更新日:2018年3月20日
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平成30年度 当初予算の概要
一般会計・特別会計・病院事業会計を合わせて平成30年度予算は総額1684億8200万円
1 一般会計予算の概要
一般会計予算は915億円(1.2%増)
平成30年度は、第4次越谷市総合振興計画や、まち・ひと・しごと創生総合戦略の着実な推進と、市民が誇れるいきいきと活性化するまちづくりをさらに推進するため、限られた財源の重点的・効果的な配分を行い、子育てしやすい環境づくりの推進や、地域資源の利活用と魅力発信への取組など、安全・安心・快適なまちづくりを意識した予算編成を行いました。
歳入 市税は前年度比0.3%増
全体の5割を占める市税は、市民税が前年度比1.5%増の227億5600万円、軽自動車税が6.3%増の3億3700万円などで、全体で前年度比0.3%増となっています。
繰入金は、財政調整基金からの繰入金の増などにより前年度比17.6%増となっています。
国庫支出金は、子ども・子育て支援給付費に係る負担金の増などにより前年度比3.6%増、市債は、公共施設整備に係る通常債の減などにより前年度比14.7%減となっています。
予算額 | 構成比 | 対前年度増減率 | |
---|---|---|---|
市税 |
460億8600万円 | 50.4% | 0.3% |
国庫支出金 | 154億6862万円 | 16.9% | 3.6% |
市債 | 56億5740万円 |
6.2% | ▲14.7% |
県支出金 | 54億4406万円 | 5.9% | 6.8% |
地方消費税交付金 | 52億円 | 5.7% | 13.0% |
地方交付税 |
28億7000万円 |
3.1% |
▲4.3% |
繰入金 |
27億1732万円 |
3.0% |
17.6% |
諸収入 | 26億1289万円 | 2.9% | 0.7% |
その他 |
54億4371万円 | 5.9% | 3.3% |
歳入合計 | 915億円 |
100.0% | 1.2% |
歳出 扶助費は前年度比5.8%増
扶助費は、生活保護扶助費のほか、子どもや障がいのある方に係る給付費の増などにより前年度比5.8%増となっています。
普通建設事業費は、谷中分署整備や特別養護老人ホームの施設整備に係る事業費の減などにより前年度比11.4%減、物件費は、空調設備維持管理委託料や校内系ネットワークに係る電算委託料の増などにより前年度比2.3%増となっています。
公債費は、小中学校空調設備設置事業に係る地方債の償還開始などにより前年度比0.3%増となっています。
また、繰出金は、広域化に伴う国民健康保険特別会計の経費の減などにより前年度比1.1%減となっています。
予算額 | 構成比 | 対前年度増減率 | |
---|---|---|---|
扶助費 | 252億9415万円 | 27.6% | 5.8% |
人件費 | 186億4400万円 |
20.4% | 0.4% |
物件費 | 163億1777万円 | 17.8% | 2.3% |
繰出金 | 100億2340万円 |
11.0% | ▲1.1% |
補助費等 | 74億4090万円 | 8.1% | 2.6% |
公債費 | 71億5239万円 |
7.8% | 0.3% |
その他 |
66億2739万円 | 7.3% | ▲11.0% |
歳出合計 | 915億円 | 100.0% | 1.2% |
予算額 | 構成比 | 対前年度増減率 | |
---|---|---|---|
民生費 | 430億2302万円 |
47.0% | 1.9% |
教育費 | 94億5810万円 | 10.3% | 1.8% |
土木費 | 93億9426万円 | 10.3% |
2.3% |
総務費 | 87億124万円 | 9.5% | 4.3% |
衛生費 | 84億5339万円 | 9.2% | 3.8% |
公債費 | 71億5239万円 | 7.8% | 0.3% |
消防費 | 33億8424万円 | 3.7% | ▲17.1% |
その他 |
19億3336万円 | 2.2% | ▲4.6% |
歳出合計 | 915億円 | 100.0% | 1.2% |
なお、市民1人当たりに換算した予算額と市税負担額は次のとおりです。(平成30年3月1日現在総人口340,844人)
市民1人当たりの予算額 | |
---|---|
福祉サービスに | 7万4210円 |
職員の給与や議員報酬などに | 5万4700円 |
市の借入金の返済に | 2万984円 |
学校、道路、公園等の建設などに | 1万7355円 |
委託料や光熱水費などの管理費に | 4万7875円 |
その他(負担金や補修費用などに) | 5万3327円 |
市民1人当たりの市税負担額 | |
---|---|
市民税 | 6万6764円 |
固定資産税 | 5万2194円 |
軽自動車税 | 989円 |
市たばこ税 | 6542円 |
事業所税 | 1957円 |
都市計画税 | 6765円 |
2 平成30年度の主な重点戦略事業
重点戦略1 子どもも高齢者も元気な未来創造プロジェクト
事業名 |
事業費 |
---|---|
母子健康づくり事業 |
1298万円 |
保健センター整備事業 |
5億4900万円 |
がん検診等事業 |
4億3240万円 |
子育て支援事業 |
4190万円 |
学童保育室建設事業 |
5233万円 |
子ども・子育て支援給付事業 | 41億円 |
障がい者就労支援事業 | 1950万円 |
老人福祉センター運営事業 | 3億2718万円 |
西大袋土地区画整理事業 | 7億3000万円 |
