更新日:2006年10月5日
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地震に備えて
もし、大規模な災害が発生したら・・・
大規模な災害が発生した場合には、道路の損壊等により防災機関等の活動は著しく制限されることが予想されます。また火災や人身被害などが同時に発生するなどして、防災機関等の消火活動や救出活動はふだんの時と同じようには望めません。いざというとき、被害を最小限に抑えるためには、地域のみなさんが協力して応急的な防災活動をすることが必要になります。「自分たちの地域は自分たちで守る」という意識を持ち、初期消火、救出救護等自主的な防災活動に取り組んでいきましょう。
いざというときにあわてないために、ふだんから正しい心構えを持つことが大変重要なことです。そこで、災害に対し最低限度必要と思われることをご紹介します。
いつ起るかわからない地震。もしもの時に備えて非常持出品や家族の避難先の確認方法などを話し合っておきましょう。普段からの心がけがいざというとき大きな差になります。
震度 | 人は揺れを感じない。 | 震度 | 家具の移動や、食器や本が落ちたり、窓ガラスが割れることもある。 |
---|---|---|---|
0 | 5弱 | ||
震度 | 屋内にいる人の一部がわずかな揺れを感じる。 | 震度 | タンスなど重い家具、外では自動販売機が倒れることがある。自転車の運転は困難。 |
1 | 5強 | ||
震度 | 屋内にいる人の多くが揺れを感じる。つり下がっている電灯などがわずかに揺れる。 | 震度 | 立っていることが難しい。壁のタイルや窓ガラスが壊れ、ドアが開かなくなる。 |
2 | 6弱 | ||
震度 | 屋内にいるほとんどの人が揺れを感じ、棚の食器が音をたてることがある。 | 震度 | 立っていられず、はわないと動くことができない。重い家具のほとんどが倒れ、戸がはずれて飛ぶ。 |
3 | 6強 | ||
震度 | 眠っている人のほとんどが目を覚ます。部屋の不安定な置物が倒れる。歩行中の人も揺れを感じる。 | 震度 | 自分の意志で行動できない。大きな地割れや地すべりが発生する。 |
4 | 7 |
こんなときどうする?
家の中で地震にあったら
突然揺れを感じたら、まず身の安全をはかります。身の安全を確保しながら火の始末を行います。
○身を守る
テーブルなどの下に身をかくし、座布団など身近なもので頭を保護し身を守りましょう。
○すばやく火の始末
ガスの元栓を閉め、コンセントも忘れずに処置しましょう。大きな揺れは約1分間でおさまります。
○逃げ道の確保
扉が開かなくなることを考え、玄関などの外へ出られる場所を開けて、逃げ道を確保しましょう。
○火元を確認
小さな火なら初期消火に努めましょう。
○家族の安全を確認
倒れた家具の下敷きになってないか確認しましょう。
家具 | 家具や大型電化製品など転倒の危険性のあるものは転倒防止策を施しておきましょう。 |
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ガラスの飛散 | 食器棚やサイドボードのガラス戸が割れて飛散しないよう透明フィルムなどをはっておきましょう。 |
物の落下を防ぐ | 家具の上などにガラスの装飾品や重いものを置くのはやめましょう。 |
ブロック塀の安全点検 | 老朽化したブロック塀はとくに危険です。専門家に依頼して点検・補修などをしておきましょう。 |
避難するときの注意点
屋根がわら・ブロック塀・自動販売機などに注意しましょう。
○隣近所に声をかけましょう
避難するときは、隣近所に声をかけあい、こどもやお年寄り、障害のある方などの手助けをしましょう。
○家を出るとき
もう一度火元の確認をしましょう。電気のブレーカーを切り、戸締りも忘れずに行いましょう。
○避難は徒歩で
車を使うと交通混乱が起り、救護活動等もできなくなってしまいます。必ず歩いて避難しましょう。
○正確な情報を入手
冷静な行動をとるには、正確な情報を知ることが大切です。デマにまどわさせることなく、ラジオなどで正しい情報をつかみましょう。
屋外で地震にあったら
○街にいるとき
その場に立ち止まらず、窓ガラスなどの落下物からカバンなどで頭を保護して、空き地や公園などに避難しましょう。近くに空き地などがないときは、周りの状況を確認して、建物から離れた安全性の高い場所に移動しましょう。また、ブロック塀や自動販売機などには近づかない、倒れそうな電柱や垂れ下がった電線には十分注意しましょう。
○デパートや地下街で
カバンなどで頭を保護して、ショーウインドウや商品から離れましょう。柱や壁ぎわに身を寄せ、係員の指示に従い、冷静に行動しましょう。
○電車やバスで
急停車することがあるので、つり革や手すりなどにしっかりとつかまり、荷物棚からの落下物に注意しましょう。途中で止まっても、勝手な行動をせず、乗務員の指示に従って冷静に行動しましょう。
○車の運転中に
ハンドルをしっかりと握り、徐々にスピードを落とし、道路の左側か広い場所に停車し、エンジンを切ります。揺れがおさまるまで周辺の状況を確認して、カーラジオで災害情報を聞きましょう。避難が必要なときは、鍵をつけたままにして、ドアも鍵をかけないで貴重品を忘れずに持ち出し、徒歩で避難しましょう。
非常持出品は必要最小限に
非常持出品は、使用するときに支障のないように、定期的に点検しましょう。特に食品や飲料水には、賞味期限がありますので忘れずに。また、避難時に持ち出すものを欲ばると安全な避難に支障をきたすことになります。必要最小限にしましょう。
貴重品 | 現金、預貯金通帳、免許証、健康保険証、印鑑など |
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非常食品 | カンパン、缶詰など火を通さないで食べられるもの、飲料水 |
応急医薬品 | 目薬、傷薬、胃腸薬、ばんそうこう、常備薬など |
トランジスタラジオ | 電池は多めにストックを |
照明器具 | 懐中電灯(予備電池を忘れずに) |
衣類 | 下着、上着、タオルなど |
その他 | ホイッスル、メガネなど |
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