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更新日:2024年12月17日

ページ番号は96415です。

【消費者庁より注意喚起】自転車用ヘルメットの安全性を示すマークについて

1 消費者庁が自転車用ヘルメットを標ぼうする商品に関する措置命令を実施

 消費者庁では、令和6年12月10日及び同月11日、インターネット上で自転車用ヘルメットを標ぼうする商品を販売する事業者3社に対し、これら事業者が景品表示法に違反する不当表示(優良誤認表示)を行ったことから、措置命令を行いました。
 不当表示の内容は、自転車用ヘルメットに係る欧州の安全規格又は安全基準に適合するものであるかのように示す表示が行われていたにもかかわらず、実際には、これらの規格又は基準に適合するものではなかったというものです。                                      

2 自転車用ヘルメットの安全性を示すマーク・規格について

 自転車用ヘルメットには、自転車運転時の事故の際に頭部を保護する重要な役割があり、令和5年4月から着用が努力義務化されています。我が国においては、現時点で、乗車用ヘルメット(バイク用ヘルメット)と異なり、自転車用ヘルメットに対する法令による規格・基準はありませんが、民間機関・団体による安全規格や安全基準が存在します。また、外国における法令や民間の安全規格や安全基準への適合をうたう製品も輸入・販売されています。自転車用ヘルメットの安全性を示すマークには様々なものがありますが、代表的なものとして、SGマーク、JCF公認/推奨マーク、CEマークなどが挙げられます(図)。これらのマークが要求する安全性を満たすためには、いずれも、視界確保試験、衝撃吸収試験、あご紐等による保持システムの規格適合試験・強度試験・安定性試験、耐久性試験など、極めて厳格なテストに加え、視界確保やヘルメットの保持装置に関する基準をクリアする必要があります。 

主な自転車ヘルメットに関する安全性を示すマーク。SG(日本)一般財団法人製品安全協会作成のマーク。JCF公認/非公認(日本)公益財団法人日本自転車競技連盟作成のマーク。CE(欧州連合)欧州標準化委員会作成のマーク。CPSC(アメリカ合衆国)米国消費者製品安全委員会作成の規格。

図:主な自転車ヘルメットに関する安全性を示すマーク・規格                                   

3 自転車用ヘルメットを購入する際のポイント

  1. 作業用ヘルメットなどではなく、自転車用ヘルメットに関する安全性を示すマークが付されているものを選択するようにしましょう。
  2. 消費者庁では、今般の措置命令及び本注意喚起と合わせて、「自転車用ヘルメットの外形上の主な注意点」を公表しています。主な注意点については、これらに一つでも該当すれば、CEマークやSGマークの安全規格や安全基準を満たさないと考えられますので参考にしてください。
  3. この機会にマークごとの特性を理解することも非常に有益です。例えば、SGマークとJCF公認/推奨マークを取得している製品の多くは、各認証等をした団体のウェブサイトで公表されており、個別製品の認証取得の有無を回答してくれます。購入時の参考にしましょう。
  4. 製造事業者、輸入事業者や販売元が確かな製品を購入するようにしましょう。インターネット通販で購入する際は、万一不具合等が発生した時のために、国内の問合せ先が表示されている製品を選びましょう。
  5. 自転車用ヘルメットは、自転車運転時の事故の際に頭部を保護するための製品です。視界の確保やヘルメットの機能が保てないと思われる製品は、選ばないようにしましょう。

4 消費者庁からの情報提供

 詳細は下記をご確認ください。

ファイルダウンロード 新規ウインドウで開きます。 消費者庁公表資料(外部サイト)(PDF:373KB)

 消費者庁ウェブサイト「消費者への注意喚起」 (外部サイト)新規ウィンドウで開きます。

このページに関するお問い合わせ

消費者庁消費者安全課
電話:03-3507-9200

市民協働部 くらし安心課(本庁舎3階)
電話:048-963-9156 ファクス:048-965-7809

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