更新日:2021年8月31日
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越谷市地震ハザードマップ
越谷市地震ハザードマップを更新しました!
地震ハザードマップ(ゆれやすさマップ、液状化危険度マップ、建物被害予測マップ)を「平成24・25年度埼玉県地震被害想定調査」に基づき更新しました。
越谷市地震ハザードマップとは
「越谷市地震ハザードマップ」では、次の3つのマップについて、避難場所・避難所や、市役所などの公共施設の場所、また家庭でできる地震への備えといった、身近な防災情報を示しています。
地震ハザードマップを参考にし、次の項目について確認してみましょう。
- 自宅やよく行く施設の場所、通るところの危険度
- 避難する場所や避難ルート
- 家具の転倒防止等、屋内・屋外の対策
- 自宅の耐震診断(簡易耐震診断)や耐震改修
また、市が各家庭に配布した「越谷市総合防災ガイドブック」では、地震が起こった場合の避難行動や、非常持ち出し品などを確認できます。
越谷市地震ハザードマップとあわせてご覧いただき、万全の対策を心がけましょう。
お住まいの地域がどれくらい揺れるのかを示したマップです。
液状化の危険度がどのくらいあるのかを示したマップです。
地域での建物被害の危険性がどのくらいあるのかを示したマップです。
越谷市地震ハザードマップ(PDFファイル)の保存
こちらでは地震ハザードマップとして「ゆれやすさマップ」「液状化危険度マップ」「建物被害予測マップ」のダウンロードが出来ます。
右クリックをして、対象をファイルに保存して確認しましょう。
越谷市地震ハザードマップの説明
想定地震
この地震ハザードマップの作成にあたり、平成24・25年度埼玉県地震被害想定調査に基づき、越谷市への影響が最も大きい茨城県南部地震(マグニチュード7.3)を想定しています。
マグニチュードと地震
「マグニチュード」とは、地震そのものの大きさを表す尺度です。一方、「震度」とは、それぞれの場所における揺れの大きさを表す尺度です。すなわち、1つの地震に対してマグニチュードは1つですが、揺れの大きさを表す震度は場所によって異なります。
震源で発生した地震波は、地下構造の違いによって反射や屈折などを繰り返し、複雑な地震波となって地表に届きます。すなわち、地震波の伝わり方は、震源からの距離や地盤の状況により異なります。
一般的に、震源から遠くなると震度は小さくなります。また、岩盤から上の軟らかい堆積層が厚いほど、揺れは増幅しやすく、震度が大きくなる傾向にあります。
ゆれやすさマップ
ゆれやすさマップとは、3つの想定地震に対する揺れの大きさ(震度)を評価し、これらを重ね合わせて、それぞれの地域で生じる可能性のある最大の揺れの大きさ(震度)として取りまとめたものです。
なお、このマップで表示した震度は、地震の規模や震源の距離から予測した平均的な揺れの大きさであり、地震の発生の仕方によっては、揺れがこれよりも強くなったり、弱くなったりすることがあります。
震度と揺れ等の状況については、図のとおりです。
想定される被害を把握し、補強対策や室内の安全対策に努めましょう。
液状化危険度マップ
液状化危険度マップとは、それぞれの地域の地形・地盤の特性を考慮して、揺れやすさマップに示した揺れの大きさに基づいた液状化の可能性について表示したものです。
なお、このマップで表示した液状化危険度は、得られた地盤情報に基づく予測値であり、実際には造成地などで局所的に発生することもあるため、液状化の発生箇所や規模は変動することがあります。
液状化現象
地下水位が高く、軟らかい砂からできた地盤に、地震による強い揺れが加わると、液状化現象が発生する可能性が高くなります。
地盤が液状になるため、重い建物等を支えることができなくなり、建物等の沈下や傾斜が起きたり、地中のマンホールや軽い管路等は浮き上がったりします。このほか、河川の護岸近傍や緩い傾斜地において、場合によっては数メートルにわたって流動することもあります。
本市においては、液状化が発生する可能性のある地域が多いと考えられ、ライフライン(電力・通信・ガス・上下水道)や道路、河川等が液状化により被害を受けるおそれがあります。その場合には、広い範囲に影響が及ぶことが考えられます。
建物被害予測マップ
建物被害予測マップとは、それぞれの地域にある建物の特性(建物の構造と建築年次)を考慮して、揺れやすさマップに示した揺れの大きさに基づいた建物全壊率(地域内の全ての建物の中で揺れにより全壊する建物の割合)を評価し、取りまとめたものです。
したがって、この建物被害予測マップは、地震による個々の建物の危険度を表したものではなく、各地域の平均的な建物被害の危険性を相対的に表示したものです。
地震による建物被害
地震による建物被害は、主に揺れに基づくもので、その揺れにより建物の柱や梁といった構造部などが破壊され、全壊、半壊、一部破損といった被害が生じることになります。
地震による揺れの大きさと建物被害には関係があり、揺れが大きくなるにつれて被害程度が大きくなったり、被害の数が増加する傾向にあります。また、過去の地震における全壊(倒壊)建物のほとんどが、建築基準法改正前の昭和56年以前に建築されたものであったことから、当時の建物には、構造や耐震性に問題がある可能性が高いと推測されています。したがって、揺れやすい地域であったり、古い木造建物が多い地域は、相対的に危険度が高くなります。
自宅のまわりやよく行く場所、避難ルートの安全性を確認しておきましょう。また、自宅や通っている学校、職場の耐震性についても関心を持ちましょう。
地震への備え
地震がおこったときに備え、ご自宅の状態を確認して、建物の補強や、室内の家具の固定など、事前の安全対策を心がけましょう。
地震に弱い家
その他
- 地盤が悪いところに建つ建物は大きな被害を受けるおそれがあります。
- 斜面に建築されている場合は、地面が崩れて、建物が被害を受けるおそれがあります。
地震がおこる前に出来ること
耐震診断及び耐震改修に係わる支援制度
越谷市では、木造住宅の簡易耐震診断を無料で実施しています。また、「越谷市既存建築物耐震診断・耐震改修補助金交付事業」により、対象となる木造住宅・マンションの耐震診断及び耐震改修工事費用の一部補助を行っています。
詳細については、下記リンク先をご確認ください。
耐震診断制度に関する問い合わせ先
建築住宅課 048-963-9235(直通)
このページに関するお問い合わせ
危機管理室(本庁舎3階)
電話:048-963-9285
ファクス:048-965-7809