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みんなどうしてる?子どもの虫歯と歯科矯正【歯科矯正編】

ページ番号1883です。 2019年11月21日

2019年11月、情報を更新しました

6歳前後になると乳歯が抜けて、 永久歯の生え代わりの時期になります。
前歯の抜けた我が子の顔が、何となく大人びて見えてきますね。
でも――「あれ?何だか永久歯の生え方がおかしいみたい」
そう気付いて不安になってしまう親御さんも多いと思います。

今回は、いくらかかる?いつまでかかる?疑問がたくさん!【歯科矯正編】をお送りします。

前回記事:みんなどうしてる?子どもの虫歯と歯科矯正【虫歯編】

アンケートの内容
(1)矯正を始めた年齢(or学年)と、その経緯。
(2)矯正歯科を何件回ったか、その歯科に決めた理由。
(3)お子さんの矯正工程とかかる期間。
(4)おおよその治療費。
(5)矯正を始める前後のお子さんの様子は?
(6)お子さんの歯科矯正に関して何でも。

クワイエメンバー マユ

(1)矯正を始めた年齢(or学年)と、その経緯
現在、小学5年生の息子が小学3年生の夏休みに矯正開始。
小学3年生の新学期早々の歯科検診で、 虫歯要治療(※)と歯列の咬みあわせに難ありの結果。
咬み合わせに難ありと指摘されたのは、 上側の左前歯が斜めになって生えてきたからです。
特に乳歯が邪魔をしていた等の外的要因があった訳ではなく、 生えてきた時から斜めでした。
しっかり生え揃うまでには少しは変わるかと 安易に様子見していたのですが、全く変化がなく、 それで学校の歯科検診で指摘となりました。
罹りつけ歯科では矯正はやっていないので、どこか紹介できないか?と相談。
紹介状は書けないけれど、 近隣にある矯正をやっている歯科医をいくつか教えて貰いました。
教えて貰った矯正歯科の中で、ホームページに情報がたくさん掲載されている矯正歯科へ、 小学3年生の夏休みに入る直前、噛み合わせの無料相談に行きました。
(※)虫歯については、幼稚園年長で発覚。
虫歯が拡大しないのと削る治療で「歯科が怖い!」とならないために、 フッ素塗布などを受けながら毎年、様子見をし、小学3年生の6月に完治。

(2)矯正歯科を何件回ったか、その歯科に決めた理由
いくつか教えて貰った中で、 ホームページに情報がたくさん掲載されている矯正歯科へ無料相談に行き、 歯科医の対応等が分かりやすく好印象だったので、結局、他は回らずに決定。
矯正歯科を受けるにあたって、私自身が治療方法と共に気になっていたのが治療費。
その治療費についても「こういう治療でいくら掛かります!」とか、 「矯正をしていく上で、こういう状態になれば追加でいくら掛かります!」とか、 分かりやすく明示してくれたのが決めた理由です。

(3)お子さんの矯正工程とかかる期間
息子の場合、まだ乳歯から永久歯に生え変わる段階のため、 取り外しができるマウスピース型の矯正装置です。
上側の歯列を矯正なので、上側の歯列と上顎にはめ込むような形で装着しています。
食事をする時、歯を磨く時以外は矯正装置を付けて過ごしています。
このマウスピース型装置の装着期間としては、 乳歯がすべて永久歯に生え変わるまで。
生え変わった後に、顎のサイズ等で継続的に矯正が必要になった場合には、 いわゆるワイヤーでの矯正装置に移行すると言われています。
マウスピース型装置は、週に1回ネジを回して、 上側の歯列と上顎をキュッと絞めるような感じになるそうです。
矯正装置を付けた当初は、2週間に一回とか短いペースで受診だったので、 学校行事や自分自身の予定とのやり繰りが大変でしたが、 矯正装置と息子の歯の生え具合が良いタイミングになり始めると、 1ヶ月から1ヶ月半、2ヶ月と徐々に受診ペースが長くなりました。
矯正装置を付け始めて、丸2年経過となりますが、 一番最初に斜めに生えていた上側の左前歯は、ほとんどまっすぐな状態までになりました。
この2年間で前歯はすべて永久歯に生え変わり、 左前歯の隣の歯も変な位置で生えそうだったのですが、 矯正装置のおかげで歯列がガタガタになることもなく、きれに生え変わりました。
今は、3ヶ月に一度、受診をして、 マウスピース型矯正装置の具合や歯列の状態を確認して貰っています。

