更新日:2023年1月30日
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埋蔵文化財包蔵地 大道遺跡
遺跡の概要
大道遺跡(おおみちいせき)は西大袋土地区画整理事業地内において土器等が地表面に確認されたことから昭和62年に遺跡として登録されました。
平成9年1月に事業決定された西大袋土地区画整理事業地内に所在することから、区画整理の進歩に合わせて平成13年度から継続して発掘調査が実施されています。
大道遺跡は元荒川左岸の自然堤防上に位置する遺跡で、平安時代から近世まで続く遺跡です。また、発掘事例の少ない埼玉県南部地域に広がる中川低地における貴重な遺跡です。
年代は、平安時代(9世紀後半から10世紀前半)、中世(14世紀から16世紀)、近世(17世紀から19世紀後半)であり、主な遺物は、土師器、須恵器、常滑焼、瀬戸美濃焼、近世陶磁器、鉄製品、木製品です。
越谷市埋蔵文化財発掘調査報告書第1集『大道遺跡発掘調査報告書I』
平成28年3月には、平成13年度・15年度・26年度の一部の成果について発掘調査報告書を発行しております。
市立図書館・南部図書室・中央図書室で閲覧できますので、興味のある方はぜひご覧下さい。市立図書館本館・南部図書室・中央図書室では貸出しも行っております。
また、外部サイト全国遺跡報告総覧で報告書がPDFデータで閲覧できます。
大道遺跡発掘調査報告書I
報告書の閲覧・貸出し方法などの確認
越谷市立図書館のホームページで図書館・図書室のうち閲覧のみが可能な施設、貸出しが可能な施設、現在の貸出し状況の確認ができます。
http://lib.city.koshigaya.saitama.jp/ (外部サイト)
報告書の全国遺跡報告総覧での公開
下記外部リンクに移動し、越谷市大道遺跡と検索してください。
https://sitereports.nabunken.go.jp/ (外部サイト)
現地説明会のお知らせ
終了しています。定期的に実施する予定ですので、情報の更新をお待ちください。
日時
令和元年(2019年)7月25日木曜日の午前10時、午前11時、午後1時、午後2時の計4回
各回30分程度で同一内容
雨天中止
内容
過去の調査で確認された大溝の延長部分が見つかったことなど、今年度の調査成果を説明します。
定員
調査区が狭いため、各回先着20名程度とします。
人数多数の場合は20名程度ずつ説明します。その場合、順番待ちとなります。
集合場所
大道香取神社参道横(大道94付近)
注意事項
駐車場はありません。また、会場は発掘調査現場ですので、動きやすい服装・靴でお越しください。
遺跡の位置
このページに関するお問い合わせ
教育総務部 生涯学習課(第三庁舎3階)
電話:048-963-9315
ファクス:048-965-5954