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ブランドメッセージ制作「市民ワークショップ」を実施しました

ページ番号97826です。更新日:2025年1月27日

地域が持つ独自の魅力や資源を活かし、地域の価値を高め共感とともに発信していくためのブランドメッセージ「水遊都市KOSHIGAYA」を令和6年度に策定しました。

ブランドメッセージの策定にあたっては、令和5年度に市民ワークショップを開催し、検討してきました。

第1回の開催概要(越谷市の魅力などを共有、ペルソナの設定)

第1回参加者の集合写真

本ワークショップは、東海大学教授の河井(かわい)(たか)(よし)さんと、クリエイティブ・ディレクターの三寺(みつでら)雅人(まさと)さんも参加しました。初回は、シティプロモーションの方針や、ブランドメッセージを制作する意義を参加者のみなさんに知っていただき、本市の魅力などの共有や、ペルソナの設定を行いました。

越谷市の魅力などを共有

まず、参加者を5つのグループに分け、本市の魅力を9つのテーマ(ヒト、モノ、コト、トコロ、シゴト、ワザ、カコ、ミライ、クウキ)から挙げて、グループメンバーと共有しました。

みなさんから挙がった本市の主な魅力

  • 活動的な人が多い、趣味が同じ人が出会える文化的場(ヒト)
  • 特産物のいちご・ねぎ・くわい・花など、越谷だるま(モノ)
  • 花火大会や阿波踊りなどイベントが多い、子育て支援のネットワーク(コト)
  • 都会と田舎の融合、水郷こしがや(トコロ)
  • 大相模調節池を活用する水辺利活用プロジェクト、都内へのアクセスが良い(シゴト)
  • 受け継がれる職人技、江戸時代から続く伝統工芸(ワザ)
  • 江戸時代に宿場町として栄えた。今も面かげが残る、大洪水を経験し乗り越えた(カコ)
  • 水害に強いまちづくり、プロモーションやブランディングにまだのびしろがある(ミライ)
  • レイクタウンの水辺の開放的な景観、サイクリングやウォーキングに適した河川遊歩道と平坦な地形(クウキ)

ペルソナの設定

このワークショップでは、一般的な「ペルソナ」の要素である、年齢・性別・居住地などに、趣味・悩み(市の魅力で解決できること)・希望・大事にしていることを加え、人物像を細部まで設定しました。各グループでペルソナの人生設計からブランドメッセージ案の提起に繋げました。

第2回の開催概要(ペルソナのライフストーリーの作成)

第2回参加者の集合写真

各グループが考えたペルソナが挫折をしながら、本市の魅力に触れ、立ち直り、夢を実現するまでのライフストーリーを作成しました。

ペルソナのライフストーリーの作成

ペルソナをイメージしやすいよう、設定に合わせてイラストを描き、グループメンバーとペルソナのライフストーリーを確認しました。

みなさんが設定された主なペルソナとライフストーリー

  • 蒲生に住む 14歳の男子中学生は YouTubeやゲーム実況が趣味で、将来はゲームプログラマーになりたい夢がありますが、その趣味を家族に理解されない悩みを持っています。
  • カフェ巡りが好きな38歳の女性。子どものことが大事で1番に考えており、1人の時間があまりとれません。また、横浜から移住してきたこともあり、友人知人はあまりいない悩みを持っています。

第3回の開催概要(ペルソナへの「お手紙」の作成)

第3回参加者の集合写真

第2回で設定したペルソナのライフストーリーを発表し、その中で越谷らしいと共感できるペルソナを決定しました。夢や希望をかなえた「未来のペルソナ」から、「原点(現在)のペルソナ」に向けて「お手紙」を書きました。

 

