我が家は毎年、木更津の海で行う「すだて遊び」に出かけます♪
【すだて遊びとは】
簀立(すだて)とは昔ながらの漁法のひとつで、沖合の海中に簀を立て、満潮時これに入った魚を干潮を待って捕らえる方法。
高さ2mの簀を長さ60~70mほど直線(スタッポ)に立て、スタッポの先に直径20mほどの円形の定置網(大カサ)を張り、その大カサの中に、さらに小カサが仕掛けられている。
上から見ると、ちょうどキノコのような形です。カサにはそれぞれ魚の入口が一ヶ所あり、口部には返しがつけられ、魚は一度入ったら出ることが出来ないようになっています。
なんと!江戸時代から楽しまれていたそうです。
【胴長選びから始まる!】
木更津に着いたらまず自分のサイズに合った胴長を見つけて着替えますが、その前にトイレをすませておきましょう。(船内にもトイレはありますがワイルド仕様です。)
胴長は子ども用から長身の男性用までサイズがあるので安心です。
水の中に入ると水圧でピタっとしたり、サイズが大きすぎると歩きにくいので自分のサイズに合ったものを選ぶといいですよ。
ジャストな胴長はすだてを制すといっても過言ではありません。気分は兄弟船です。
【いざ!船に乗って沖の仕掛けへ!】
宜候~♪
移動中は危険なので船の上では立ち上がったりしないでね。
潮風を感じながら沖のスポットを目指しましょう!プシュっとあけて乾杯する姿もチラホラ。
胴長を着ているので潮が引けて来たら水に入れますよ。
転ぶと胴長ごと水浸しになるので注意が必要です。子どもと手をつないで下さいね。
【すだて遊びスタート!】
漁師さんがエイやクラゲなどをよけて安全が確保されて、ひざ丈くらいに潮がひけてきたら網を持ってすだて遊びスタート!
仕掛けの中にレッツゴー♪
鯛やスズキなど大きな魚はよく見えるので狙いやすいのですが、とっても泳ぎが早いし重たいので子どもには難易度高いです。
大きな魚は捕まえた後もハトヤ並みにピッチピチですから尾やヒレで怪我しないようにしてくださいね。逆に小さい魚でも尾やヒレはとがっていて危ないので網から外すときは要注意です。
アジやコハダなどメジャーなお魚だけではなくて、砂の中に隠れているヒラメ、仕掛けの隙間に潜んでいるワタリガニやエビ、タコ、イカなどなど、様々な海の生き物を捕まえることができます。
毎年同じ魚が捕れるわけではなく運の要素があるのも魅力です♪
【船の上で美味しいお食事♡】
すだての後は船の上で美味しいお食事をいただきます。
穴子の天重や貝の味噌汁、捕まえた魚介類もお刺身でいただきますよ。
船の上でいただく食事は格別です!
ちなみに私は調理師なのですが、職業柄でしょうか船の上で調理するケータリング船にとても憧れていて、おばちゃん達に出会ったらつい手を振ってしまいます。
私のような変なテンションの客(ファン)にも大らかな笑顔と共に手を振り返してくれるエンターテイメントも含めて、ケータリング船が大好きです。おばちゃん推しです。
【船が浮くまで干潟で遊ぼう♪】
すだては木更津の沖で行いますが潮がひいて船は打ち上げられた状態になるのです。
なので潮が満ちて船が浮き上がるまで干潟で思いっきり遊びます。まるでMY干潟です。
潮干狩りや砂遊び、小さな海の生き物を探して遊びます。
遠くの船を眺めたりして、ゆっくりと船が浮くのを待つ時間もいいものですよ(^-^)
【新鮮なお魚ゲット!】
すだてで捕まえた魚介類は持ち帰ります。
新鮮なうちに調理をして、お魚を楽しみに待っている人達とみんなでいただきます♪
すだて遊びご興味のある方は是非いってみてくださいね♪おすすめします!
(2023年8月 byクワイエメンバー:ミサペイ)