公共交通事業 | 1684万円 |
小中学校空調設備設置事業 | 1億5510万円 |
教職員資質向上事業 | 1892万円 |
重点戦略2 地域の協働推進プロジェクト
事業名 | 事業費 |
---|---|
市民活動支援センター管理事業 | 1億1853万円 |
自治会振興事業 | 8110万円 |
集会施設整備事業 | 3000万円 |
コミュニティ活動推進事業 | 4851万円 |
公園施設維持管理事業 | 5億130万円 |
自主防災組織育成事業 | 1200万円 |
重点戦略3 安全で利用しやすい公共施設等のマネジメントプロジェクト
事業名 |
事業費 |
---|---|
道路舗装事業 |
3億4650万円 |
橋りょう耐震化整備事業 |
4億6000万円 |
交通安全施設整備事業 |
1億6180万円 |
排水機場施設維持管理事業 |
1億5699万円 |
重点戦略4 こしがや魅力発信プロジェクト
事業名 | 事業費 |
---|---|
ホームページ・テレビ広報事業 | 2020万円 |
道の駅整備事業 | 624万円 |
再生可能エネルギー推進事業 | 1000万円 |
産業活性化推進事業 | 1580万円 |
中心市街地活性化推進事業 | 511万円 |
観光推進事業 | 8025万円 |
魅力発信事業 | 2133万円 |
流通・工業系土地利用事業 | 2300万円 |
地産地消推進事業 | 415万円 |
農地利用集積事業 | 2015万円 |
農業従事・後継者育成事業 | 1683万円 |
重点戦略5 安心を実感できる命と財産を守るプロジェクト
事業名 | 事業費 |
---|---|
急患診療所診療業務事業 | 1億2354万円 |
救急医療対策事業 | 1605万円 |
感染症対策事業 | 2458万円 |
災害予防対策事業 | 4481万円 |
消防署所整備事業 | 3000万円 |
3 平成30年度の主な新規事業
事業名 | 事業費 | 内容 |
---|---|---|
保健センター整備事業 | 5億4900万円 | 市民の健康づくりや保健・医療・福祉の連携強化など、地域保健のさらなる拡充を図るため、新保健センターを整備します。 |
出羽堀はつらつプロジェクト事業 | 530万円 | 埼玉県の「川の国埼玉はつらつプロジェクト」に選定されたことを受け、県が行う出羽堀改修工事に併せて、農業用水路等の整備を行います。 |
出羽堀沿道整備事業 | 1500万円 | 埼玉県の「川の国埼玉はつらつプロジェクト」に選定されたことを受け、県が行う出羽堀改修工事に併せて、沿道の道路整備を行います。 |
元荒川緑道整備事業 | 700万円 | 埼玉県の「川の国埼玉はつらつプロジェクト」に選定されたことを受け、市民の散策・健康増進の場、地域活動や賑わい創出の場として、元荒川緑道の利活用推進に資する施設整備を行います。 |
新方川緑道整備事業 | 300万円 | 埼玉県の「川の国埼玉はつらつプロジェクト」に選定されたことを受け、市民の散策・健康増進の場、地域活動や賑わい創出の場として、新方川緑道の利活用推進に資する施設整備を行います。 |
緊急輸送道路閉塞建築物改修促進事業 | 130万円 | 災害時における迅速な通行・輸送機能の確保等を図るため、緊急輸送道路沿道の旧耐震基準で建設された建築物に対し、耐震診断費用の一部を助成します。 |
4 特別会計予算と病院事業会計予算
特別会計は、特定の歳入歳出を、一般の歳入歳出と区別して経理するための会計です。9つの特別会計の総額は、652億3200万円で、前年度比9.4%減となっています。
国民健康保険特別会計は、都道府県が財政運営の責任主体となる広域化の影響により、前年度比17.0%減の331億9000万円、後期高齢者医療特別会計は、保険給付を行う埼玉県後期高齢者医療広域連合への納付金の増加などで9.4%増の37億3000万円となっています。
介護保険特別会計は、高齢化の著しい進展と要介護者の増などにより、前年度比5.3%増の176億2000万円となっています。
母子父子寡婦福祉資金貸付金特別会計は、前年度同額の4200万円となっています。
また、快適で安全なまちづくりを進めるための土地区画整理特別会計は、東越谷、七左第一、西大袋の3会計があり、合計で24億7000万円です。
このほか、公共下水道特別会計は、前年度比0.2%減の78億2000万円、公共用地先行取得特別会計は、前年度比7.7%減の3億6000万円となっています。
特別会計名 | 歳入歳出予算額 | 対前年度増減率 |
---|---|---|
国民健康保険特別会計 | 331億9000万円 | ▲17.0% |
後期高齢者医療特別会計 | 37億3000万円 | 9.4% |
介護保険特別会計 | 176億2000万円 | 5.3% |
母子父子寡婦福祉資金貸付金特別会計 | 4200万円 | 0.0% |
東越谷土地区画整理事業費特別会計 |
2億8000万円 | ▲3.4% |
七左第一土地区画整理事業費特別会計 |
1億3000万円 | ▲13.3% |
西大袋土地区画整理事業費特別会計 |
20億6000万円 | ▲35.6% |
公共下水道事業費特別会計 |
78億2000万円 | ▲0.2% |
公共用地先行取得事業費特別会計 | 3億6000万円 |
▲7.7% |
計 | 652億3200万円 | ▲9.4% |
企業会計名 | 歳入歳出予算額 | 対前年度増減率 |
---|---|---|
病院事業会計 | 117億5000万円 | ▲0.3% |
平成30年度当初予算の概要:印刷用
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