市では、介護保険制度に対する信頼感を高めること並びに介護保険制度を持続することを目的として介護給付適正化に取り組んでいます。

1. 越谷市では、全ての認定調査の結果（委託調査も含む）について、内容点検を実施しています。
2. 適正な調査が行われるように、年1回、新任の認定調査員を中心に研修会を実施しています。
3. 認定審査会における地域格差、合議体格差等について、全国の自治体と比較した分析や、要介護認定のばらつきの是正に向けた取り組みを実施しています。

　介護サービスの質の向上のため、ケアプランの点検を実施しています。また、点検の結果、必要と判断される場合には、事業者へ指導等を行います。

1. 事前申請や支給申請の書類を点検し、疑義が生じた場合は、ケアマネジャーや施工業者に聞き取り調査を行い、また、必要に応じて現場確認を行っています。
2. 軽度者への福祉用具貸与について、サービス計画書類等で貸与の必要性や利用状況等を確認しています。
3. 毎年、住宅改修の研修会をケアマネジャーや市の受領委任払い登録事業者に対して実施しています。

　県国保連合会により作成される医療情報との突合帳票、縦覧点検帳票を活用し、請求内容の点検を実施しています。点検により、誤り又は不適正と認められる請求を発見した場合には、速やかに返還手続きを取るよう事業者への指導を実施しています。

　介護サービスの利用者に対し、介護給付費の額、利用したサービスの内容等を通知することにより、不正請求の防止、適正なサービス利用の意識啓発を図っています。