(4)おおよその治療費
マウスピース型矯正装置として、 30万円(消費税別)で他に矯正装置を作るまでの検査料が別途掛かっています。
この後、ワイヤーでの矯正装置に移行すると、さらに追加で費用が掛かりますが、 その旨もマウスピース型矯正治療に入る際に説明を受けています。
医療費控除の対象なので、一昨年、昨年と確定申告時、 他の医療費と併せて控除手続きをしています。

(5)矯正を始める前後のお子さんの様子は?
この小学3年生の夏休みを境に、クラスで5人ほどが矯正を始めていたので、 特に息子だけが目立つこともなかったです。
始めるまで、息子の中では、 「装置の装着が痛かったらどうしよう?」という不安が一番大きかったのですが、 無料相談の時、直接、息子と矯正歯科医が話をして、 歯科医の説明を理解した上で本人も納得して始めることができました。
年齢が上がれば矯正内容をしっかり理解できるので、 そういう点では、ちょうど良い年齢だったのかもしれません。
マウスピース型装置を装着直後は、「さ行」の発音が上手くできず、 ちょっと舌足らずなしゃべり方になってしまっていました。
でも、夏休み中に開始したおかげで、学校生活に影響はありませんでした。

(6)お子さんの歯科矯正に関して何でも
我が子の矯正を体験してみて思うことは、 「乳歯から永久歯への生え変わり時期を見逃さない!」です。
タイミング良く、矯正が必要な上前歯が順番に生え変わる時だったので、 一気に矯正が進みました。
しかし、永久歯へすべて生え変わった時まで、 この良い状況を保てるかどうかはまだ分かりません。
でも、すぐに相談できる矯正歯科医と出会えたことで、親としてはホッとしています。
今は、初回無料相談という矯正歯科医も多いようですので、飛び込みやすいと思います。
もし歯科矯正を考えているのであれば、まずは一度、相談をしてみてください!

クワイエメンバー タイコ

(1)矯正を始めた年齢(or学年)と、その経緯
10歳からはじめました。
生え変わる永久歯がとても大きくて、 素人目にも明らかにガタガタになりそうだったので。

(2)矯正歯科を何件回ったか、その歯科に決めた理由
2件。
まずはかかっていた歯医者さんの出張制?矯正で無料相談を受けてみました。
かかりつけの歯科医からはまだそんなに心配しなくても大丈夫、と 言われていたが矯正専門の医師からはすぐに始めたほうがいいと言われ、 価格、期間、システム等の説明を受けました。
矯正の相場も、なにを基準に決めていいのかも分からないなか、 ただひとつ、矯正の専門医さんの出張診察が行われる曜日が都合が合わなかったので、 もう一件、お友達に教えてもらった矯正歯科医院へ直接電話し、無料相談を受診。
矯正専門の歯科医院でもすぐの矯正を勧められ、 価格、期間、システム、治療の流れをざっくりと説明を受けたところ、 かかりつけ歯医者の出張矯正より安くてかつ治療(通院)日が選べること、 先生の説明がわかりやすかったことなどが決めてとなり、 無料相談を受けたその日に正式に治療を申し込みました。

(3)お子さんの矯正工程とかかる期間
顎の大きさに対して永久歯が大きすぎるため、まずは顎の成長を促すことに。
ひとまず1年ほどを目安に就寝時に装着する装置で現在矯正中です。
今後、すべて永久歯に生え変わったときにまた、 その時の歯並びを見て今後も治療を続けるかどうか検討するとのことでした。

(4)おおよその治療費
精密検査料金 約38,000円
基本料金 約230,000円
(永久歯に生え変わる前なので通常の基本料金の3分の2程でした)
調整量 約3,300~5,400円/回

(5)矯正を始める前後のお子さんの様子は?
母(私)の歯並びが非常に悪いため、子どもには幼い頃から 歯並びだけはキレイなのがいいよ、と言い続けていました。
そのせいもあってかなんの抵抗もなくすんなりと治療に入っていました。

(6)お子さんの歯科矯正に関して何でも
一般の歯科の先生と、矯正専門の先生では矯正に対する考え方が まったく違うケースもあるのだなぁ、というのが経験してみてわかりました。
悩んだら、やはり専門の先生に相談されるのがいいと思います。

アンケート協力者 みどりがめ

長女の場合

(1)矯正を始めた年齢(or学年)と、その経緯
中1。
以前から矯正は考えていたが、 八重歯が上の方にとどまり下りてこなくなった事と
顎関節症の疑いがあった為。

(2)矯正歯科を何件回ったか、その歯科に決めた理由
2件。
歯並びだけでなく顎関節の事まで含めて説明してくれたから。
知人が多く通院していたから。
本人が「こっちがいい」と希望した為。

