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越谷市 Koshigaya City

更新日:2021年8月5日

ページ番号は58461です。

寺院

越谷市内の寺院

一乗院

 元仁元年(1224)源頼朝の妻政子のよる建立で、開基は弘範上人と伝えられています。本尊の阿弥陀如来は、政子の安心仏が送給されたと言われています。室町中期、豪族三之宮氏の供養を一乗院で行われたことから、地名が風早村から三之宮に改められ、山号寺号も「稲荷山一乗院」と改名されたと伝えられています。
 家康が造営した神奈川御殿の解体材である建具、欄間が本堂の建具として使われ、現在、本堂の脇の部屋に保存されています。

出典:越谷市・越谷市観光協会「郷土越谷散策マップ」

周辺地図

法光寺

 今日山法光寺は、元和3年(1617)浅草横山町に創建された本願寺浅草御堂寺内の一院として創建されました。明暦3年(1657)の大火(振袖火事)により浅草御堂とともに焼失しました。
 その後、江戸幕府は、西本願寺に対し八丁堀先の海辺を代地として指定し、本願寺はその地を埋め立てて御堂を建設しました。この御堂が現在の西本願寺築地別院の始まりです。
 法光寺も別院とともにえど築地に堂宇を建立しました。昭和63年(1988)不慮の火災にて本堂を焼失し、平成5年(1993)現在地(越谷市三野宮)に本堂、伽藍が建立されました。

出典:越谷市・越谷市観光協会「郷土越谷散策マップ」

西福院

 西福院は宮本町迎摂院の末寺でした。明治政府が神仏分離の方針にもとづいて慶応元年に出した「神仏混淆方式で勤めていた僧侶は、俗人に身分を改めよ」という法令は全国的に大きな波紋を巻き起こしました。埼玉県下では、廃寺が力ずくで強行されたふしはないが、西福院がその頃廃寺となりました。
 現在は円空仏三躯が集会所に安置され、集会所に「西福院」の表札が掲げられています。

出典:越谷市・越谷市観光協会「郷土越谷散策マップ」

浄山寺

 浄山寺は円仁(慈覚大師)が創建された天台宗の寺院で、慈福寺と称し貞観2年(860)に創立されました。本尊には自ら彫刻した延命地蔵の立像が納められています。天正19年(1590)家康が関東入国のときに、寺号を野島浄山寺と改めるよう上意があり、寺領3石を賜りました。また、天台宗から曹洞宗に改められました。本尊である「木造地蔵菩薩立像」は国重要文化財、「野島浄山寺の大顎口」、「将軍代々の朱印状」は市指定文化財です。

出典:浄山寺略縁起

周辺地図

清蔵院

 蒲生の清蔵院は真言宗智山派で、慈眼寺と号し、天文3年(1534)祐範という僧が開山したと伝えられています。本尊は、十一面観音です。
 蒲生清蔵院の山門は、屋根など部分的に改造されていますが、その棟札により寛永15年(1638)関西の工匠による建立であることが確認されています。ことに欄間に掲げられている龍の彫刻をはじめ、虹梁の彫刻なども江戸初期の素朴な彫刻様式が伺われます。なお、この山門の龍は、巷の伝説では左甚五郎の作といわれ、夜な夜な山門を抜け出して田畑を荒らしたことから、これを金網で囲ったといわれています。

出典:越谷市・越谷市観光協会「郷土越谷散策マップ」

観照院

 真言宗日英山観照院は、伝承によると、会田七左衛門政重が新田開発工事の安全を祈願して、元和2年(1616)に開基されました。本尊は大聖不動明王が安置されています。
 この不動明王の胎内には、会田政重の持念仏が、弘法大師の作と明記された経木と一緒に納められていました。
 本堂に安置されている木造会田七左衛門夫婦坐像は、会田七左衛門政重並びにその妻の遺徳を偲び、村民が奉納したものと見られています。市指定有形文化財です。

出典:越谷市・越谷市観光協会「郷土越谷散策マップ」

林泉寺

 浄土宗正林山徳泉院林泉寺は、当寺に伝わる性誉上人が書かれた明和2年(1765)の「日牌帳」によると、林泉寺の開基は貞和2年(1346)と記載されています。永仁5年(1297)に開創され、開山僧は誓蓮社本譽上人(1487年寂)と伝えられています。本堂は昭和45年3月に取壊新築されています。
 林泉寺の付近に、徳川家康が設営した「御茶屋御殿」があったことから、境内には家康にまつわる遺跡があります。

出典:越谷市・越谷市観光協会「郷土越谷散策マップ」

周辺地図

大相模不動尊大聖寺

 真大山大聖寺は、真言宗豊山派の寺で、ご本尊は不動明王です。寺伝によると、天平勝宝2年(750)に奈良東大寺の開山で知られている良弁僧正が自作の不動明王を祀って開基されました。中世には不動院と称し、岩槻城主太田資正や北条氏繁等の篤信を受けて栄え、天正19年(1591)当山に宿泊された徳川家康から寺領60石を賜り、このときに現寺名の「大聖寺」に改めたと云われています。
 慶長5年(1600)に、下野小山(栃木県小山氏)から引き返して、関ヶ原へ向かう途中、戦勝を祈願して太刀一振り寄進したと伝えられています。当山は明治28年7月の大火災の際焼失し、境内山門が唯一焼け残りました。

