更新日:2025年6月30日
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【越谷市指定 有形文化財・歴史資料】越谷隕石
越谷隕石は、明治35年(1902年)3月8日の暁の頃に火山の噴火したような音がして、埼玉県南埼玉郡桜井村大字大里(現在の越谷市大里)の中村喜八氏の田に大きな穴ができ、1メートル余りの底から奇石が発見され、多くの人が見物に集まったことが当時の新聞に報道されています。
発見された石は長く発見者の中村家で保管されていましたが、令和3年(2021年)に所有者の中村勉氏と郷土史家の宮川進氏が独立行政法人国立科学博物館へ検査を依頼し成分分析を行った結果、隕石であることが確認され、令和5年(2023年)2月23日、国際的な隕石の認証団体である国際隕石学会に「越谷隕石(Koshigaya)」として登録されました。国内で54番目に確認された隕石となります。
郷土史として地域で言い伝えられていた事柄が科学的見地から隕石として証明された貴重な資料です。
(指定日:令和7年6月30日、市指定有形文化財(歴史資料)に指定。)
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