ペルソナへ作成した「お手紙」

第1回で設定したペルソナの悩みに対して、地域の魅力や資源でどのように解決できるかを考え、「お手紙」を作成していきました。

みなさんが作成したお手紙

みなさんの感想

  • ペルソナを応援するために、まちの魅力を活用したアドバイスを考えていくうちに、周りにいる人たちとつながりを持つことで乗り越えられるかもしれないと思った。
  • 自分が知っている越谷市の魅力や強みを手紙に盛り込みました。「悩みの解決」がテーマだったので、生活に関する現実的な内容を提案することが難しかったです。
  • 悩んでいるとき、景色に癒される経験から、レイクタウンのような水辺があるのは良い。
  • イベントに参加して地域の人と交流すると、解決のヒントがあるかもしれないと考えた。

第4回の開催概要(ブランドメッセージの検討)

第4回参加者の集合写真

これまでの取組みを踏まえ、本市の理想像や目指すべき姿、まちの特徴などから、ブランドメッセージを検討しました。

ブランドメッセージの検討

これまでの意見をまとめ、各グループでブランドメッセージを検討しました。

みなさんから挙がったまちの特徴

  • 「水郷こしがや」として発展した歴史的経緯がしっかりと継承されている
  • 多様な人々が集える水辺空間が活用されている
  • 豊かな水辺環境を活かした交流や挑戦、生きがいが生まれている
  • 5本の一級河川をはじめとした自然環境と生活利便性とのバランスが取れている
  • 幾多の水害とそれを乗り越えた経験がある
  • 新(越谷レイクタウン)旧(越ヶ谷宿)の魅力や資源が活用されている
  • マルシェやイベントが多く、人のつながりが生まれている

ブランドメッセージ策定に向けた検討

Aグループ 夢の応援団こしがや

若い越谷人が自分の夢(希望)の職に就きたいと思うきっかけ探しとして地元のイベント(技博)に参加し、たくさんの応援してくれる人と出会い「人とのつながり」を 実感した。さらに地元の伝統的手工芸品などを取入れながらチャレンジを続け、自分の夢を実現することができたというストーリーを考えた。

Bグループ 育ちつながる街こしがや

グループのメンバーが何らかの形で「子育て」の支援に関わっている。都心と比較すると、越谷市は 子どもを育てるのに良い環境であることが分かった 。様々な形で子育ての支援者が身近におり、子育てを通して「人がつながり」、人が育っていく循環が越谷市にあるという想いを表現したい。

Cグループ グローバルだるまにフラッとあおう

地理的・時間軸的な広がりと幸せ・伝統の象徴として、越谷市の伝統的手工芸品の “だるま”をモチーフに考案してみた。また、越谷は「平坦さ(越谷の地形・分け隔て無い人」が魅力の1つでもある。挫折から立ち上がる原動力は「人とのつながり」であり、「友達」「 仲間」と悩みなどを気軽に共有できるフラットな気分を表現したい。

Dグループ つながる!まあるい越谷

ペルソナが挫折を乗り越えるきっかけは「人とのつながり」だった。世代を超えた仲間が繋がっていくイメージを「縁・援・沿・円 (en)」といろいろな意味合いで考えた。また、形や雰囲気などのイメージも含め「まあるい」という柔らかく親しみがある言葉に表現したい 。

Eグループ 愛のあるまち〜KOSHIGAYA、助けあい、ふれあい、ひとりじゃない(Nai)〜

KOSHIGAYAの中心にはI(アイがある。ペルソナは、越谷市の魅力を周囲にうまく伝えられていないことにフラストレーションを感じていた。地域に住む人それぞれが 思う魅力を、それぞれで磨き上げPRする過程で、まちを好きになり、越谷らしさを表せるようになるはず。KOSHIGAYAの中心の“I(アイ)”は、“自分が真ん中”(主人公である)という「I」であり、“自分を真ん中に” (主人公にする)という 「We」の意味も込めている。

 

「水遊都市KOSHIGAYA」については、以下のページをご覧ください。

ブランドメッセージ「水遊都市KOSHIGAYA」を策定しました

このページに関するお問い合わせ

市長公室 広報シティプロモーション課(本庁舎4階)
電話:048-967-1325
ファクス:048-965-0943

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