コロナ禍で家にいることが多くなり、小さなストレスが積み重なってきた昨冬。
何かリフレッシュできるアイテムはないかと思っていたところ、ふと見たテレビで女性茶人の番組が流れており、「そうだ、抹茶を点ててみよう!」と思い立ちました。←単純
身の回りにお茶関係のものは何も持っていなかったため、早速シンプルなセットをネットでポチりました。
数日後、抹茶セット到着~!
とりあえず揃えてみたのは、
- 抹茶茶碗
- 茶筅(ちゃせん)とくせ直し
- 茶杓(ちゃしゃく)
- 抹茶 の5点。
いざ、我がリラックスに向け、茶人気分でスタート!
抹茶を点ててみます
優雅にお庭で…といけばいいのですが、そこは小市民の我が家。
狭~いキッチンで準備を始めます。
【1】お湯を沸かして茶碗を温め、茶筅を湿らせておく
竹でできた茶筅は、乾いたまま使うと折れやすくなり、あの「シャカシャカ」もしにくいのだそうです。
茶碗をお湯で温めるのと同時に、茶筅もお湯に漬けておきます。
【2】抹茶を茶碗に入れる
抹茶を茶杓に2杯取り、茶碗に入れます。
この時に茶こしを使ってダマをなくすと、飲み口が圧倒的になめらかになります。
(私は100円ショップで茶こしを買って、真ん中の写真のように茶杓でダマを潰しています。)
【3】お湯を入れる
お湯は60~100mlくらいでお好みの量を。
私は70ml入れるのが、一番バランスが良いように思いました。
(抹茶の味がしつつも、きちんと量があるので)
お湯は熱湯ではなく、80度くらいに冷ましてから注ぎます。
【4】さあ!シャカシャカします!!
いよいよ抹茶の代名詞、あの「シャカシャカ」タイムです!!
やや茶碗を低めの位置に置いて脇を締め、茶筅は「w」の字を描くように、直線的に前後に動かすと泡立ちやすいようです。
ちょっとイケてる自分の姿にほくそ笑みつつ、手早くシャカシャカして、きめ細かい泡が立ったら出来上がりです!
子どもからプレゼントされたお気に入りの手ぬぐいを敷いて、お菓子と一緒にセッティング
(お菓子といっても、スーパーで売っているラムネ菓子ですが(汗))。
ちょっとお高い和菓子といただくのもよし、家にある子どものおやつを拝借するのもよし♪
お手入れや保管方法など
使ったあとの茶筅は、水の中で振り洗いをして乾かします。
この時、左の画像のように「くせ直し」を使うと穂先のカーブが保たれ、カビが生えにくく保管もしやすいかもしれません。
私は家にあった竹籠に一式を入れ、手ぬぐいをかぶせて食器棚の中で保管しています。
かなり我流の抹茶の楽しみ方でしたが、自分のために自分で点てたお茶は、気持ちに余裕を持たせてくれる気がします。
道具も完全に揃える必要はなく、茶筅は泡だて器で、抹茶茶碗は大きめのお椀で代用できたりします。
またネットで検索すると、茶道を気軽に楽しむ方法がたくさん出てきます。
この記事で、抹茶を身近なリラックスの一方法として感じていただけたら幸いです。
(2021年6月 byクワイエメンバー fika)