更新日:2018年10月30日
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感震ブレーカーについて
ご存じですか?地震による火災の過半数は電気が原因という事実。
東日本大震災における本震による火災全111件のうち、原因が特定されたものが108件。そのうち過半数が電気関係の出火でした。
地震が引き起こす電気火災とは、地震の揺れに伴う電気機器からの出火や、停電が復旧したときに発生する火災のことです。
感震ブレーカーとは
「感震ブレーカー」は、地震発生時に設定値以上の揺れを感知したときに、ブレーカーやコンセントなどの電気を自動的に止める器具です。感震ブレーカーの設置は、不在時やブレーカーを切って避難する余裕がない場合に電気火災を防止する有効な手段です。
主な感震ブレーカーの種類
分電盤タイプ
分電盤タイプ(内蔵型)
<特徴>
分電盤に内蔵されたセンサーが一定の震度を感知するとブレーカーを落とし、電気を遮断するタイプ。 内蔵型と後付型がある。
<工事>
電気工事が必要
<価格>
内蔵型:約5〜8万円(標準的なもの)
後付型:約2万円
コンセントタイプ
コンセントタイプ
<特徴>
コンセントに差し込むタイプと、既存のコンセントと取り替えて埋め込むタイプがあり、センサーが地震による揺れを感知してブレーカーを落とし、電気を遮断する。
<工事>
電気工事を必要とする場合あり
<価格>
約5千円〜2万円
(建物全体に設置した場合は高価となる)
簡易タイプ
簡易タイプ
<特徴>
ブレーカーに直接取り付けるタイプであり、地震による揺れによって重りが落下したり、バネが作動することでブレーカーを操作し、電気を遮断する。
<工事>
電気工事は不要
※ホームセンターや家電量販店で購入可能
<価格>
約2〜4千円程度
※感震
性能にやや劣り、自分自身で取り付けるため、設置方法によって作動にばらつきが生じるおそれがある。
感震ブレーカー 案内パンフレット
(内閣府・消防庁・経済産業省発行の資料をダウンロードできます)
このページに関するお問い合わせ
危機管理室(本庁舎3階)
電話:048-963-9285
ファクス:048-965-7809