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越谷市 Koshigaya City

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更新日:2019年8月24日

ページ番号は8734です。

越谷市農業技術センターでは富士通とIoTを生かしたメロン栽培に関する共同研究を開始しました

最適な栽培環境を探り、効率的で高品質なメロンづくりをめざして

越谷市は令和元年7月に富士通株式会社と協定を結び、IoT(インターネット・オブ・シングス)を活用したメロンの水耕栽培に関する共同研究事業を開始しました。

越谷市農業技術センターでは、平成30年度から試験温室(ガラス温室100平方メートル)で、メロンの水耕栽培試験を始めました。
植物の生育には、温度、湿度、光、炭酸ガスなどの環境が影響しますが、その環境は植物によって異なります。
このたび富士通の技術を生かして栽培環境の測定、収集、解析を行い、これらの環境を最適に制御し、高品質なメロンの効率的な栽培技術の確立をめざします。

具体的には、試験温室に、富士通の小型機器ボードコンピューター「RasberryPi(ラズベリーパイ)」(機器の名称)を温室に設置し、光、温度、湿度、炭酸ガスを測定し、収集した情報をクラウドに送り解析を行い、栽培の最適環境を模索していくものです。

メロン栽培には町田式水耕栽培槽を活用

土耕による栽培では、土づくり、肥料や水の管理に多くの積み重ねや経験が求められます。例えば連作障害に対しては接木を、土壌病害虫に関しては土壌消毒を行わなければなりません。また施肥や水分管理にも熟練が必要です。
養液栽培(水耕栽培)では、土を使わず、さまざまな環境を数値化して管理するため、新規参入の可能性も高くなります。
そこで、当センターでは、メロンの水耕栽培試験を開始しました。水耕栽培にはさまざまな手法がありますが、町田式水耕栽培槽を活用した栽培に取り組んでいます。
当センターで蓄積したメロン栽培に関する情報は、今後、公開してメロンによる地域振興につなげていきたいと考えています。


農業技術センターの試験温室で実をつけるメロン。一株から30個から40個の収穫が可能。四株を栽培している

共同研究事業に関しては、令和元年7月30日に越谷市及び富士通が記者発表を行いました。共同研究に関する詳しいことは上記資料を参照ください

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