目に入れても痛くないハズの我が子♪…しかーし!親も人間!!
子どもにイライラしてストレスを抱えてしまうことは、育児をするほとんどの親御さんが経験済みではないでしょうか。
そんなみんなが抱える育児ストレス、他の人はどうやって解消しているのでしょう??
クワイエメンバーに、アンケートを実施してみましたよ~
◇質問内容◇ |
(1)あなたのイライラの原因は?
~子どもに関すること~
- 子どもがスケジュール通りに行動しない。
- 何をするにも時間が掛かかったり、しなければいけない事があるのにすぐに遊び始める。
- 出掛ける支度をしていて、子どもがグズグズと支度している時。
- もう出かける時間など︎になっているのに、全くしようとせずに、一緒に遊ぼうとか、テレビを見ようとか、食べさせてとか、言ってくること。
- 片付けない、言うことをきかない。
- 注意すると逆ギレする。
- 外出時に挨拶出来ない時や、お礼や謝ることができない時など。
- 話を聞いてくれない。
- やるべき事を後回しにして、やりたい事ばかり主張される。
- イヤイヤ。特に外出先で。
- とにもかくにもあまのじゃく!!
- 名前を呼んでも無視をする。
- 次から次へと湧いてくる子どもからの「おねがい」
- 疲れているのに、休ませてくれない(私が横になるのを嫌がる)。
- あらゆる物をいじる、そして壊す。
- 小さいことでいつまでもウジウジ・グズグズする。
- 片時も一人遊びをしてくれない。
~自分に関すること~
- 自分だけの時間が持てない。(どこへでもくっついてくる、遊びに付き合わなくてはいけない等。)
- 集中できる時間がないので、何もかもが中途半端に終わっている気がする。
- イライラする自分に対してまたイライラ→自己嫌悪、の悪循環。
- 家事が思ったとおりに進まない。(特に掃除は、次から次へと汚され、散らかされることがめっちゃイライラします。)
- 公共の場での愚図りなどで、説得しきれなかったり、なかなか気を逸らせられないこと。
- 買い物がゆっくりできない。
~他の人に関すること~
- パパも家事に育児に協力的と思われがちで、本人も「めっちゃやっている!」と自負しているのが、イライラします。実際は、指示出しを受けてから、動くことが多いのに!!!
- 旦那さん、子どもにあまり興味なし。で、年に1回私の火山が爆発します。
- 子育てに今三つズレズレな夫の言動にイライラ。子育てだけでも辛抱辛抱なのに夫にまでその余裕は向けられず。
(2)スバリ!イライラ解消法は?
~子どもと離れる系~
- 夫に預ける。
- 託児施設を利用する(金額が気にかかるところですが・・・)。
- 未就園児の時はとにかく保育付講座を受けまくっていた。そのおかげで母子分離出来たのか?幼稚園入園がスムーズだった。
~子どもと一緒に系~
- 子どもが未就園児の時、ディズニーランドの年間パスポートを購入。毎月出掛けて、親も子も夢の国に癒されて解消!(入園前の1年間、全く昼寝時間がなくなった!!母子で煮詰まるのが目に見えていたので、年パス購入。子どもは入園料も電車代も無料だから、親だけの支出だったのでできた解消法かも?!)
- 子どもと一緒にお出かけすること。子どもが喜ぶ姿を見ると嬉しい!
- 公園で遊ぶ。
~趣味・活動に走る系~
- 趣味でフラダンスをしているので、レッスンの時は1人になれるし、家でもイライラしたら、ひたすら踊ります。
- 仕事やボランティアをしている時はプライベートの事を全く考えないので、気分転換になる。
- 歌を歌うなどで、とりあえず声を出す。
- 勉強会に参加する。(子育てに直接関係しない、自分の保持する免許に関する勉強会だったり、原発に関する勉強会だったり、保存食の作り方講習会だったり。)
- 植物の世話をする。
- クラフトショップやホームセンターで趣味の物を見たり買う。
- 断捨離をする!
