更新日:2025年4月28日
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埋蔵文化財包蔵地 西口遺跡
遺跡の概要
西口遺跡(にしぐちいせき)は奈良時代から平安時代と思われる土器が地表面に確認されたことをきっかけに、
昭和47年に大成町一丁目地内で発見された遺跡です。遺跡は元荒川右岸の自然堤防上に立地しています。
これまで発掘調査が行われたことはありませんでしたが、令和5年度及び令和6年度に個人住宅の建設に伴い
発掘調査が行われました。
調査の結果、奈良時代・平安時代・江戸時代の遺構や遺物が発見されました。特に奈良時代の遺跡の調査例は
市内でこれまでなく、市内における貴重な調査事例となりました。
遺跡から西に約1キロメートルの地点には天平勝宝2年(750年)に創建されたといわれる大聖寺があり、
大相模地区の元荒川右岸の自然堤防上には奈良時代の人々の痕跡が他にも残されているのかもしれません。
発掘作業風景
桶と瓦が出土した状況
西口遺跡発掘調査報告書
令和5年度に調査を行った範囲の成果について発掘調査報告書を刊行しています。
市立図書館・北部図書館・南部図書室・中央図書室で閲覧・貸出しを行っておりますので、興味のある方はぜひご覧ください。
また、外部サイト全国文化財総覧で報告書が報告書PDFデータで閲覧できます。
なお、奈良時代の遺構が発見された調査区を含んだ発掘調査報告書は今後刊行する予定としています。
報告書の閲覧・貸出し方法などの確認
越谷市立図書館のホームページで図書館・図書室の貸出し状況が確認できます。
越谷市立図書館公式ホームページ(外部サイトで開きます。)
報告書の全国文化財総覧での公開
下記外部リンクに移動し、「越谷市 西口遺跡」と検索してください。
全国文化財総覧(外部サイトで開きます。)
遺跡の位置
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