(3)お子さんの矯正工程とかかる期間
上顎骨拡大装置で上顎骨を横に広げた後、マルチブラケット装着。
約2年半+保定期間1年。

(4)おおよその治療費
トータル約80万円

(5)矯正を始める前後のお子さんの様子は?
意外に多くの友達が矯正をしていた事がわかり気楽に考えていたが、 いざ器具を装着すると口の中の違和感や痛み、 それに伴う食事の不便(2、3日間はおかゆや蒸しパン、ヨーグルト、 ゼリーなど柔らかい物しか食べられなかった)、 今までより丁寧な歯磨きなど苦労をしていた。
器具の装着から5日程経った頃からは、だいぶ慣れてきた様子。

次女の場合(反対咬合)

(1)矯正を始めた年齢(or学年)と、その経緯
小1。
受け口の為、同じく以前から矯正を考えてはいたが、 まだ様子見でいいかなと保留にしていた。
ところが先に始めた上の子の矯正相談に行った際、 「下の子の受け口の方が深刻だなあ。」と言われて。

(2)矯正歯科を何件回ったか、その歯科に決めた理由
2件。
上顎と下顎の骨の成長時期の違いや、 過去の治療の事例などの説明に納得がいったから。

(3)お子さんの矯正工程とかかる期間
1期(1〜1年半)上顎拡大装置
2期(2年) ワイヤーブラケット

(4)おおよその治療費
トータル約80万円

(5)矯正を始める前後のお子さんの様子は?
拡大装置を付けてからまだ1週間あまり。
時々器具の針金部分が当たって痛いと言う時があるがだいぶ慣れてきた様子。
給食時には装置を外してケースで保管しなくてはならず、 それが一人でちゃんとできるのかとても心配だったが、今のところ破損紛失はない。
矯正装置は「自分で管理しなくてはならない大切な物」という自覚が少しはあるようだ。

(6)お子さんの歯科矯正に関して何でも
親としては自分の歯並びがとても悪く苦労したので、 子供の歯並びは綺麗にしたいという思いはあった。
しかし治療期間が長い事や治療費が高い事で数年間悩躊躇した。
というよりは「考え中」ということで現実逃避をしていた。
実際病院を選ぶ段階で探すと山のように矯正歯科があったが、 最終的には知人の話や実際に病院で相談(だいたい2000円)して決めた。
歯並びは病気ではないので矯正をする・しないの判断が
最終的には本人と親の意思に任せられるところが難しい

クワイエメンバー fika

(娘が歯科で矯正を勧められ、矯正歯科へ行きましたが、 始めるのは3年程度後からとの診断で、現在保留中。)

(1)矯正を始めた年齢(or学年)と、その経緯
小学3年生。
虫歯の治療を行った際、先生から勧められた(矯正歯科を紹介)。

(2)矯正歯科を何件回ったか、その歯科に決めた理由
1件。
紹介だったのと、同じ小学校のお子さんが何人か通っていて、 とても良いとの評判だったので。

(3)お子さんの矯正工程とかかる期間
現在保留中で、実際の治療は6年生頃から。
全体的に歯が非常に大きく、 あごの骨を拡張する装具では間に合わないと思われるので、 抜歯をした上で矯正することになる。
装具を付けて2年くらい、 その後矯正した歯を固定するためにまた2年くらいと言われた。

(4)おおよその治療費
相談のみだったため、無料。

(5)矯正を始める前後のお子さんの様子は?
「矯正を始めるかも知れないよ」と言ったが、 特に不安がっている様子はなかった。

(6)お子さんの歯科矯正に関して何でも
歯科医に勧められて、初めて考えた歯科矯正ですが、 歯の矯正が珍しかった私の子ども時代と違い、 周りに尋ねると意外に「ウチの子もやってるよー」という人が多かったです。
保険がきかないので費用も高額になり頭が痛いですが、 この先子どもが何十年も共にする歯なので、 必要経費でしょうがないか…といった感じです。
自分の歯並びが非常に悪いので、 子どもの歯並びは出来る範囲できちんとしてあげたい気持ちもあります。

【2019年11月追記】長女の歯科矯正、その後 
※前回記事より5年の月日を経て、いよいよ歯科矯正を始めました。

(1)矯正を始めた年齢(or学年)と、その経緯
13歳(中学2年生)。
5年前の無料相談の際、永久歯に生え変わったら始めましょうとのことで、 乳歯が残り1本となったタイミングで、再度歯科矯正を始める計画を立てました。