- 自分のもの(服とか靴など)を買う。
- クワイエの活動をする!
~内にこもる系~
- 非日常の計画をたてる!!キャンプや旅行の計画を学校行事や仕事のタイミングをはかって、ネットを徘徊します。そうすると、自然に落ち着きます。
- 自室にこもって、落ち着く。
- 子どもが寝た後に録画したテレビを見る。
- 音読法に基づく呼吸法を試す。
- アロマオイルを嗅ぐ。
- ネットで楽しい記事や日記をみる。
- 積ん読してある本を読みあさる。
~誰かと接する系~
- とにかく誰かと喋る!(店員さんにも気軽に話しかけたりして、オバチャン化してます(^_^;))
- 学生時代の友達やママ友たちと、思いっきり話して遊ぶ。
- 実家へ行く。
- 家族や友人とお茶やランチをする。
~誰とも接しない系~
- 火山大爆発の時は、プチ家出をします。子供達を寝かしたあとで、夜の越谷をサイクリングしたことあります。
- 一人でカフェなどに入り沈黙・・・本を読んだり考え事をしたり、一人を満喫する。
~考えを変える系~
- ネットでみたピコピコハンマー案を思い出す。(怒ったときに、クッションをたたくというもの。「なんでそんなことしてるの~」(ぴこっ)、「何度もだめっていったでしょ~!」(ぴこっ)って、頭の中でピコピコハンマーをたたいて、愉快な音がなってるって思ってます。)
- 子供の写真を撮る(ファインダー越しに子どもを見る)。
~思い出に浸る系~
- 小さいころの写真、動画を見る。とにかく癒されます
- 赤ん坊の頃の写真を見る(部屋に飾ってる)。
~時間が解決する系~
- 小学校高学年になってそれぞれが別々に過ごすことができるようになり、お互いがゆっくり過ごすことで解消!夏休み等の長期休み中でも、子どもは留守番、母は仕事等、別々に過ごす時間が多くなったら、イライラしなくなった!(笑)
- 戦争のような支度が終わり(大泣きしたり)、やっと布団に入ると、こちらも落ち着いてきて、ちょっと怒り過ぎたかなとか反省。すごい密着度で寝るので、可愛いなぁと思って、イライラも納まります(^^;;
(3)おすすめの本や場所、座右の銘など
~おすすめの本~
・「沖縄オバァ烈伝・オバァのあっぱれ人生指南」/比嘉淳子&沖縄オバァ研究会編(双葉社)【画像(1)】
☆苦難の時期を、強くしなやかに生きてきた沖縄のオバァたちの言葉に、悩んでる背中をポンッ!と優しく押されたような気持ちになります。
・「子育てレインボウ」/おぐらなおみ(Benesse)【画像(2)】
☆「こどもちゃれんじ」に連載されていたもので、「そうそう、おんなじ~」と笑ってホッとできる子育てマンガです。
描かれているのが我が家と同じ6歳違いの姉弟なのもあり、ストレスが溜まると読み返して、一人で笑っています。
・「お母さんのための日本一わかりやすい男の子の育て方の本」/原坂一郎(PHP)【画像(3)】
☆女系家族の我が家に、初めて男子(息子)が生まれた時に、母がくれた本です。
「男の子ってなんでこうなの?」「どう対応したらいいの?」に、男性の立場から、楽しく明確に答えてくれています。
母親には分からない男子の気持ちが、よーく分かりますよ♪
・「子どもの心のコーチング」/菅原裕子(PHP文庫)【画像(4)】
・「コーチングで子どもが伸びる!~やる気にさせる40のポイント」/デーヴィット・ヘメリー(ディスカヴァー)【画像(5)】
・「おかあさまのためのコーチング」/あべまさい(ディスカヴァー)【画像(6)】
・「理想のママのつくりかた」/森野さかな作・絵(論創社)【画像(7)】
☆イラストもストーリーもカワイイです。
まさに、イライラ母がニコニコ母に変われる絵本。
本文、タイトルとも英語併記されています。
・「育児なし日記vs育児され日記」/逢坂みえこ(ベネッセコーポレーション)【画像(8)】
