更新日:2022年3月30日
現在、感染者数が過去に例を見ない規模で増加しており、積極的疫学調査を縮小しています。
身近な方などへの感染拡大を防ぐために感染予防のご協力をお願いいたします。
身近に陽性者がいる場合で、体調が悪い方及び市販の簡易検査などで陽性が疑われた方は必ず医療機関を受診してください。
濃厚接触者とは、陽性判定を受けた方(以下「感染者」)からウイルスを受け取った(感染した)可能性が高い人のことです。
*濃厚接触者は、感染者と接触があった人に限られます。
*濃厚接触者であるかどうかは、感染者との接触の時期・状況(時間・距離・マスク着用 等)で原則保健所が判断します。
*一度濃厚接触者と判断されなかった場合でも、その後の感染者の発生状況により、濃厚接触者になることがあります。
感染者の感染可能期間(発症2日前~、無症状の感染者は検体採取日の2日前~)に、接触された方のうち以下の範囲に該当する方
詳細 国立感染症研究所 感染症疫学センター 「新型コロナウイルス感染症患者に対する積極的疫学調査実施要領」
濃厚接触者は、原則感染者と接触があった人に限られます。そのため、濃厚接触者と濃厚に接したとしても、濃厚接触者となることはありません。
引き続き感染対策を行い、より慎重な行動をお願いいたします。
濃厚接触者には、必要に応じて、PCR検査をご案内しています。
*感染者の急増に伴い、優先的に対応する必要がある方の把握、緊急入院調整等、患者さんの命を守る対応を最優先とするため、当面の間、越谷市保健所では、同居家族の濃厚接触者についても PCR検査の調整を行わせていただきます。
濃厚接触者と思われる方で有症状の方は、直接医療機関にご相談ください。
受診の際には濃厚接触者の可能性があることを必ず医療機関に伝えてください。
埼玉県では、新型コロナウイルス感染症など発熱等の症状がある方の診療を行い、必要な検査を行う医療機関(関連する医療機関等で検査を行う場合も含む)を「埼玉県指定 診療・検査医療機関」として指定、公表しています。
以下のリンクより、お近くの医療機関を検索し、事前に医療機関にお問合せの上受診してください。
濃厚接触者が検査・診断を受ける場合の費用は、加入の健康保険の規定にしたがった自己負担が発生します。
ただし、PCR検査料の自己負担分については、公費負担の対象です。
*濃厚接触者が、保健所の調整によらないで医療機関や検査機関で検査・診察を受けた場合の費用については、その医療機関等にご確認ください。全額自己負担の場合もあります。
現在の技術では、感染しても体内でウイルスが増殖しない限り、検査で感染の有無を判定できません。
PCR検査が陰性でも、その濃厚接触者が本当に感染していないのか、それとも感染したけれ
ど、まだウイルスが増殖する前なのかはわかりません。
濃厚接触者は、検査結果が陰性でも感染の疑いはなくならないため、新型コロナウイルスの潜
伏期間(下記5参照)に相当する間、健康観察・自宅待機をしていただく必要があります。
濃厚接触者の健康観察(自宅待機)期間は、感染者との最終接触等の翌日から起算して7日間となります。なお、7日間が経過するまでは、以下の点にご注意ください。
・検温など自身による健康状態の確認を行ってください。
・重症化リスクの高い方(高齢者や基礎疾患を有する者等、以下「ハイリスク者」)との接触や、ハイリスク者が多く入所・入院する高齢者・障害児者施設や医療機関への不要不急の訪問は避けてください。
・感染リスクの高い場所の利用や会食等を避け、マスクを着用すること等の感染対策を実施してください。
同居家族の中で感染者が発生した場合の濃厚接触者の健康観察(自宅待機)期間は、次のいずれか遅い方の日の翌日から起算して7日間となります。
(1)感染者の発症日(無症状の場合は検体採取日)
(2)感染者の発症等により住居内で感染対策(※)を講じた日
※感染対策は、日常生活を送る上で可能な範囲での、マスク着用、手洗い・手指消毒の実施、物資等の共用を避ける、消毒等の実施などです。濃厚接触者とならないように厳格に隔離する必要はありません。
ただし、同居されている方の中で別の方が発症し、その方との感染対策をとっていなかった場合は、改めてその発症日の翌日から起算することになります。また、診断された方が無症状であって、その後発症した場合、その発症日の翌日から起算することになります。
濃厚接触者の健康観察(自宅待機)期間の起算日から、4日目及び5日目の抗原定性検査キットを用いた検査(※)で陰性を確認した場合は、社会機能維持者であるか否かに関わらず、5日目から自宅待機期間の解除が可能となります。
※抗原定性検査キットは自費検査とし、薬事承認されたものを必ず使用してください。
健康観察期間中(上記5参照)は、自宅での待機をお願いします。
在宅中の勤務やリモート授業などは、差し支えありません。
ご自身で1日2回(朝・夕)の体温と、症状の有無の確認をしてください。
発熱や咳などの呼吸器症状、倦怠感等がみられたときは、受診前に必ず医療機関へ御連絡ください。
ただし、救急車を呼ぶべき症状であるときは、速やかに119番へ連絡してください。
その際には濃厚接触者であることを必ず伝えてください
不要不急の外出はできる限り控えてください。
やむをえず移動する場合は、公共交通機関の利用を避けてください。
食材や日用品の購入には、通販や宅配の活用も検討してください。
家族を含め、人と接するときは、マスクを着用し、可能な限り長時間の接触を避けてください。
一度、着用したマスクは、卓上などに放置せず廃棄してください。マスクを触った後は、
必ず手洗いをしてください。
一般的な衛生対策として、石けんと水を用いた手洗い、アルコール消毒の徹底等をお願いします。
ごみ処理、寝具・衣類等の洗濯は、通常通りでかまいません。
災害時や災害のおそれがあるときに避難所へ避難した場合には、受付で濃厚接触者である旨を申し出てください。
厚生労働省「新型コロナウイルス感染症に関するQ&A(一般の方向け)」 (外部サイト)