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大型竹とんぼ

更新日:2025年2月14日

ページ番号は97683です。

2階 大型竹とんぼ

 ハンドルを回し、おもりを一番上まで持ち上げ、ボタンを押しておもりを落下させると、竹とんぼが回転し、竹とんぼに揚力が働き高く上に上げることができる。

大型竹とんぼ

 

  • ひみつ1 なぜ飛ぶのか?

 飛行機と同じように翼に風を受けて、「揚力(ようりょく)」が発生します。飛行機は、エンジンを使って前に進み、風を受けますが、竹とんぼは回転することで風を受けます。回転が速いほど強い風を受けて、揚力が強く、高く飛びあがることになります。

★羽根や翼の形をよく見てみましょう。
 

揚力という力

 風がものに当たると、周りに分かれて流れていきます。この時、翼の形を調整することで、風の流れを下方向に変えることができます。これにより、空気を下に押し下げたことによる反作用、翼の上側と下側に生じる気圧の差が発生し、翼が上向きに力を受けることになり、飛行機は、上昇することができるのです。
 この上向きの力を「揚力(ようりょく)」と呼んでいます。
 揚力図

  • ひみつ2 大きいのになぜ回る?

  この竹とんぼは「大型」なので、回転させるためにおもりを持ち上げて、落とす力で回転させています。重さはなんと60キログラム! 重いものをなぜ小さい子たちでも持ち上げられるのでしょうか?
 ハンドルの先をよく見ると、小さな歯車と大きな歯車がつながっています。大きな歯車は「てこ」の一種「輪軸」の働きで、小さい力で重たいものを動かすことができます。ただし、その分小さい歯車をたくさん回さないといけません。ランプがつくまでハンドルを回すと、約27回転です。

★ハンドルを回す間に竹とんぼは、どれくらい回っているか数えてみましょう。

歯車図

 

 

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科学技術体験センター(越谷市新越谷1丁目59番地)
電話:048-961-7171
ファクス:048-961-7181

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