こしがや薪能（たきぎのう）とは

薪能とは、能舞台の周囲にかがり火を焚いて行う能のことです。
全国でも数少ない屋外能舞台を持つこしがや能楽堂で、幻想的な雰囲気の中、一流能楽師による本格的な能楽が鑑賞できます。

かがり火に照らし出される幽玄の世界をぜひお楽しみください。

また、開演前には能楽研究者（法政大学国際文化学部教授）の竹内晶子氏による当日の番組の見どころ等を紹介する能楽講座も行われますので、能楽の鑑賞が初めての方でも安心してお楽しみいただけます。

過去のこしがや薪能の様子

 
※画像の転載、二次使用は禁止

開催日時

令和7年9月13日（土曜日）※荒天中止

• 開場　午後4時50分

• 能楽講座　午後5時20分

• 火入れの儀　午後5時50分

• 開演　午後6時

• 終演　午後8時35分（予定）

会場

越谷市日本文化伝承の館こしがや能楽堂（越谷市花田6-6-1）
※駐車場には限りがありますので、下記の公共交通機関をご利用ください。

• 越谷駅東口4番バスのりば
  「花田循環・花田小学校前・越谷市立図書館行き」花田苑入口下車、徒歩5分
   
• 南越谷駅北口1番バスのりば
  「花田・越谷市立図書館・越谷駅東口行き」花田苑入口下車、徒歩3分

番組（令和7年6月6日更新）

仕舞「菊慈童（きくじどう）」「井筒（いづつ）」「鵜之段（うのだん）」

※仕舞の曲目が変更となりました。「女郎花」から「鵜之段」

狂言「梟山伏（ふくろうやまぶし）」

あらすじ

山から帰ってから様子のおかしい弟（小アド）を案じ、兄（アド）が山伏（シテ）に祈祷を頼みに行く。山伏が祈祷をすると、弟は「ホーホー」と奇妙な声をあげる。これは梟にとりつかれたに違いないと懸命に祈るが、症状はますますひどくなるばかり。さらには兄まで奇声をあげ始めて……。

舞囃子「清経　替之型（きよつね　かえのかた）」

能「海士（あま）」

あらすじ

　房前(　　大臣（子方）は、物心つく前に死別した母の足跡を訪ねるため、従者（ワキ）を引き連れ、母の最期の地といわれる讃岐国志度の浦へと旅に出た。そこで偶然出会った海女（前シテ）から昔語りを聞く。
　……かつて藤原不比等の妹が唐帝の后となった折、唐から贈られた秘宝「面向不背の珠」がこの浦で龍宮に奪われてしまった。不比等は珠を取り戻すべくこの浦を訪れたが、その時に一人の海女と出会い、結ばれ、そして子を授かった。その子は今、房前大臣と呼ばれている……
　房前は驚き、自分こそが房前だと名のり、母の生きた証を知り涙を流す。すると海女も誘われるように涙を流した。実はこの海女こそ、不比等と結ばれた海女、つまり房前の母の亡霊であった。海女は生前、「面向不背の珠を龍宮から取り返したらば、我が子を藤原家の後継者にする」と不比等と約束し、見事珠を取り返したのだが、代わりに自らの命を落としてしまった。そして成仏できずこの浦の地縛霊となって彷徨っているのであった。しかしそれを知らない房前一行は、当時をよく知る海女に、珠を取り返す様子を真似て見せて欲しいと所望する。言われるままに珠取りの様子を見せた海女は、ついに自分こそが房前の母の霊であると明かし、自らの思いをしたためた手紙を渡し海へと消えて行く。（中入）
　手紙を読んだ房前は母が冥界で助けを求めていることを知り、母の追善供養を行う。すると、海から母の霊が龍女（後シテ）の姿で現れ、舞を舞って成仏の喜びを表すのであった。

