り替えができます

(5) 3D・パノラマ資料:大間野町旧中村家住宅と旧東方村中村家住宅を、あたかも施設内を移動しているように見ることができます。
(6) 音声・映像資料:昭和40年代以降の市政広報映像などを見ることができます。
(7) 写真:市史に掲載している写真や市が撮影した写真を見ることができます。
(8) 行政資料:市が刊行した計画や統計等の冊子を電子書籍として見ることができます。
(1) 地図から資料を探す:地図上で、各地点で撮られた写真を見ることができ、その地域の昔の様子が分かります。
(2) 地域学習用コンテンツ:デジタルアーカイブの資料の一部に解説を加えています。調べ学習等にご活用ください。
(3) 越谷市文化財ボランティア作成コンテンツ:越谷市文化財ボランティアの方がテキスト化した市の刊行物や、解読した古文書のくずし字などを掲載しています。
越谷市デジタルアーカイブはこちら。8月1日(火曜日)、午後3時公開
越谷市デジタルアーカイブ紹介動画はこちら

デジタルアーカイブ公開記念講演会

▶︎日時:8月26日(土曜日)、午後1時30分〜午後3時30分
▶︎会場:中央市民会館5階第4〜6会議室
▶︎テーマ:デジタルアーカイブでどんなことができるのか?〜探す・見る・活用する〜、「忍領の碑」はどこにあったか?〜デジタルアーカイブの活用事例〜
▶︎定員:100人
▶︎参加費:無料
▶︎申込み:8月1日(火曜日)〜24日(木曜日)、午後5時に電子申請または電話で生涯学習課へ

操作方法を知りたい時は

・越谷市デジタルアーカイブのトップ画面上部にある「利用ガイド」で操作方法を確認できます。操作説明の動画も掲載しています
・9月にデジタルアーカイブ操作研修会を開催し、使い方や資料検索の方法を説明します。詳しくは、広報こしがや等でお知らせします

特集 今、伝えたい私の戦争体験

 市では、「越谷市平和都市宣言」(平成20年11月3日宣言)の趣旨を踏まえ、平和に対する思いを深めるとともに、「戦争の悲惨さ、核兵器の恐ろしさ、平和の尊さ」を後世に伝える事業を実施しています。
 今号では、市内在住で「平和の語り部登録ボランティア」として活動している重園烱さんの著書「望郷紀行」および体験談から、終戦当時の暮らしと引き揚げまでの日々について紹介します。
【お問い合わせ】総務課 電話:048-963-9140

昭和20年、小学4年生の夏

 私は満州生まれの満州育ちで、家族は、父、母、2歳上の姉、妹3人(3歳、6歳、8歳下)、私の7人です。当時、満州の奉天(ほうてん)に住んでいた私は、小学4年生まで奉天弥生在満(ほうてんやよいざいまん)国民学校へ通学し、父を除く(兵役のため)家族6人で、終戦の半年くらい前から得利寺(とくりじ)に疎開しました。得利寺は日露戦争では激戦地でしたが、疎開当時、日本人は駅長一人だけという田舎でした。
 ある日、川に架かっている大きな橋の上を大きな戦車が何台も通るのが見え、私たちは「兵隊さんだ!」と叫んでそばに行きましたが、日本の兵隊とは違うようだと子ども同士で話していました。後で分かったことですが、参戦したソ連が旅順(りょじゅん)へと進軍する途中でした。この日から私の終戦の思いは始まるわけです。
 翌日、8月15日、全員12時に得利寺の駅に集合の触れが出ました。そこでラジオを聞かされ、日本が戦争に負けたことが分かりました。駅長から、すぐに家に帰って1時間後に手荷物を持って集合と告げられました。すでに現地の人たちの態度に変化が現れていました。

昭和20年8月15日、逃避行の始まり

 日本人がいる街、瓦房店(がぼうてん)まで徒歩で避難するとのことで、私たち家族6人の行進も始まりました。女子供が主体の団体なので赤ん坊の泣き声だけでも大変でした。赤ん坊の泣き声がすると、「泣き声で満人(満州国に在住する人)に見つかるから始末しろ」と言われていました。私が忘れられないのは、このとき、母親の手で死んでいった子どもたちのことです。
 私は、一番下の妹(当時2歳)の手を引っ張りながら歩きました。3日後、瓦房店に着き、銭湯に収容されました。

