小学生の頃は、授業を聞いて宿題をこなしていれば、テストの点数が取れていたのに、 中学生になったら、授業を聞いているのに! 宿題をやっているのに!
でも、定期テストの点数が伸び悩み・・・
塾? 通信教育? 子ども自身の家庭学習で乗り切る?
中学生は高校受験が控えているため、つまづきが大きくなる前に対処したいところ。
そういう経験から中学生の塾選びについて体験談も交えた記事にしました。
中学生の学習塾:講義形式
大きく4つに分類されていて、集団指導、個別指導、家庭教師、通信教育 です。
子どもの数が少ない昨今、どの塾も特色を出して生徒の獲得に熱心です!
お子さんと塾との相性や学習の習得具合などで見極めていくのですが、 体験授業等がありますので、参加してみた上で決定が良いですね。
ちなみに、資料請求や問い合わせをしても、 頻繁に電話が掛かってくるようなことはありませんでしたよ!
集団指導
講師1人に対して10人前後の生徒が黒板を利用して一斉講義形式。
メリット | まわりに仲間がいて、常に刺激を受けられる点 |
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デメリット | 一斉講義のため、それぞれの理解度を把握しにくい点 個人個人へのフォローがしにくい点 |
個別指導
教師1人に対して生徒1人の完全個別講義形式や、教師1人に対して生徒2~4人の少人数講義形式。
メリット | 生徒の学習進度や部活動などの都合に合わせて講義を受けられる点 少人数での学習なので、質問しやすく目が行き届く点 |
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デメリット | 周りに競争相手がいないので、刺激を受けにくい点 他者と自分の理解度を比べにくい点 |
家庭教師
教師が自宅に訪問して行う講義形式。
メリット | 学力・目標にあわせた勉強メニューを臨機応変に組み立てる点 1対1なので、目が行き届く点 |
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デメリット | 自宅に訪問なので、学習する空間を空けておくことが必要な点 見慣れている空間なので、学習を受ける意識を持続しづらい点 |
通信教育
PC・タブレット・スマホアプリ等を利用して子ども自身が学習する形式。
メリット | 子どもの勉強するタイミングで学習できる点 |
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デメリット | 子どもがやる気にならないと学習が進まない点 自ら学習することが身に付いていないと学習を進ませられない点 |
中学生の学習塾:費用面
通信教育 < 集団指導 < 個別指導 < 家庭教師 の順に金額が増える傾向です。
個別指導においては、1週間に通う日数=学習教科数で料金設定がされているので、 例えば、英語と数学を習いたい=週に2日通塾する料金となります。
しかし、集団指導の場合は、科目数で料金設定がされているので、 例えば、週に2日通塾の中で、5教科の学習をしていれば、5教科分の料金となります。
集団指導であっても、教科によってインターネット学習と併用、個別指導と併用があったり、 個別指導でも1対1形式と1対2~4形式では、完全個別の1対1形式の方が高額です。
そして、「授業料」と言っても、授業料のみで教材費や施設使用料が別途掛かるパターンもあれば、 教材費や施設使用料も込みで授業料と表記していることもあります。
資料請求したり、塾に問い合わせをして、しっかり聞いておきましょう。
授業料が安い!と思ったら、教材費がすべて別途請求で、 他の塾と比べたら実は高くなるってことありますので・・・
また、学校の長期休みに合わせて夏期講習、冬期講習、春期講習は、 通常の通塾とは別に費用が掛かります。
季節講習については、通常授業よりも金額設定が安いようですが、 それでも夏期講習は、通える期間が長く、 お盆前後に塾全体が夏季休業になりますが、それ以外すべて通塾となれば
30日前後通うことになるので、料金も高くなるのは想像できるかと思います。
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(2019年 8月 by クワイエメンバー マユ)