更新日:2014年12月12日
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アイドルグループ「AKB48」 小林香菜さん
現役AKBの「公演出場回数No.1」 でも、もっと“誰もが知ってる存在”になりたい
市内中学校在学中に芸能界に入り、以来AKB48メンバーとして活躍し続ける小林香菜さん。活動9年目を迎えた現在も、元気いっぱいに全国を飛び回っています。
AKB48に入ることになったきっかけ、今後の目標、地元越谷についてなど、気になることをいろいろとお聞きしました!
小林香菜(こばやし かな)さん
プロフィール
1991年5月17日、越谷市生まれ。市内中学校在学中の2006年2月に、アイドルグループ『AKB48』のオーディションに合格。同年4月1日、東京・秋葉原のAKB劇場で公演デビューし、10月にはAKB48のメジャー1stシングル『会いたかった』でCDデビューを果たす。以降、映画、ドラマ、バラエティーなど多方面で活躍中。現在はAKB48チームKのメンバーで、キャッチフレーズは「同期はみんな売れっ子!小林香菜です」
「まさかの不合格」から「意外な合格」へ
AKB48グループの中でも、ユニークな存在感を発揮している小林香菜さんは現在23歳。デビューは中学3年生になったばかりの14歳のときでした。
「両親が芸能界に興味を持っていたので、小さい頃からその影響を受けていましたが、自分から“やってみたい!”と思ったのは中学生になってから。きっかけは同じ中学校出身のモデル・益若つばささんの活躍を知ったこと。私より6つ年上でお会いしたことはないんですが、実家同士が割と近かったので、すごく憧れました」という小林さん。
そんなときお父さんから「秋元康さんというすごい人がやっているアイドルのオーディションがあるから、やってみたら?」と言われて、当時はまだ知名度も低かったAKB48の第一期メンバーオーディションに出場しました。
「そのとき根拠もないのに変な自信があって、合格するだろうと思い込んでいたんです。でも落ちてしまった。その後にAKB劇場に行って公演を見たら、ステージのみんながとにかくすごく輝いていて、私も入りたい!と思いました」
そして、不合格から約半年後の第二期メンバーオーディションに再挑戦し、見事合格。
「最初とは逆に2度目は全然自信がなくて。だから合格なんてビックリでした」
AKBがすべてじゃない!同期の仲間がくれた勇気
第二期の合格メンバーは合計21人。その中で現在もAKBに在籍しているのは小林さんを含め3人だけです。卒業したメンバーはそれぞれ得意な分野でソロ活動をしたり、結婚・出産をした人も。
「総選挙という人気投票が始まった当初は、結果が出ないとすごく落ち込みました。でも卒業した同期の仲良し・秋元才加ちゃんが、“あの順位はAKBの中だけのこと。芸能界にはAKB以外の世界がたくさんあるし、上位にならなくてもできることはある!”と話してくれて、すごく共感したし勇気が持てました。同期の仲間とは今も時々集まるし、私にとってかけがえのない存在です」と小林さん。
デビューから満8年を迎えた今年4月、小林さんはAKB48現役メンバー最多記録となる『通常公演839回出場』を達成。現在も記録更新中です。
「こんなにいっぱいステージに立ったんだと驚く気持ちと、あっという間だったという感覚が両方ありますね。毎回お客さんが違うし、ハプニングが起きることもあって一度として同じステージはないから、全然飽きないし、楽しいです。でも先日、半年くらい前に入ってきた新メンバーに“私のこと知ってる?”って聞いたら、知らないって言われてしまって(笑)。AKB卒業も考えないわけではないけれど、それを聞いて“まだまだだな、もっと知ってもらわなくちゃ”と思いましたね」
地元が大好き!
「ブログを書くこととか、文章で伝えることが大好き!次は作詞もしてみたい」と語る瞳はキラキラ。
月に一度は実家のある越谷に帰ってくるという小林さん。
「越谷は東京に近いけど、東京にはない静かさと活気がバランスよくあって、すごく住みやすいし大好きな街。家族とレイクタウンにもよく行くし、今年の夏は地元の友達と南越谷阿波踊りを見に行きましたよ」
現役アイドルとして、地元を盛り上げることしたくないですか?と尋ねると、
「もちろん、したいです!私の祖母はお祭りが大好きなので、そういったところに呼んでもらって私が出演したら、すごく喜んでくれると思います。越谷のみなさんに知ってもらえる機会がもっと増えるとうれしいです!」と明るく答えてくれました。
将来の目標は、何でも出来るマルチタレント。それ以外にも演出家といった裏方の仕事にも興味があると言います。
いつも前向き。好奇心とチャレンジ精神旺盛に走り続ける小林香菜さんのチャーミングな笑顔とさらなる活躍に注目です!
アイドルグループ「AKB48」 小林 香菜さん(PDF:718KB)
広報こしがや季刊版 平成26年冬号(平成26年12月15日発行)に掲載
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