(2)矯正歯科を何件回ったか、その歯科に決めた理由
無料相談3件。その他、電話での問い合わせ4件くらい。
5年前に相談に行った歯科は自宅から少し距離があったため、 いざ始めるとなると「どうせなら近いところがいいんじゃない?」と欲が出てきてしまい、 徒歩で行ける距離にある何軒かに無料相談に行きました。
が、ここで予想外のことが。
ほとんどの歯が永久歯に生え変わっていたことで、 自分のところでは扱えないと言われたり、中には「もっと早く来ないとダメだよ」と言う先生も。
「え!?だって生え変わってからって言われたよ(゜Д゜;)!?」と驚きつつも、 「もしやゆっくりし過ぎたのか私!?」と、正直かなり凹みました(泣)。
また「矯正歯科」と一口に言っても様々で、新規の患者は受け付けていなかったり、 「矯正歯科」と謳ってはいるものの、実際は月に数日、外部の専門医が来るだけのところもありました。
そんなこんなの紆余曲折の末、5年前に相談した歯科にはカルテが取ってあり、 また応対も安心感のあるものだったので、そこでお願いすることに決めました。
(結局「最初からそうすれば良かったのに…」という、完全に私の自業自得なのですが、勉強にはなりました(^_^;))

(3)お子さんの矯正工程とかかる期間
上顎内側のアーチの様子 ブラケットを装着した様子
【上顎】歯が倒れてこないようにするためのアーチを内側から取り付け
 →永久歯1本・乳歯1本を抜歯
 →ブラケットを装着 ※現在ココ
 →抜歯した乳歯のあとに永久歯が出てくるのを待って、それを抜歯
 →そのあとに、奥深く埋まっている最後の永久歯が出てくるのを待つ
【下顎】永久歯2本を抜歯→ブラケットを装着
動的治療(装置を装着して歯を移動させる)期間・・・2年半
保定(移動させた歯を押さえておく)期間・・・2年以上

(4)おおよその治療費
精密検査料 35,000円
基本料金 550,000円(開始時と1年後の分割2回払い)
調整料 5,000円/回
永久歯の抜歯料:約3,000円/本(かかりつけの歯科医院で。乳歯は無料)

(5)矯正を始める前後のお子さんの様子は?
永久歯を抜く時はちょっと怖がっていましたが、 既にじたばたする年齢ではなかったので、淡々と治療を進めていっている感じです。
ただ、やはり抜歯とブラケットを装着した後は痛みがあり、 数日間痛み止めを飲んだり、ヨーグルトなどの柔らかいものを食べたりしてしのいでいました。

(6)お子さんの歯科矯正に関して何でも
歯科矯正を始めるにはかなり遅咲きの、13歳という年齢から始めることになりましたが、 結果的に、子ども自身がその意義にきちんと納得をし、 多少の痛みにも耐えて治療に前向きに取り組めるような年齢だったことで、 親の精神的負担はかなり減ったのではないかなと思っています。
13歳でも歯はきちんと動くのだろうか?という心配もあったのですが、 あっという間に歯並びの凸凹が少なくなってきていて、やはり若さって素晴らしい!と思っています(笑)。
今回の悪あがき紆余曲折の中で、小学校低学年の時に行った矯正が、 中学生になってまた元に戻ってきてしまった、という話も聞きました。
一方、中学生は部活動などで忙しく下校時間も遅いため、 なかなか日にちの調整が難しいなどの不都合な点もあります。
いつ頃から始めるのが良いのか、開始時期が前後したときにどんなリスクとメリットがあるのか、 信頼できる矯正歯科の先生と、長いスパンを見据えての相談をすることが必要だと思いました。

 

一言で「歯科矯正」と言っても、 そのお子さんの年齢や歯の状況によって、 矯正方法や期間、治療費などは千差万別です。
やはり「あれ?」と少しでも気になったら、生え代わりの時期を見逃さず、 矯正専門の歯科で診てもらうのが良いようですね。
また費用も高く、長期間にわたり継続する必要もあるので、 親御さんも大変ですが(時間的にも経済的にも!)、 お子さん自身がその必要性を理解することが、 歯科矯正をスムーズに続けて行くための第一歩のようですね。

(2014年9月 byクワイエメンバー fika)
(2019年11月 追記)

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子ども家庭部 子ども施策推進課 (第二庁舎2階)
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