更新日:2024年4月1日
ページ番号は8621です。
禁煙を希望される方へ
たばこがやめられない理由とは…
たばこがやめられないのは、「ニコチン依存」と「心理的依存」の2つの原因があるからです。
「ニコチン依存」とは…
ニコチンには麻薬やアルコールなどと同じように「依存性」があります。
喫煙を繰り返しているうちに、脳内ではニコチンが切れると正常な脳細胞の働きができなくなってしまいます。これがニコチン依存の状態です。
その結果、禁煙すると身体の中からだんだんニコチンが消失し、イライラしたり、落ちつかなくなったり、集中できなくなったりといった「禁断症状」が現われます。
「心理的依存」とは…
「目覚めの一服」や「食後の一服」、「口寂しいから」といった理由でついついたばこに手が伸びてしまう…
このように身についてしまっている習慣をいいます。
この2つの依存を乗り越え、禁煙を成功させるためには、禁煙治療や支援者のサポート等を受けることが大切です。
禁煙治療について
2006年4月から、禁煙治療が保険適用となりました。
一定の要件を満たす人は禁煙治療が受けられます。
「禁煙しよう」と決めたら、禁煙治療を実施している病院を受診することをお勧めします。
医師やお薬の力を借りることで、禁煙の成功率もアップすると言われています。
病院では、医師等のスタッフが、禁煙できるよう、身体・精神的にサポートしてくれます。
※ただし、保険診療で禁煙治療を受けられるのは以下の全てに該当し、医師がニコチン依存症の管理が必要であると認めた人となります。
・ニコチン依存症に係るスクリーニングテスト(TDS)で、ニコチン依存症(5点以上をニコチン依存症と診断)と診断されたものであること
・ブリンクマン指数(=1日の喫煙本数×喫煙年数)が200以上のものであること
※平成28年4月より、35歳未満にはこの要件がなくなりました。
・直ちに禁煙することを希望し、「禁煙治療のための標準手順書」(日本循環器学会、日本肺癌学会、日本癌学会及び日本呼吸器学会により作成)に則った禁煙治療について説明を受け、当該治療を受けることを文書により同意しているものであること
たばこをやめたいと思っている方へ(ニコチン依存のスクリーニングテストはこちら)(PDF:927KB)
越谷市内の禁煙治療実施医療機関
越谷市内で保険診療による禁煙治療を実施している医療機関は以下のとおりです。
(令和5年9月現在)
越谷市内の禁煙外来実施医療機関はこちら(PDF:270KB)
越谷市保健センターでの禁煙支援について
随時禁煙に関するご相談を受け付けております。
また、禁煙を希望される方に保健師による個別支援をお受けいたします。
どうぞお気軽にお問い合わせください。
関連リンク
埼玉県ホームページでも禁煙についての情報が載っています。
こちらもご活用ください。
このページに関するお問い合わせ
保健医療部 健康づくり推進課 健康づくり担当(東越谷十丁目31番地(保健センター1階))
電話:048-960-1100
ファクス:048-967-5118