令和4年7月10日（日曜日）にしらこばと水上公園第1駐車場において、令和4年度越谷市消防団夏季特別訓練を開催しました。今年度につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染状況を鑑み、3年ぶりに消防操法大会を中心とした訓練を市長に査閲していただきました。

当日は、天候に恵まれ、火災出動における団員同士の連携や放水までのタイムを競う消防操法大会を実施しました。出場団員は、日ごろの訓練の成果を十分に発揮することができました。
結果については以下の通りです。
優勝・・・・・・・・・増林分団
準優勝・・・・・・・・大相模分団
第3位・・・・・・・・・荻島分団

福田市長から「本日の訓練を拝見し、消防団員の皆様が市民の生命、身体、財産を火災から守るための訓練を真剣に実施している姿を見て、とても心強く、そして頼もしく感じているところです。団員の皆様には、それぞれの仕事をお持ちのなか、消防団活動に取り組まれておりますことに感謝いたしますとともに、引き続き、地域防災の要として消防団活動に精励してくださるようお願いいたします。」と講評をいただきました。

松崎消防団長からは、「常日頃から訓練を通じて危機管理意識を持ち、いつ発生するか分からない災害に備えるため、今後も消防局との連携を深め、市民の付託に応えて参ります。」と力強くあいさつがありました。

越谷市消防団には平成30年度に設置した学生機能別団員があります。学生機能別団員は、18歳以上で越谷市に在住または、市内の大学等に在学している学生で構成している団員です。活動内容は、大規模災害発生時、市内で避難所が開設した際、運営の補助にあたる役割を担っています。通常の災害出動はしません。今回は、夏季特別訓練のバックアップで活躍しました。わずかな時間ですが、市長、副市長と交流し、有意義な活動となりました。

当日は湿度が高く、気温も30度を超える暑さでしたが、「暑さに負けず、自分たちのまちは、自分たちが守る」という強い気持ちを感じる夏季特別訓練でした。
これからも越谷市消防団は、様々な災害から市民の生命、身体、財産を守るため、訓練を重ねてまいります。