教育委員会では、市立小学校の通学路における児童の更なる安全確保を図るため、市立小学校14校の通学路に50台の防犯カメラを設置し、令和2年4月より本格稼働いたしました。

　近年、全国で登下校中の子供たちが犯罪に巻き込まれる事案が多発しており、保護者をはじめとした市民の皆様の不安感が高まっています。
　子供たちの登下校の安全確保につきましては、PTAを含む地域の方々のご協力による見守り隊の「人の目」が大変に有効と考えておりますが、子供たちの登下校時における犯罪の抑止と未然防止等、さらなる安全性の向上を目的に、これら「人の目」を補完するかたちで、人家が少なく、人通りの少ない通学路に防犯カメラを設置いたしました。
　なお、防犯カメラの設置場所につきましては、設置にご協力いただいております地域の皆様のプライバシーに配慮し、ホームページ上での公表はしておりません。

　通学路防犯カメラを設置・運用するに当たっては「通学路防犯カメラの設置等に関する取扱要領」を制定し、当該通学路防犯カメラの対象となる皆様のプライバシーの保護を図ることはもちろん、撮影された画像を適切に管理します。
　防犯カメラについては、一方向を撮影するタイプで24時間録画としますが、常時モニターによる監視は行いません。また、「防犯カメラ作動中」の表示をするとともに、撮影範囲におけるプライバシー等に配慮する部分についてはマスキング処理を行い、記録された画像の保存期間は、原則15日程度で上書きされます。

　通学路防犯カメラの運用については、地域の皆様のご理解が必要不可欠ですので、ご協力をお願いいたします。