更新日:2020年5月14日
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有毒植物
有毒植物による食中毒が発生しています
全国では、特に春先から初夏にかけて、有毒植物を食用の植物と誤って喫食したことによる食中毒が多く発生しています。
食用と確実に判断できない植物は、絶対に「採らない」、「食べない」、「売らない」、「人にあげない」よう注意してください。
また、野草を食べて体調が悪くなったら、すぐに医師の診察を受けてください。
バイケイソウによる食中毒について
当該野草の残品
平成29年6月、長野県で食用の野草と間違えてバイケイソウを採取し、食べた市民が、顔面のしびれ、おう吐等の食中毒症状を呈する事件が発生しました。
バイケイソウは、ユリ科の多年草で山地から高山の湿った場所に自生しています。植物全体にアルカロイド類(ベラトラミン、プロトベラトリン、ジェルビン等)の毒成分が含まれており、誤食すると、おう吐、下痢、血圧降下、けいれんなどの中毒症状が起きます。これらの毒成分は熱を加えても分解されません。
若葉が食用のオオバギボウシ(地方名ウルイ)やギョウジャニンニクと似ており、間違えやすい植物です。
厚生労働省ホームページ
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