更新日:2022年9月26日
ページ番号は7275です。
【新型コロナウイルス感染症】陽性が疑われる方・濃厚接触者と思われる方へ
感染者数の増加に伴い、積極的疫学調査を陽性者本人のリスク評価を中心に縮小しています。
身近な方などへの感染拡大を防ぐために感染予防のご協力をお願いいたします。
身近に陽性者がいる場合で、重症化リスクの高い方(65歳以上、基礎疾患がある等)は医療機関を受診してください。
1 濃厚接触者とは
濃厚接触者とは、陽性判定を受けた方(発生届の全数届出の見直しに伴う届出対象外の方を含む、以下「感染者」)からウイルスを受け取った(感染した)可能性が高い人のことです。
*濃厚接触者は、感染者と接触があった人に限られます。
*濃厚接触者であるかどうかは、感染者との接触の時期・状況(時間・距離・マスク着用 等)で判断します。
濃厚接触者の定義
感染者の感染可能期間(発症2日前〜、無症状の感染者は検体採取日の2日前〜)に、接触された方のうち以下の範囲に該当する方
- 感染者と同居あるいは長時間(車内、航空機内等を含む)の接触があった者
- 手で触れることのできる距離(目安:1m)で、必要な感染予防策(マスク)なしで、感染者と15分以上の接触があった者
- 適切な感染防護無しに患者を診察、看護若しくは介護していた者
- 患者の気道分泌液もしくは体液等の汚染物質に直接触れた可能性が高い者
詳細 国立感染症研究所 感染症疫学センター 「新型コロナウイルス感染症患者に対する積極的疫学調査実施要領」
2 濃厚接触者と濃厚に接触した方について
濃厚接触者は、原則感染者と接触があった人に限られます。そのため、濃厚接触者と濃厚に接したとしても、濃厚接触者となることはありません。
引き続き感染対策を行い、より慎重な行動をお願いいたします。
3 濃厚接触者のPCR検査について
濃厚接触者と思われる方で有症状の方は、直接医療機関にご相談ください。
受診の際には濃厚接触者の可能性があることを必ず医療機関に伝えてください。
埼玉県では、新型コロナウイルス感染症など発熱等の症状がある方の診療を行い、必要な検査を行う医療機関(関連する医療機関等で検査を行う場合も含む)を「埼玉県指定 診療・検査医療機関」として指定、公表しています。
以下のリンクより、お近くの医療機関を検索し、事前に医療機関にお問合せの上受診してください。
埼玉県指定診療・検査医療機関検索システム(埼玉県ホームページ) (外部サイト)
検査の費用
濃厚接触者が検査・診断を受ける場合の費用は、加入の健康保険の規定にしたがった自己負担が発生します。
ただし、PCR検査料の自己負担分については、公費負担の対象です。
*濃厚接触者が、検査・診察を受けた場合の費用については、その医療機関等にご確認ください。全額自己負担の場合もあります。
自費検査を提供する検査機関一覧(厚生労働省ホームページ) (外部サイト)
医療用抗原検査キットの活用について
感染者の急増に伴い、医療機関が逼迫するような場合については、医療を必要とする有症状の方が適切な医療サービスを受けられるよう、症状が軽く重症化リスクの低い方(50歳未満で基礎疾患がない方等)は、医療用抗原検査キットの活用をご検討ください。
抗原定性検査キットについては薬局だけでなくインターネット等でも販売が開始されているため、ご活用ください。
なお、検査キットについては「研究用」ではなく、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律に基づく承認を受けた医療用又は一般用抗原定性検査キットである必要があるため、ご購入及びご使用の際には該当する検査キットであるかよくご確認ください。
下記埼玉県のホームページもご参考にしてください。
薬局、インターネット等での抗原定性検査キット購入について(埼玉県ホームページ) (外部サイト)
4 PCR検査で陰性と判断された濃厚接触者について
現在の技術では、感染しても体内でウイルスが増殖しない限り、検査で感染の有無を判定できません。
