みなさん、突然ですが資産形成ってどうされてますか?
私は2人の小学校高学年の子どもがいますが、この年になるとまわりに受験をする子も出てきます。そんな時、いよいよリアルになる養育費の話題。標準的なルートで考えて、公立中学校と公立高校の3年間で約150万円ずつ、大学に進学すると私立文系で約400万・私立理系だと約550万だとすると、トータルで700~1000万。ここに塾代が加わって、2人分で、そこに老後の資産もと考えると・・・なかなか不安になる金額です。同僚の中には大学入試を控えた1年間に300万かかったという人もいました。
そんな時にSNSでよくあがってきた積立NISAの広告。なんとなく聞いたことがあるけど、投資とか難しそうだし、リスクがあって怖い印象。でもまわりに聞いてみると意外にやってる人も多く、よく説明を読んでみると、面倒くさがり屋の私でもできそうと思い2021年に重い腰を上げて積立NISAをはじめました。
積立NISAとは?
2018年からはじまった少額投資非課税制度です。通常、投資で得た利益には税金がかかりますが、積立NISAでは非課税となります。ただし、非課税となる投資枠は年間40万円で、最長20年間。
少額で長期的にコツコツと貯めたい方に最適で、最初に銘柄や金額を設定しておけば自動的に積み立てられるので初心者にも簡単です。途中で金額や銘柄を変更したりもできます。
現行のNISAは2023年で終了し、2024年から新NISAが始まります。非課税期間が無期限になり、さらに長期投資のメリットが活用できるようになります。また、上限投資額も拡大され、生涯投資枠1800万円(年間360万円)まで投資が可能となります。
始めるには
まずは証券会社を選び、口座開設手続きを行います。取り扱っている商品数・手数料・サイトの使いやすさ・クレジットカードとの相性・ポイントの還元等、自分に合うものを選ぶと良いと思います。
私は手軽で手数料も安いネット証券にしたので、申し込みはオンラインで数十分で完結しました。あとは数日待つとメールで口座開設完了とログインIDが届くので、ログインして各設定ができたら完了です。
開設後
私は面倒くさがりなので、基本ほったらかしです。口座開設して約2年ですが、運用状況を確認したのも10回もいかないくらい。マイナスになっている時はちょっと不安になりますが、長期運用が原則なので気にせず気長にやっていきます。今回この記事を書くにあたり久々に確認したところ、プラス十数万になってました。投資なので元本保証はないものの、銀行の金利よりずっと良い!
来年からNISAの仕組みが変わります。今年はジュニアNISAができる最後の年になるため、駆け込みでジュニアNISAもはじめました。親がまず証券口座開設をし、そこから子どもの口座開設をするため少し手間がかかる印象でした。入出金する銀行も子ども名義でないといけない点も注意が必要です。
証券口座を開設してよかったこと
家族とお金の話をしたり本を読んだりすることで、子どもも興味を持ってくれたことです。学校で配られた金融教育のオンラインセミナーのチラシをみて参加したいと言ったので、さっそく親子で参加しました。そこから株にも興味を持ち、株の売り買いをシミュレーションするゲーム要素のあるアプリでも遊んでました。自分の好きなゲームや商品を扱う会社に投資したいといっているので、そこはこれからチャレンジ予定。
自分自身も資産運用に関しての知識もない中、少しずつ勉強をして、子どもと一緒に考えたりすることもできる良い機会になったと感じています。
お金との正しい付き合い方を身に着け、将来に備えるため、これからも子どもと一緒に取り組んでいきたいと思います。
(2023年7月 byクワイエメンバー:はるかず)