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NPO法人子育てサポーター・チャオ

NPO法⼈⼦育てサポーター・チャオ スタッフの皆さま

やさしい越谷をつくりたい

NPO法人 子育てサポーター・チャオ(以下「チャオ」)は、20年以上前に自分たちが子育てをしている時に欲しかった情報や活動に加え、現在参加されている子育て中の方たちの希望を日々取り入れながら、自分らしい子育てができるようにサポート活動をしています。
「自分たちはアドバイザーではなく、サポーター、応援団であることが役割です」と代表の近澤 恵美子さん。熱い気持ちを語っていただきました。

Theme1. 代表者に聞く、チャオの子育て支援

近澤 恵美子さんインタビューの様子

チャオの活動内容について教えてください。

越谷市には子育てサポート支援がなかったことから、1996年に有志によって立ち上げた団体です。
チャオでは、子育てを楽しんでもらう社会を作ることを目的とし活動の3本柱を決めました。

  • 子育て中であっても学びたい方を応援する。
  • 子育て中に仲間が欲しい方の場を作る。
  • 子育て中に社会に参画する機会を提供する。

具体的には、公民館で行われている親子講座の企画運営、セミナー開催時に一時保育を設けることで子育て中の方たちの学びの場を提供、子育てに必要な情報提供、赤ちゃん相談、お話会、子育てサロンなどを運営しています。
また、これらの場所に来られない方のために訪問事業[ホームスタート]を立ち上げ、地域の子育て経験者の方にボランティアとして協力いただき、寄り添って子育てができる環境を作っており、子育てのお手伝いを軸に、一緒に遊ぶ、出かける、離乳食を作るなどご要望に沿ったサポートをしています。
その他、土曜日に小学生対象の[放課後子ども教室]や[こども大学]のサポートなど、多くの取り組みを実施しています。

どのような方が利用されていますか。

地域の子育てに意欲がある方、子育てに悩まれている方などが利用されています。
今のような[子育てサロンみんなのひろばフェリーチェ](以下「フェリーチェ」)を始めたのは、約10年前になります。それ以前は公民館の講座が多く、さまざまな学びや一緒に子どもと遊べる方法について学ぶことが中心でしたが、地域の方が気軽に集う場所として、フェリーチェが生まれました。また、何らかの理由で来られない方には先ほど述べたように[ホームスタート]でサポートの充実を図っています。

みんなのひろばフェリーチェで遊ぶこともたち

今後はどのような活動をしていきたいですか。

今後は産前の方のサポートも充実させ、一人で子育てしなくてはいけない、頼る人がいないと思っている方に寄り添っていける環境を作っていきたいです。
産前から関わることで一貫したサポートができ、産後鬱なども少なくなると感じています。

越谷市は子育てをするにはどのようなまちですか。

適度に田舎で適度に便利と皆さんおっしゃいます。買い物や交通の便が良く住みやすいまちであり、緑や自然も多く残っています。また、活気があり子育てにとても良い環境です。

インタビューに答える近澤 恵美子さん

子育て世代にメッセージをお願いします。

自分だけでは不安な子育ても私たちや地域の方など、さまざまな人たちと繋がれば、子育てが豊かになります。
ぜひ楽しい子育てをしてほしいです。

みんなのひろばフェリーチェの様子

Theme2. 利用者に聞く、チャオの子育て支援

利用者ご家族と近澤 恵美子さん

チャオを利用するようになったきっかけを教えてください。

最初は講座に参加させていただきました。講座以外にフェリーチェがあるのは知っていましたが、一歩が踏み出せず、利用するまでには時間がかかりました。
何回か通う講座で知り合った方に、「身構えないで気軽に行ってみたら?」と誘われ、こちらにも足を運ぶようになりました。

参加されていた講座の内容を教えていただけますか。

最初の頃に通っていたのは[抱っこやおんぶの姿勢について]など実践的な講座です。フェリーチェに通うようになったきっかけは、[NP(ノーバディーズ パーフェクト)講座]というカナダのプログラムを使った勉強会です。
この講座は連続で開催されており、参加中は子どもを預けることができましたので、ママたちとお話しする機会に恵まれました。この講座で知り合ったママたちとは今も強くつながりを持っています。

チャオを利用して良かったことを教えてください。

日々不安になったり、悩んでいることがあっても広場フェリーチェに来てスタッフの方とお話ししていると、否定をすることなく全てを受け止めて聞いてくださり、背中を押していただけるので安心できます。また、スタッフの方の経験や失敗談などを聞くことで、自分のやっていることは間違いではないのだと少し自信もつきます。

利用者ご家族
みんなのひろばフェリーチェで遊ぶご家族とスタッフ

チャオはどのような方にお勧めですか。

子育てしている皆さん、これから子育てをする皆さんです。
自分の経験から言うと、子どもと一日中過ごしていると息つく暇もなく次から次へといろんなことがやってきて、「どうしよう…」と悩んで一人では抜け出せなくなることがあります。そんな時に、月1,2回フェリーチェに参加して皆さんとお話しをすることで、自分が考えもしなかったアイディアや捉え方に触れることができ、問題解決の糸口が見つかることが多いです。

チャオを一言でいうと、どのような場所ですか。

“あったかい”の一言につきます。
教えていただくことが沢山ありますし、とにかく自分のやっていることを否定しない。間違っていなかったと認識できて、来るとほっとする、そんな場所です。

利用者のみなさまから寄せられたコメント
利用者親子1

楽しく参加しています。参加者同士で情報交換をするなど、自分自身も交流できる場所です。
子育てがしやすいまち、支援が充実したまち、越谷で子育てが楽しくなりました。

近くに同じような環境の方がいないので、ホームページで子育てサロンを探してフェリーチェに来るようになり、とても充実しています。
越谷は都会過ぎず、田舎過ぎず、子育てに適したまちだと感じています。

利用者親子2
利用者親子3

ママ友がいないことで悩んでおり、職場関係の方に相談したらフェリーチェのことを教えていただきました。ハイハイのできなかった子がここに参加し、同じ年くらいの子がハイハイをするのを見て、その日からできるようになり、その姿を見てとても嬉しくなりました。
また、お母さんたちとお話しすることで楽しく、息抜きにもなっています。

結婚してから越谷に来たため子育てを始めた頃は知り合いの方がおらず、日々寂しく過ごす中、広報こしがやを見て参加するようになりました。
ここで沢山の友達ができ、今は子育ても生活も楽しく過ごしています。

利用者親子4

越谷市を一言でいうと・・・

近澤さん

「市民にパワーと活気のあるまち」

インタビュアー
村上 桂子

インタビュアーの

越谷市は、ほどよい自然と便利さに加え、市民の活気あふれるまちです。子育てサポーター・チャオは、25年ほど前に男女共同参画の市民会議がきっかけで生まれました。越谷市ともさまざまな形で連携しています。代表の近澤さんは、最近、他市の方に、越谷市は市民活動が活発でうらやましいという言葉をいただき、越谷市について、とても誇らしいと語っていらっしゃいました。
チャオは、近澤さんを始め、スタッフの皆さんの意欲やお人柄に触れ、子育てに悩んでいる、孤立していると感じている方たちの強い味方であるとともに、子どもたち自身も多くのことを学ぶ素晴らしい市民活動であると実感しました。

NPO法⼈⼦育てサポーター・チャオ スタッフの皆さま2

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