更新日:2022年9月8日
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広報こしがやお知らせ版 平成30年9月の越谷市制施行60周年企画 きせき 越谷の軌跡(16面)(カラー面)
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越谷市制施行 60周年企画 きせき 越谷の軌跡
越谷今昔物語 第十一話 越谷レイクタウン
▲造成中のレイクタウン。大相模調節池の北西方向から、
現在の越谷レイクタウン駅方面を望む。
写真奥を横切る高架はJR武蔵野線=平成17年
かつて、越谷レイクタウン地区を含む一帯は、元荒川や中川をはじめとする多くの河川が流れる低湿地帯にあり、水田が広がる田園地帯だった。しかし、市街化の急激な進行により水田の宅地化が進んだことで、水田があった時の遊水(-一時的に水が流れ込む)機能が低下し、雨水の流出量が増大した。さらに、河川に囲まれた低地部にあったため、大雨になるとたびたび浸水被害が発生。河川調節池の整備など抜本的な治水対策が求められるようになった。
昭和63年4月、治水対策を目的とする河川事業による調節池の建設と、土地区画整理事業による新市街地整備を一体的に行う「レイクタウン整備事業」が国の新規事業として創設され、越谷レイクタウン地区が事業採択された。平成8年5月には事業の都市計画決定がされ、11年12月に都市基盤整備公団(現UR都市機構)による「越谷レイクタウン特定土地区画整理事業」として、計画面積225.6ヘクタール、計画人口2万2,400人という大規模な事業が開始された。
事業は順調に進み、20年3月15日にJR武蔵野線の越谷レイクタウン駅が開業。4月に越谷レイクタウン地区のまちびらきが行われた。その後も商業施設や住宅が次々と建てられるなか、26年10月に、最大で120万立法メートルを貯水することができる大相模調節池が完成。同年11月に換地処分公告が行われ、相模町、大成町、川柳町、東町の各一部が「レイクタウン」に町名を改めた。
現在は1万7,000人以上(30年8月現在)が居住するまちに成長。水辺空間と生活空間を併せたまちとして広く親しまれている。
▲平成27年時点の北西方向から見た様子
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▲現在の大相模調節池とその周辺(調節池南側から)
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よしづき くみち さん |
市制60周年おめでとうございます。 私は30代のころ、とある連載が一区切りしたことを契機に、草加から越谷へ引っ越してきました。それまでは転々と住まいを変えていましたが、越谷の自然の豊かさや不自由ない利便性のよさから、長く住む土地になると直感しました。 お気に入りの場所はレイクタウンそばまで続く元荒川沿いの道で、サイクリングルートとしてよく走っています。職業柄、絵になる場所をいつでも探していますが、この川沿いの光景は見どころがとても多く、創造性が豊かになります。 現在は、週刊少年マガジンでの連載が一区切りして、前述のサイクリングに再び興じつつ、次回作の構想を元荒川を走りながら練っています。今、というより、いつでも面白い漫画やよい絵を描くことに夢中ですね。 これからも子どもたちが住みやすく、安全で自然豊かな環境を守っていける越谷市であるといいなと思います。私も一作家として我が街のよさを伝えていけたらと思います! |
■漫画家/イラストレーター 代表作はアニメ・実写映画化もされた「魔法遣いに大切なこと」。近年では映画「君と100回目の恋」のコミカライズや、中高生に話題の「踊ってみた」を題材とした「8畳カーニバル」などを手がける。千間台在住 |
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市の人口 平成30年8月1日現在
7月の交通事故703件 死者0 負傷者115人
7月の火災10件 緊急出動回数1,602件
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