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越谷市 Koshigaya City

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更新日:2012年2月6日

ページ番号は8763です。

都市近郊における農地の役割

農地の多面的機能

昔から農地や農業用水は多くの農産物を育んできました。近年、農地や農業用水の持つ景観や親水、防災、環境保全等の機能が注目されています。しかし、農業従事者の高齢化が進み、施設の維持管理が危ぶまれています。

1)防災機能

四隅を畦で囲まれた田んぼは、大雨の水を一時的に貯留し、ゆっくりと水路や河川に流出させる洪水防止機能をもっています。また、災害時の避難場所や災害の拡大防止にも機能します。

2)水源涵養機能

水田に引かれた用水や雨水は、時間をかけ地下に浸透し地下水をかん養します。良く耕された畑も雨水が浸透しやすく地下水のかん養に役立っており、地盤沈下の緩和にも寄与しています。

3)環境保全機能

良く管理された田んぼや畑は、大切な都市の緑地であり地域の原風景にもなっています。また、農地を耕すことで土壌微生物が有機物を分解したり、育まれた植物により大気の浄化も行います。さらには、小動物等の生息の場として生態系の保全にも役立っています。

4)教育・レクリエーション機能

都市住民の「癒し、生きがいの場」として市民農園に対する期待が高まっています。また、農業を学校教育の一環として、更には「園芸療法」として障害者・老人福祉の場にも利用されるようになってきました。農作物の栽培を通し、都市住民と農家が交流することで、農業に対する都市住民の理解も深まります。農業が営まれることで、地域固有の伝統文化(衣食住、祭りや歴史)を維持・継承することができます。

このページに関するお問い合わせ

環境経済部 農業振興課(第三庁舎4階)
電話:048-963-9193
ファクス:048-963-9175

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