出典:越谷市・越谷市観光協会「郷土越谷散策マップ」

周辺地図

清浄院

 大松の清浄院は、栄広山浄土寺と号し、嘉暦元年(1326)7月に還化した賢真上人の開山と伝えられています。
 古利根川の左岸は、中世末期までは下総国葛飾郡下川辺庄下方に属していました。この下川辺庄の勢力を持っていた大河戸氏の一族が、大河戸より分枝して左岸の大川戸より右岸へ移住し、この土地を開発して「新方」と呼び、新方氏を名乗るようになったと伝えられています。
 この頃に(新方氏がこの地へ移住して間もない頃、1320年代頃)草庵が草創され、観応年代(1350〜53)に寺院が建立され、新方氏一族の僧侶賢眞上人が開山となり清浄院が創建されたものと伝えられています。

出典:越谷市・越谷市観光協会「郷土越谷散策マップ」

周辺地図

浄光寺

 新義真言宗熊野山観音院浄光寺と号し、本尊は十一面観音が安置されています。享保3(1718)から同5年にかけて奉納された青銅五体の「銅像五智如来立像」が、境内の五智如来堂に安置されています。製造者は江戸の鋳物師太田駿河守正儀です。
 大日、薬師、阿弥陀、阿シュク(※シュクの字は門に人が3つ)、釈迦は五智如来と称され、五つの智を授ける仏として、江戸時代庶民の信仰の的となりました。この五智如来は最近まで5月8日が縁日で、この日、眼病や安産祈願に信者が群衆したといわれています。なお、青銅によるこの種の仏像は、越谷にその例が少なく貴重な鋳造物といえます。昭和50年本堂裏の墓地を造成中に、古銭1828枚が発見されたことでも有名です。

出典:越谷市・越谷市観光協会「郷土越谷散策マップ」

天嶽寺

 浄土宗至登山遍照院は、文明10年(1478)太田道灌の伯父専阿源照による開山と伝えられています。京都知恩院(浄土宗総本山)の直末であるところから、総本山の大僧正の隠居寺でもあります。
当時の山門は黒門で、境内中ほどには赤門が建てられています。黒門は当山四代住職が正親町天皇の第三皇子であったところから、門の屋根に菊の紋章の鉄鋲が施されています。赤門は家康より寺領高15石が寄進された時に許されて建立されたと伝えられています。
 本堂に安置されている「木造釈迦如来涅槃像」は、立像、坐像の多い中できわめて珍しいものです。境内にある吾山の墓石(市指定有形文化財)があります。

出典:越谷市・越谷市観光協会「郷土越谷散策マップ」

慈眼寺(大泊観音堂)

慈眼寺(大泊観音堂)

 慈眼寺が安國寺の末寺で、境内にある観音堂に明治から大正にかけての観音堂縁日風景の絵馬が奉納されています。

出典:越谷市・越谷市観光協会「郷土越谷散策マップ」

周辺地図

安國寺

安國寺

 熊谷次郎直実は蓮生坊を称し、故郷熊谷の地に草庵を結んで念仏につとめましたが、越谷市大泊の安國寺の寺伝にも、かつて熊谷蓮生坊がこの地で草庵を結び布教につとめたことが伝えられています。安國寺がこの草庵であったといわれ、本尊の阿弥陀如来は恵心僧都の作であり、蓮生坊が法然上人より譲られたもので、京都から笈に負って当地に安置されたものと伝えられています。
 その後、紀州国熊野大泊村安國寺の住職誓譽専故人が諸国行脚のときに当地を訪れ、当地を訪れ、当地が蓮生坊の故郷と知り、寺の荒廃をなげき、康安元年(1361)寺院を建立し、故郷大泊と同地名のもとに当寺を安國寺と称したといわれ、浄土宗大龍山東光院安國寺と称しています。

出典:越谷市・越谷市観光協会「郷土越谷散策マップ」

周辺地図

林西寺

 浄土宗林西寺は、白龍山月照院と号し、成阿等海和尚(覚蓮社成和上人)による嘉暦年間(1326〜29)の開山と伝えられています。当初は大善寺と称していました。寺伝によると、当寺は浄土宗鎮西流六派の随一をほこり、藤田持阿の嫡流とされていました。
 その後、増上寺第12世源譽存応の弟子であった大善寺第9世然譽呑竜上人の代に、藤田派から白旗派に転じ寺号も大善寺から林西寺と改められました。

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教育総務部 生涯学習課(第三庁舎3階)
電話:048-963-9315
ファクス:048-965-5954

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