更新日:2022年12月14日
ページ番号は96420です。
下間久里獅子舞連中が令和4年度第42回伝統文化ポーラ賞の地域賞を受賞
令和4年(2022年)12月13日、ザ・ペニンシュラ東京(東京都千代田区)で、令和4年度第42回伝統文化ポーラ賞の贈呈式が開催され、埼玉県指定無形民俗文化財「下間久里の獅子舞」の保存・伝承に努める下間久里獅子舞連中が、地域賞を贈呈されました。
埼玉県指定無形民俗文化財「下間久里の獅子舞」の保存・伝承が高く評価
伝統文化ポーラ賞は、公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団(東京都品川区、小西尚子理事長)が、日本の無形の伝統文化の保存・振興をはかるため、伝統文化の分野で貢献され、今後も活躍が期待できる個人または団体に対し、さらなる業績の向上を奨励することを目的として顕彰しているもので、令和4年度は下間久里獅子舞連中を含む8個人・団体が受賞しました。
贈呈式の様子
贈呈式に出席された下間久里獅子舞連中の皆さん。左から、副太夫兼会計部長の横川薫さん、太夫の藤田郁夫さん、副太夫の荒井勝美さん、実行委員長の松崎義一さん(役職は受賞当時のもの)
選考理由(ポーラ伝統文化振興財団資料から引用)
下間久里の獅子舞は、毎年7月の第3日曜日に、無病息災、家内安全、五穀豊穣を祈願して披露するもので、香取神社での奉納に続いて、丸一日かけて地区の全戸を巡る。太夫獅子、中獅子、女獅子の三頭が一組となり、腰に付けた太鼓を打ち、6孔の笛にあわせて舞う。太夫による「丸字切り」や「辻切り」などにも特徴がある。400年以上の歴史を誇る下間久里の獅子舞は、昭和37年に埼玉県無形民俗文化財に指定、昭和54年に指定替となり現在に至る。
太夫を中心に地区の男性で構成される下間久里獅子舞連中では、練習日を設けて、舞、太鼓、笛などの稽古を重ね、獅子舞の保存と継承によく努めており、越谷市立桜井南小学校の授業や獅子舞クラブへの指導を通して、後継者の育成、地域の文化の普及・発展につながる活動も続けるなど、その地道な活動が高く評価され、今回の受賞につながった。
下間久里の獅子舞(令和元年7月14日撮影)
このページに関するお問い合わせ
教育総務部 生涯学習課(第三庁舎3階)
電話:048-963-9315
ファクス:048-965-5954