更新日:2022年8月24日
ページ番号は54218です。
2022年度越谷市中学生ビデオ・オンライン姉妹都市交流事業を実施しました
2022年度越谷市中学生ビデオ・オンライン姉妹都市交流事業
1984年から続く、オーストラリアのキャンベルタウン市との姉妹都市交流は、今年で38年目を迎えました。近年、新型コロナウイルス感染症の影響により、お互いの市を行き来しての事業は中止や延期となっているなか、令和4年度の中学生の姉妹都市交流については、昨年度に引き続き、オンラインでの実施となりました。
越谷市内の公立中学校に通う中学2年生のうち、抽選で選ばれた16名が本事業に参加しました。生徒は交流に先立ち、6月25日から7月30日の期間で毎週末集まり、日本の文化や生活について紹介する動画を作成し、キャンベルタウン市に送りました。また、8月6日には本番に向けてオンラインでの交流準備を行い、8月20日にキャンベルタウン市の学生とオンライン会議システムを使用して、実際に交流を行いました。
動画作成
4つのグループに分かれてそれぞれ自分達で決めたテーマである「日本のお茶とお菓子」、「部活動」、「日本食」、「放課後の過ごし方」について一から動画を作成しました。動画の作成にあたっては、今年度も外部講師によるセミナーを事前に受けて、台本の作り方や撮影の方法、編集の仕方等を学びました。
別々の学校から集まった生徒同士がグループになり、英語での動画作成を行ったため、最初は慣れない作業に緊張や戸惑いもありましたが、回を重ねるごとに徐々に慣れていき、お互いに協力して動画作りを進め、完成させることができました。また、活動外でも、自宅で動画に使用する素材を準備したり撮影したりして、生徒一人一人が一生懸命に動画作りに取り組んでいました。
動画撮影の様子
動画の台本作り
オンライン交流会
8月20日の交流会当日は越谷市の中学生、キャンベルタウン市の学生、両市のスタッフを含む総勢46名の参加者がそれぞれの自宅等からオンライン会議システムを介して、一堂に会しました。始まりの挨拶の後、グループごとに分かれて、キャンベルタウン市の学生との交流が始まりました。
キャンベルタウン市側も4グループに分かれ、越谷市のそれぞれのグループと交流し、約10分ごとにグループを変えて、全てのキャンベルタウン市の学生と交流できるよう、これを4回繰り返しました。それぞれの交流では、自己紹介に加えて、生徒が作成した動画に基づく質問(クラブ活動、放課後の過ごし方、好きな食べ物等)について発表した他、お互いに興味のある事(好きなアニメや映画等)についても話し合い、交流を深めました。
グループA
グループB
グループC
グループD
報告会
8月23日に越谷市役所にて、越谷市国際交流協会会長、市長、議長、教育長への報告会が行われました。代表生徒から事業の内容について説明や、それぞれの動画の作成時に工夫した点について、また、全体の感想についての発表がありました。報告後の歓談の場面では、生徒から「別々の中学校から集まった生徒と協力できたので良かった」、「今まで学んできた英語を実際にコミュニケーションで応用する貴重な経験になった」、「実際に訪問することはできなかったが、キャンベルタウン市の同年代の子とオンラインで交流できて良かった」、また、「準備していた英語をうまく使うことができなかったが、夏休みの良い思い出になった」等の感想が述べられました。
報告会での集合写真