☆お母さん1年生なら、あるあるこんなこと、というようなエピソード満載の漫画エッセイです。
子どもの視点からのお話も載っています。
・「0~1歳半・今日から赤ちゃんとお話ができる!やさしいふれあい体話術」/阿部秀雄(カンゼン)【画像(9)】
☆ひとりよがりなコミュニケーションを娘としているんじゃないの??と不安になったときに読んだ本ですが、
まだおむつがとれていない今も、娘の考えていることに寄り添えそうな気持ちになれる本です。
イライラも落ち着いてきます。
・「育てたように子は育つ」/相田みつを書佐々木正美著
☆相田みつを先生のハっとさせられる言葉と、
精神科医の佐々木正美先生の温かく優しい解説が胸に響きます。
~おすすめの場所~
- 自分が小さい頃に遊んだ公園や実家。子どもの気持ちになり初心に返れる。
- 自然がいっぱいある公園。森林浴で癒される。裸足になることも。
- トイレに篭ると落ち着きます。
~座右の銘など~
- 『親が楽しければ子も楽しい!』です。(笑)
子どもが産まれてから、子ども中心の生活リズムになって、親が行きたい場所や好きなことをする時間が持てない!なんて話を聞きますが、我が家では子ども中心の生活リズムではありませんでした。
子どもが行きたいところに連れて行くと言うよりも、親が行きたい場所へ行くが最優先。
その結果、親がストレス解消でき、心にゆとりを持って生活ができるようになり、それに伴って、イライラした態度で子どもに接しない。
だから、親子の関係を良好に保てたような気がします。
- 『いっつも笑顔』『いっつも楽しく』
これは、私が大好きな言葉。そして、いつも心がけている言葉です。
どんな時も、どんな状況でも、楽しくいたいので。
- 『幸福だから笑うのではない、笑うから幸福なのだ』(アラン)いつもにこにこを心がけています。
- 『いい事ばかりは続かないが、悪い事ばかりも続かない』
- 『親が子どもにしてあげられるのは、ほんの少しのこと。今を大事にしよう』
- 「朝イチ」で安田成美さんが言っていた『反省はしても後悔はしちゃダメ』です。
- 『子は親の鏡』と『幸せはじぶん次第』はいつも自分に言い聞かせてます~。
- 『子どもを一人産めば、片手を失ったも同然』(上記おすすめの本(1)より)
「子どもがいると自分の時間は半分になる。不自由なのは当たり前。
今は大切な宝を磨いている時期。片手を失ったように不自由かもしれないけど、この子がいつかは親の杖になるんだよ」という、沖縄オバァの言葉です。
- 伊藤比呂美さん訳の『今日』という詩。
以前取材した「ゆる育児」講座で教えて頂いた詩で、作者不詳のまま、英語圏に伝わっている詩だそうです(詩はこちら)。
育児って何だろう?母親って何だろう?
どの国の母親も自分と同じように悩んでいるんだなと気が付き、とても心強く温かい気持ちになりました。
日々、怒涛のごとく現れては消え、そしてまた出現する子育てストレス。
クワイエメンバーのストレス解消法はいかがでしたか?
何をどのくらいのストレスと感じ、そのストレスとどう向き合うかは、千差万別ですね。
「他のママさんたちの素敵ママぶりに圧倒されてしまうので、敢えて子育てに直接関係しないストレス解消法を模索する」というメンバーもいました。
また、「子どもの成長とともに時間と体に余裕が持てるようになって、やっと最近、自分の気持ちに気付けるようになってきた気がしてます。
自分の本当の気持ちに気付けると、イライラの解消法も見つけやすくなるのかも」という意見もありました。
子育ての真っただ中にいると、どうしても目の前のことにとらわれがちですが、少し先を眺めて、大きくなったお子さんを想像してみるのも、良いのかもしれませんね。
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(2015年5月byクワイエメンバーfika)