①マルシェはどんなところ? |
②「チーム喝彩」にインタビュー ←今回の記事 |
③太鼓&津軽三味線ステージ |
④ご住職にインタビュー |
屋外では、現代版組踊を舞う「チーム喝彩」のステージがありました。
1回目の演舞ではチームお揃いのポロシャツを纏っての演舞、2回目には衣装に着替えての演舞がありました。
ステージ後に代表の田崎さんからお話を聞きました
Q:「現代版組踊」とはどういったものなのですか?
A:「現代版組踊」は25年ほど前に生まれた、沖縄の伝統芸能「組踊」を現代風にアレンジした舞台様式です。当時荒れていた沖縄の若者のための居場所作りを大きな目的として活動をスタートしました。
Q:「チーム喝彩」はどうやってできたのですか?
A:沖縄でできた現代版組踊がその後福島へ広がり、福島で「チーム息吹」が結成されました。
私たちの「チーム喝彩」は当初は「チーム息吹」の越谷支部として活動し、10年くらい前から産業フェスタなどにも出演をしていましたが、令和6年度より「チーム息吹」から独立し、埼玉に伝わる話を題材に、地域の子どもたちで作る舞台を目指して活動を始めました。
Q:「チーム喝彩」について教えてください
A:メンバーは小学生から高校生までで、高校卒業とともにチームも卒業となります。卒業後は自分で舞台を作っている人たちもいます。
ですが、活動の中心は役者を育てることではなく、「次世代の育成」です。
この活動を通して、「一生懸命やることの格好良さを知る」「全力でやることの大切さを学ぶ」「“できない”を“できる”に変える人間力を身につける」ということを伝えていきたいと考えています。
また、こういった出演できる場所があることにも感謝を忘れないようにということも伝えています。
こちらの納骨堂には、日ごろサポートしてくださっている方のご親族が入っていらっしゃるというご縁もあり、このマルシェでのステージでは、多くの方への感謝の気持ちを還元できると良いなと思っています。
続いてメンバーの方たちにもインタビュー!
高校3年生の新井雅久(がく)さん、高校2年生の田崎ほのかさん(田崎代表の娘さん)、中学3年生の石川蒼唯(あおい)さんの3人です。
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(左から)石川さん、新井さん、田崎さん ポーズは「喝彩ポーズ」! |
Q:曲の選曲はどうしてるのですか?
A:予めどういった方たちが見に来るのかを確認しておいて、それに合った曲を選曲するようにしています。時には、その日の観客の構成を見て、その場で曲を変えることもあります。
Q:「チーム喝彩」に入ろうと思ったきっかけは何ですか?ダンスか好き?音楽が好き?
【新井さん】もともとダンスや舞台が好き。母の出身地が「現代版組踊」発祥である沖縄という縁もあります。他の団体で舞台活動をしていて、小さいころからの知り合いが「息吹」のメンバーでした。最初に見たときに勢いに圧倒されました。
【田崎さん】春日部ララガーデンでの「息吹」の演舞を見て一目惚れ。小3から8年間活動しています。
【石川さん】もともとダンスが好きで、やりたいなと話していたら母が探してきてくれました。4年生の時に初めて見て、5年生から入りました。
Q:「チーム喝彩」はどんなところですか?
【田崎さん】メンバーは小学1年生から高校3年生まで、全ての学年がいます。喋るのが苦手、コミュニケーションを取るのが苦手、日常で苦手なことがあるといった子でも、一生懸命になれる居場所だと思います。部活動だと周りのお友達と比べてしまうことが多いですが、ここは来たいときに来て「自分とがんばる」ということができる場所です。
【新井さん】「やればやっただけ上手くなる」「できるようになったら楽しい」というのを実感できる場所です。「チーム喝彩」が越谷で暴れ輝けたらいいなと思っています!
(2025年5月 byクワイエメンバー がぶー)