入場券販売期間

令和7年7月7日（月曜日）から令和7年9月13日（土曜日）

入場券料金・販売数

一般3,500円／学生1,000円

• 前売券280枚
• 当日券270枚

入場券取扱窓口

前売券

越谷市教育委員会生涯学習課（越谷市役所第三庁舎3階）

• 時　　間　　午前8時30分から午後5時15分まで（土曜・日曜、祝日を除く）
• 電　　話　　048-963-9307
• 住　　所　　〒343-8501　越谷市越ヶ谷4-2-1

越谷市日本文化伝承の館　こしがや能楽堂

• 時　　間　　午前9時から午後5時まで（水曜休館）
• 電　　話　　048-964-8700
• 住　　所　　〒343-0015　越谷市花田6-6-1

越谷市日本文化伝承の館こしがや能楽堂（外部サイト）

越谷コミュニティセンター（サンシティホール）

• 時　　間　　午前9時から午後9時30分まで
• 電　　話　　048-985-1112
• 住　　所　　〒343-0845　越谷市南越谷1-2876-1(東武スカイツリーライン「新越谷駅」、またはJR武蔵野線「南越谷駅」から徒歩5分)

※越谷コミュニティセンターでは、郵便振替による購入も受け付けます

越谷コミュニティセンター（サンシティホール）（外部サイト）

インターネット販売　※準備中

当日券

越谷市日本文化伝承の館　こしがや能楽堂

• 時　　間　　午後1時から
• 電　　話　　048-964-8700
• 住　　所　　〒343-0015　越谷市花田6-6-1

※公演時に雨が予想される場合は、当日券を販売しません。その場合は、このページでお知らせします

※前売券が完売した場合は、電話による当日券の事前予約が可能です。詳しくはこしがや能楽堂へお問い合わせください

おことわり

• 入場券は1人1回、当日の指定時間に限り有効です。
• 都合により出演者及び公演内容の一部を変更する場合がありますのでご了承ください。
• 荒天等により、公演を中止した場合のみ払戻しいたします。払戻し方法は、生涯学習課から書類を郵送し、入場券または半券と引き換えで払戻しを行います。入場券代金以外は一切返金できません。また、交通費等の補償はできません。なお、公演途中に中止については、狂言が終了していない場合に限り、払戻しいたします。
• 入場券を紛失・著しく破損された場合は、払戻しできません。
• 入場券をお持ちの方は、公演当日、能楽堂に隣接する「越谷市日本庭園花田苑（約2.1haの回遊式池泉庭園）」に無料で入園できます。
• 入場券の再発行はできません。公演当日、必ず会場にご持参ください。
• 入場券を学生料金で購入された場合は、入場の際に受付で学生証を確認します。必ずご持参ください。
• 入場整理券の発行はいたしません。また、入場待ちをされる際には、水分補給のための飲料水等は、各自でお持ちください。
• 駐車場に限りがありますので、公共交通機関をご利用ください。
• 入場前に半券を切り離すと無効となります。また、入場券は公演の最後まで必ずお持ちください。
• 会場内で係員の指示及び注意事項に従わずに生じた事故については、主催者は一切責任を負いません。
• 営利を目的として入場券の転売は、いかなる場合にも固くお断りいたします。
• 転売された入場券は無効となり、入場をお断りさせていただく場合もございますのでご注意ください。
• 転売により購入された入場券のトラブルについて、主催者は一切の責任を負いません。
• 券面記載事項が改ざんにより判読不能、または変更されている場合は入場できないことがあります。
• 暴力団関係者の入場をお断りする場合がございます。
• ビン・カン類及び花火・爆竹・発煙筒などの危険物の会場への持込みは固くお断りいたします。
• 公演前、公演中及び公演終了後に、楽屋や能舞台などには決してお入りにならないでください。また、ものを投げたり他人に迷惑を及ぼすような行為があったときには、退場いただくことがあります。
• 出演者へのプレゼントのお預かりはお断りいたします。また、主演者の入出待ちなどもご遠慮ください。
• 未就学児の入場はご遠慮ください。

チラシのダウンロード

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