更新日:2020年3月31日
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下水道長寿命化計画事業について
越谷市の下水道
本市の下水道事業は、昭和47年に全体計画の策定、都市計画決定、事業認可の取得がなされ、着手から40年近く経過しております。下水道普及率は80%を超え、市街地の整備をほぼ終えています。また、汚水ポンプ場は、13箇所稼動しており、うち11箇所が設備の標準耐用年数である15年を上回っていることから、それらの老朽化による故障等が懸念されます。
現状と課題
下水道の整備が進み、市街地の整備が概ね完了しました。その一方で初期に整備を行った施設の老朽化が進み、管渠の破損による機能停止や道路陥没、不明水量の増大などが懸念され、早急な施設の更新が求められています。
しかし、限られた財源の中で下水道施設の機能を保持しなければならない状況から下水道のアセットマネジメントの確立が求められているところです。
長寿命化計画
事故の未然防止及びライフサイクルコストの最小化を図るため、平成20年度に国土交通省において「下水道長寿命化支援制度」が創設されました。当該事業は、下水道施設の健全度に関する点検・調査結果に基づき「長寿命化対策」に係る計画を策定するとともに、当該計画に基づき長寿命化対策を含めた計画的な改築工事を行い、快適な生活環境の維持に努めていきます。なお、平成24年度は実施計画を策定する予定です。
※管渠の長寿命化対策の対象は、スパン(マンホール間)単位で耐用年数の延伸に寄与するものであり、スパン単位未満の対策については修繕となるため、長寿命化制度の対象にはなりません。
下水道管渠状況
図-1 老朽化管路の事例
左:管が破損し、石灰乳化している状況
右:管のクラックから入る浸入水の状況
このページに関するお問い合わせ
建設部 下水道事業課 (本庁舎5階)
電話:048-963-9318
ファクス:048-963-9198