兵隊へ差し入れた青リンゴ

 私たち家族は、幸いにも自宅のある奉天(ほうてん)に帰る列車に乗ることができました。駅には貨車がたくさん停まっており、隙間から日本の兵隊さんがいっぱい乗っているのが見えました。私たちはこの季節にここで採れる青リンゴをたくさん持っていたので、この青リンゴを窓枠から差し入れてあげました。後に聞いたのですが、この兵隊さんたちはシベリアに送られる途中でした。
 また、私の母の妹、そして私のいとこ2人は、この奉天を目指して逃げてくる途中の難民収容所で全員亡くなりました。

終戦後から引き揚げまでの奉天での暮らし

 母、姉、妹3人と私は、無事に疎開先の得利寺から奉天へ帰ることができ、昭和21年秋の引き揚げまでの約1年間は自宅で過ごしました。奉天に戻ってからは、何か売らないと生きていけなかったため、私と2歳上の姉は、かごにたばこを入れ、売り歩いていました。

貨物船の船底での日々

 昭和21年秋、私たち家族は日本(長崎県佐世保市)に帰ってきました。自宅のあった奉天から引き揚げの乗船地である葫蘆島(ころとう)まで無蓋貨車(むがいかしゃ)で三日間かかりました。LST(戦車揚陸艦)と称するアメリカの貨物船に乗ったあとは、船底で1日35個の配給の乾パンをかじりながら過ごしました。

昭和22年、父との再会

 父は、シベリアで抑留されていましたが、昭和22年2月に帰国し、再会を果たしました。
 私たちは戦後、家族7人、誰一人も欠けることなく引き揚げて帰ることができました。これは、当時の事情からすれば奇跡とも言えることです。
 今振り返ってみると、あの満州での経験は本当にあったことなのかと思えてなりません。今までの人生で苦しいことがあればいつも終戦後のことを思い出し、頑張ってきました。私の人生はあの終戦の経験が育ててくれたのです。
 戦争を知らない世代に今、伝えたいことは、戦争は一般人が犠牲になるので、とにかく戦争は絶対にやってはいけないということです。

越谷市の平和への取り組み

・越谷市平和都市宣言の制定(平成20年11月3日)
・平和首長会議への参加

毎年の取り組み

・市内中学生による広島平和記念式典への参加
・平和展、平和講演会の開催(10月中旬)等

平和の語り部登録ボランティア募集

 市では、戦争を体験した方や海外における平和活動を体験した方で、小中学校や地区センター等で平和の大切さをお話ししてくださる方や体験談を文書等でお寄せいただける方を募集しています。

申込み

随時受け付けています。電子申請、電話、ファクスまたはメールで下記へ
【お問い合わせ】総務課 電話:048-963-9140、ファクス:048-963-7625、Eメール:somu@city.koshigaya.lg.jp

熱中症に気を付けよう

マスク着用時は、体内に熱が籠もりやすく、マスク内の湿度が上がることで喉の渇きに気付きにくくなります。マスクが必要ない場面では、マスクを外しましょう。
【お問い合わせ】健康づくり推進課 電話:048-960-1100

熱中症予防5つのポイント

(1)暑さを避ける
(2)適宜マスクを外す
(3)こまめに水分補給
(4)日頃から体調管理を
(5)暑さに備えた体づくり

熱中症かなと思ったらすぐに応急処置を

●涼しい場所へ移動
●衣服を緩めて体を冷やす首、脇の下、足の付け根を冷やしましょう
●塩分を含んだ水分補給を
熱中症について、15面健康情報コラムもチェックしよう

危険!

すぐに 電話:119で救急車を!
・自力で水を飲めない
・意識がない
・呼びかけに対する応答がおかしい

このページに関するお問い合わせ

市長公室 広報シティプロモーション課(本庁舎4階)
電話:048-963-9117
ファックス:048-965-0943

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