更新日:2022年7月21日
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消火器の不適切な訪問点検にご注意を!
● 不適切な訪問販売・点検及び薬剤の詰め替えについて!
消火器の販売・点検及び薬剤の詰め替えに伴うトラブルが全国的に多発しています。
会社、スーパー、学校、幼稚園、工場など消火器の設置本数が多い防火対象物をねらって、巧妙な手口により契約書にサインをさせ、消火器を持ち帰って薬剤の詰め替えを行い、高額な料金を請求するなどの訪問点検の事例や、消防職員を装って一般住宅に訪問し高額で消火器を販売する事例等が多発しています。
また、要求に応じないと脅迫的な言動で高額な料金を請求する業者の事例も報告されています。
次のことに留意して、このような被害にあわないように注意してください。
● こんな手口にはご注意を!
- 前日もしくは当日に電話を入れ、契約業者であるかのように錯覚させる。
- 訪問した時も契約業者のように言葉巧みに装う。
- あいまいに点検を承諾すると、素早く消火器を集める。
- 内容を説明せず、契約書に署名、押印を求めてくる。
- 「消防署から来ました。」や「消防署から頼まれて来ました。」など、消防署を強調し言葉巧みに販売・点検及び薬剤の詰め替えを行う。
● トラブルの未然防止のポイント!
- 社員証・消防設備士等の免状など身分証明書の掲示を求めて、契約業者であるかどうか確認する。その際、氏名、住所、連絡先を確認(コピー又はメモ等)しておく。
- 契約業者がある場合、契約業者に連絡し、点検実施の有無を確認する。
- 契約の前に見積書の請求をする。
- 契約書などにサインする前に、必ず記載内容をよく確認する。
- 契約の担当者以外は、契約書にサインや押印はしない。
- 従業員等に消火器(消防用設備等)の点検実施日を周知しておく。
- 消火器の市場価格は6,000円 〜 8,000円が主流だと把握しておく。
※ 一度契約書にサインをしてしまうと、契約が成立してしまうため、トラブル解決は非常に難しくなってしまいます。消防署の職員が販売・点検及び薬剤の詰め替えに訪問することはありません。
従業員等(アルバイト、契約社員、臨時社員を含めて)への徹底、特に受付担当の方、窓口担当の方への周知徹底がトラブル防止のカギとなります。
※ 疑問を感じた場合!
疑問を感じた場合は、直ちに消防局予防課(048−974−0103)に連絡相談してください。
また次の事項に留意してください。
- 消費連絡センターに連絡する。
個人契約では、クーリング・オフ制度が利用できます。
仮に契約書や念書などを交わしていても、安易に支払わず下記の窓口に相談してください。
消費生活センター(048−965−8886) - 不適正訪問業者の発言等の記録
不適正訪問業者の発言や、その手口を詳細に記録しておけば、弁護士と相談の上で、錯誤による契約の無効や詐欺を主張することも考えられます。 - 警察への連絡
暴力的・脅迫的な言動で不適正訪問業者が検挙された事例もあります。こうした言動があれば、記録するとともに、最寄の警察署へ連絡し、相談してください。
このページに関するお問い合わせ
消防局 予防課(大沢二丁目10番15号(消防本庁舎))
電話:048-974-0103
ファクス:048-974-0430