更新日:2022年9月8日
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広報こしがやお知らせ版 平成30年8月の越谷市制施行60周年企画 きせき 越谷の軌跡(16面)(カラー面)
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越谷市制施行 60周年企画 きせき 越谷の軌跡
越谷今昔物語 第十話 国鉄武蔵野線と東武伊勢崎線
新越谷駅上りホームの蒲生駅寄りから撮影した写真。 右に写っているのが南越谷駅である。 この頃の東武伊勢崎線は国鉄武蔵野線より低いところを走っていた=昭和49年ごろ 現在の新越谷駅と南越谷駅(朝日生命越谷支社の協力により撮影) |
昭和48年4月、国鉄(現在のJR)武蔵野線の府中から浦和、越谷を経て松戸まで(府中本町駅~新松戸駅間)が開通し、県南部東西の交通が便利になった。このとき、東武伊勢崎線(現在の東武スカイツリーライン)と交差する地点に「南越谷駅」が開設された。このときはまだ近辺に東武伊勢崎線の駅がなかったために、東武伊勢崎線への乗り換に、利用者は蒲生駅まで約1㎞を歩いていたという。翌49年7月に、国鉄武蔵野線の南越谷駅との乗り換え駅として、東武伊勢崎線の「新越谷駅」が誕生。利便性が向上し、乗降客が増加するとともに周辺人口も急速に増加していった。 越谷市内を走る国鉄武蔵野線が開通当初から高架であったのに対し、市の中央を南北に縦断する東武伊勢崎線は地上を走っていたため、街は東西に分断され、踏切による交通渋滞が絶えなかった。これを解消すべく、東武伊勢崎線と市は平成元年7月に都市計画に基づく複々線高架化工事(連続立体交差事業)に着工。6年11月には、元荒川から南側が上下線とも高架化し、東武伊勢崎線が上下線ともJR武蔵野線の上をまたぐようになった。 平成13年3月には東京都境から北越谷駅までの約12.5㎞の東武伊勢崎線連続立体交差事業が完成した。 |
越谷市制施行60周年おめでとうございます。平成15年に越谷に引っ越してきてから15年が経ちました。飽きっぽい僕ですが、鉄道写真家として毎日続けていることがあります。それは毎日1枚の写真を撮影して公開する「1日1鉄!」というブログです。過去に撮影した写真ではなく、毎日必ずその日に撮った写真を公開するので、撮影場所を探すのが大変ですが、僕にはとっておきの切り札があります。それが「いつもの公園」こと越谷市の出羽公園です。公園の横に武蔵野線の線路があるだけなのですが、行くたびに違う表情を見せてくれます。春には運動場の桜並木やチューリップフェスタのかわいい花の列が、夏には広大なひまわり畑が、鮮やかに電車を飾ってくれます。 なんといってもおススメは秋。線路に沿って並ぶイチョウ並木は12月になると黄色く染まり、息を飲むような美しさになります。何かと忙しい今、なかなか日常に季節を感じることは少なくなりました。でもそれは受け手である僕たちが、感じようとしていないからなのかもしれません。ぜひ一度僕の「いつもの公園」を訪ねて、どんなカメラでもいいので、写真を撮ってみてはいかがでしょうか? きっとふだんは気付かない越谷のすてきな季節に出会えるはずですよ。 |
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■鉄道写真家 ■TVレギュラー出演「中井精也のてつたび」/NHKBSプレミアム、「ヒルナンデス!沿線フォトさんぽ」/日本テレビ、「ひるまえほっと てくてく散歩」/NHK総合 |
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■撮影:中井精也さん |
市の人口 平成30年7月1日現在
人口 | 34万1,787人 | (前月比208人増) |
世帯 | 15万2,147世帯 | (前月比258世帯増) |
男 | 16万9,975人 | (前月比90人増) |
女 | 17万1,812人 | ((前月比118人増) |