PCR検査が陰性でも、その濃厚接触者が本当に感染していないのか、それとも感染したけれ
ど、まだウイルスが増殖する前なのかはわかりません。
濃厚接触者は、検査結果が陰性でも感染の疑いはなくならないため、新型コロナウイルスの潜
伏期間(下記5参照)に相当する間、健康観察・自宅待機をしていただく必要があります。
5 濃厚接触者の自宅待機と健康観察の期間について
健康観察(自宅待機)期間について
濃厚接触者の健康観察(自宅待機)期間は、感染者との最終接触等の翌日から起算して5日間となります。なお、5日間が経過するまでは、以下の点にご注意ください。
・検温など自身による健康状態の確認を行ってください。
・重症化リスクの高い方(高齢者や基礎疾患を有する者等、以下「ハイリスク者」)との接触や、ハイリスク者が多く入所・入院する高齢者・障害児者施設や医療機関への不要不急の訪問は避けてください。
・感染リスクの高い場所の利用や会食等を避け、マスクを着用すること等の感染対策を実施してください。
同居家族の中で感染者が発生した場合の起算日について
同居家族の中で感染者が発生した場合の濃厚接触者の健康観察(自宅待機)期間は、次のいずれか遅い方の日の翌日から起算して5日間となります。
(1)感染者の発症日(無症状の場合は検体採取日)
(2)感染者の発症等により住居内で感染対策(※)を講じた日
※感染対策は、日常生活を送る上で可能な範囲での、マスク着用、手洗い・手指消毒の実施、物資等の共用を避ける、消毒等の実施な どです。濃厚接触者とならないように厳格に隔離する必要はありません。
ただし、同居されている方の中で別の方が発症し、その方との感染対策をとっていなかった場合は、改めてその発症日の翌日から起算することになります。また、診断された方が無症状であって、その後発症した場合、その発症日の翌日から起算することになります。
待機期間の短縮について
濃厚接触者の健康観察(自宅待機)期間の起算日から、2日目及び3日目の抗原定性検査キットを用いた検査(※)で陰性を確認した場合は、社会機能維持者であるか否かに関わらず、3日目から自宅待機期間の解除が可能となります。
※抗原定性検査キットは、薬事承認されたものを必ず使用してください。
※令和4年7月22日付けで濃厚接触者の待機期間が7日間から5日間へ変更されました。同日時点で濃厚接触者である方にも適用されます。
6 健康観察期間(自宅待機)中の濃厚接触者へのお願い
自宅待機
健康観察期間中(上記5参照)は、自宅での待機をお願いします。
在宅中の勤務やリモート授業などは、差し支えありません。
健康管理
ご自身で1日2回(朝・夕)の体温と、症状の有無の確認をしてください。
発熱や咳などの呼吸器症状、倦怠感等がみられたときは、受診前に必ず医療機関へ御連絡ください。
ただし、救急車を呼ぶべき症状であるときは、速やかに119番へ連絡してください。
その際には濃厚接触者であることを必ず伝えてください
健康観察期間中の生活
不要不急の外出はできる限り控えてください。
やむをえず移動する場合は、公共交通機関の利用を避けてください。
食材や日用品の購入には、通販や宅配の活用も検討してください。
感染防止
家族を含め、人と接するときは、マスクを着用し、可能な限り長時間の接触を避けてください。
一度、着用したマスクは、卓上などに放置せず廃棄してください。マスクを触った後は、
必ず手洗いをしてください。
一般的な衛生対策として、石けんと水を用いた手洗い、アルコール消毒の徹底等をお願いします。
ごみ処理、寝具・衣類等の洗濯は、通常通りでかまいません。
災害時
災害時や災害のおそれがあるときに避難所へ避難した場合には、受付で濃厚接触者である旨を申し出てください。
厚生労働省「新型コロナウイルス感染症に関するQ&A」も参考にしてください。
このページに関するお問い合わせ
保健医療部 保健所 感染症保健対策課(東越谷十丁目31番地(保健所内))
電話:048-973-7531
ファクス:048-973-7534