更新日:2023年8月17日
ページ番号は9675です。
LGBTQなど性的少数者への理解を深めましょう
LGBTQなどの性的少数者について知っていますか?
社会には男性と女性という2つの性にあてはまる方だけでなく、体と心の性が一致しない方や、同性を好きになる人がいます。そういった社会的には少数となる人たちのことを性的少数者といいます。性的少数者の総称のひとつとして、以下の代表的な性的少数者の頭文字をとって「LGBTQ」と呼ばれることもあります。
LGBTとは?
L:レズビアン(女性として女性を好きになる人)
G:ゲイ(男性として男性を好きになる人)
B:バイセクシュアル(好きになる相手の性別にこだわらない人)
T:トランスジェンダー(心とからだの性が一致しない人)
Q:クエスチョニング(性別がわからない人、あえて決めていない人)
このほか、性自認を男女のいずれかとは認識していないX(エックスジェンダー)や性愛的な関係を求めない無性愛者など、さまざまな性が存在します。
SOGI(ソジ)について
LGBTQが性的少数者の総称として使われることがある一方、SOGI (ソジ)は、性的指向(Sexual Orientation)と性自認(Gender Identity)の頭文字をとった言葉で、誰もがもっている性のあり方を指す言葉です。
一人ひとりがその性別にかかわりなく、その個性と能力を十分に発揮できる社会を目指し、多様な性のあり方について正しく理解し、性的少数者の方々への差別や偏見をなくしましょう。
性的少数者の困りごと
社会に存在する「性」に対する考え方は、まだまだ固定的です。性的少数者といわれる方々は、周囲の理解不足や偏見などにより、社会の中でさまざまな困難に直面しています。
- 性的少数者に対する侮蔑的発言(ホモ・レズ等)
- エイズに対する正しい知識を持たないままで発する表現や差別
- パートナーまたはキーパーソンとして認められない立場への無理解
- 外見と身分証との性別違和による偏見
- 友人・家族に相談できないことによる孤立や将来への不安
- 男女別の服装やトイレ
- 法律やさまざまな制度が前提としている性別規範
レインボーフラッグ
この旗は、レインボーフラッグといい、性的少数者の尊厳と社会運動を象徴するものです。現在では、赤・オレンジ・黄・緑・青・紫の6色が使用されています。
越谷市の取り組み
越谷市では、「第3次越谷市人権施策推進指針」及び「第4次越谷市男女共同参画計画前期実施計画」に基づき、以下のような取り組みを行い、性的少数者への理解促進に努めています。
- 性の多様性理解促進のためのリーフレットの発行
- 申請書等に関する性別欄の見直し
- 国民健康保険被保険者証性別・氏名の表記の変更
- 性的マイノリティに配慮した多目的(多機能)トイレの案内表示の掲示
- 職員及び教職員向けガイドラインの作成(性的少数者(LGBT等)に配慮した対応ガイドライン(PDF:907KB)(PDF:970KB))
- 性の多様性の理解促進に関する講座の開催
- 男女共同参画支援センター情報誌の発行
『みてみてほっと越谷:第40号』特集「多様な性を知る~LGBTってなに?~」(PDF:704KB)
『みてみてほっと越谷:第51号』特集「パートナーシップ制度と多様な性のかたちを認めるまちづくり」(PDF:7,986KB)
- パネル展の開催 など
相談窓口
埼玉県では、LGBTQなどの性的少数者の方の相談窓口を設置しています。
また、市では、性的少数者の専門相談員ではありませんが、お話を伺うことができる相談窓口があります。相談窓口についてはこちらをご覧ください。
このページに関するお問い合わせ
市長公室 人権・男女共同参画推進課(第三庁舎3階)
電話:048-963-9113
ファクス:048-965-8028