越谷市内には、子育て支援、高齢者や障がい者支援などに尽力をしている団体等がたくさんあります。
それぞれが良い活動をしていても、実は課題があったり、困りごとがあったり。
各団体での活動だけでなく、互いが連携し合って問題解決していくことができたら!との目的で、年に数回、集まって
情報交換をしている場があります。それが「越谷ごちゃまぜの会」。
ご存じの方が少ないと思うのですが、コロナ禍でも活動を継続して、今年は、こどもに関する支援を目的とした部会が発足しました。
今回、【こども支援部会】のイベントに参加した報告記事です。
越谷ごちゃまぜの会とは
「埼玉県立大学研究開発センターHプロジェクト」 の一環で、2023年からスタートした活動です。
越谷市で様々な活動をされている団体・個人の取組みを紹介しながら、支援を必要とする人が抱えている課題や困りごとを共有し、課題解決につなげていくことが活動の目的です。
第1回から第6回までは、越谷ごちゃまぜの会の立上げ・運営を支援してきた埼玉県立大学・川越雅弘教授(現在、一般社団法人地域包括ケア推進支援機構代表理事)が主導でしたが、第7回からは越谷市で活動されている団体とともに運営されています。
ちなみに、第7回越谷ごちゃまぜの会では、「こしがや子育てクワイエ」の活動について紹介する時間をいただきました。
新たに発足【こども支援部会】
2026年に入り、こどもに関する支援がごちゃまぜの会・部会となって発足。
日頃、越谷市内のこどもたちの健やかな成長や人権を守るための活動を行っているNPO法人越谷こどもサポートネットワーク が、今回の共催。
【こども支援部会】では、『こどもの声を聴く』ことに着目し、こどもが関わる団体の皆さんと、地域でこどもを支えることについて話し合いました。
地域で子どもを支える~子どもの声が届く社会を目指そう~
2026年1月18日(日曜日)・りそなYOUTHBASEせんげん台にて、越谷ごちゃまぜの会【こども支援部会】が開催されました。
参加者は、大人→女性12名、男性11名 こども→女性1名、男性3名。
埼玉県や越谷市の行政機関へ所属者も参加したり、こども達も大人がどんな話をしているのか気になっていました。
越谷ごちゃまぜの会の立ち上げをした川越先生も参加してくださり、会の趣旨を説明してくださいました。
また、今回、フィッシュボウル形式で意見交換すため、一般社団法人TOKYO PLAYプロジェクトマネージャーの神林俊一さんがフィッシュボウルファシリテーターとして参加。
多くのご意見・想いを聞き出してくださいました。
ちなみに、『フィッシュボウル形式のディスカッション』とは、対話型で、金魚鉢のように丸く二重円を作り、内側と外側に参加者を配置。
内側の円では少人数で積極的に意見を発言し、外側は内側の対話を観察・傾聴します。外側の円で参加しているメンバーももちろん発言はできます。内側の円に空席を用意して、外側の円で参加している人が発言する際に、内側の円の空席へ移動して発言します。
今回は、2つの議題に対して、フィッシュボウル形式で活発な意見交換をしました。
一つ目の議題は、『こどもの声との向き合い方』
・こどもの声を聞きたいから来て・・・で集めたら本音は出ない。
・言うつもりじゃなかったけれど話しちゃった。これが大事。でも、大人側が気づけているのか?
・この人なら自分の想いを感じてくれると思うと、こどもは話す。毛穴を立ててこどもの想いを聴く。
・できるだけ対等な関係が必要で、こどもと同じ環境(景色)を見ると気付ける。
・表情・感情が出しにくい環境では、こどもは発しない。
・こどもとの信頼関係だけではダメ?人としての相性まで考えたらどうか?
・親には話さないけれど、別の大人には話せる。知らない人には言える。
・第三の居場所が無さすぎる? 目線を合わせるための居場所は少ない。
・今のこどもは忙しすぎる、こども食堂を会食にしても来ない、でも、こどもが行きたいと思える場所なのか?
・自分の気持ちを表せるAIが欲しい。
・大人が代弁することは、こどもの気持ちに沿っていない。
・こどもは大人が喜ぶことを言い、実は冷ややか。
小学生が自分の想いを伝える動画を拝聴しました。
その中に自分の気持ちを表せるAIが欲しいと。こども自身も大人に聞いて欲しいことが分かりました。
二つ目の議題は、『こどもの声をどう反映する?』
・活動している大人と繋がれたことで、自分の活動ができた!そういう想いを若い世代に広めたい。
・学校などが第三の居場所になるのでは?
・場所にこだわらず、「人」がいる場所が『居場所』
・こどもに対して一緒に変えていこうと想いを伝え、信頼関係を築く。
・信頼関係を築く中で、こどもの好きなことが出てきたら、しっかり調べて対応する。
・こどもの支援に、教育が表に出てこない。
・ただただこどもの声を聞くことができているのか?大人のバイアスを掛けずに伝えること。
・こどもの声には、保護者(親)の声も含まれる。
・ 個の声、全体の声。様々な声がある。
これが正解です!は無いため、それぞれの想い・気持ちを表せることが、次への一歩に繋がると感じました。
二つ目の議題は話し合っていく中で、行政機関に所属する方から、現状の話もお聞きできました。
参加してみて
今回、教育関係者の参加は無く、こどもを取り巻く環境としては、教育現場は切り離せないと感じます。
だからこそ、教育現場から見るこどもの現状を語って欲しかったと思いました。
子育て世代は、育児・家事・仕事と、いくつものワラジを履いて、息つく間もないくらい忙しいからこそ、何かをするのに面倒だから、見て見ぬふりや臭い物に蓋をするが日常的に多く、これは、無知・無関心が招いていると感じています。
でも、こどもの環境を変えられるのは、私たち大人の役目。
まずは、私たち大人が何事にも関心を持つことから始めたいですね!
(2026年3月 byクワイエメンバー マユ)



