更新日:2011年10月30日
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歌手 野上こうじさん
テレビ、写真などで見るよりずっとスリムで若々しく、とても44歳とは思えない野上こうじさん。テレ玉(テレビ埼玉)にレギュラー出演中!新曲キャンペーンで全国をまわり"日々前進"と精力的に活動しています。
歌への想い、今後の更なる活動などを伺いました。
皆さんに喜んでいただけるのがいちばんの幸せです。それが僕の原点です
歌手 野上こうじさん
「皆さんの応援があったからこそ、今日の自分があると本当に感謝の毎日です」と謙虚に話す、野上さん。「親の代より越谷に住んでいて、故郷を離れたのは修業のため東京に行った2年間だけ。ずっと越谷なんですよ」と素敵な笑顔で話が始まりました。
子どものころはやんちゃで腕白、スポーツ大好き少年だったという野上さん。体操やサッカーに熱中し、将来はスポーツ選手になる夢を持っていたとか。歌手になるとは考えたこともなかったそうです。
そして高校卒業後、自動車メーカーに入社。整備士の資格も取得しました。修理部門に配属と思いきや、メカに強い営業マンとして販売の部署に配属され、毎日車を売り歩いたそうです。営業成績はまあまあでしたが、ストレスがたまり、大変な日々でした。
「そんな時、歌の魅力にひかれ、またスカウトされたことがきっかけで、歌手の道を目指すことになったんです。突然言い出したことに会社や両親に猛反対されてしまったのですが…。『夢のある、夢を売る仕事』をしたいという自分の信念を貫いて、プロ歌手の方の付き人をしたり、レッスンに通ったり…。どうしてもデビューしたいと無我夢中で練習しましたね」
そのかいがあって21歳で念願の歌手デビュー! !
両親もまわりの人たちもやっと認めてくれました。その時は本当にうれしかったという野上さん。ところがうれしさとは裏腹に、芸能界に入ってからの日々は常に自分との戦いでした。
「今度リリースした『霧雨』という曲は、今までの私の歌とは全く違う楽曲にしようと、作詞作曲の先生から歌い方までも変えていただいたものなんです。そのためか、積極的に自分の曲をより多くの人に知ってほしい、歌ってほしいと、レコード店、各お店等へと日々あいさつまわりをしてPRに励んでいます」
時間があると体力トレーニングを兼ねて、家の近くにある元荒川の土手を散歩するそうです。すがすがしい空気の中を母校である東中を眺めながら懐かしく思い、歩いているとか。歩き始めてから体調が良くなり体力もついたと実感したという野上さん。「越谷に野上こうじという歌手がいるということを多くの人に知ってほしいと思います。地元で歌えるのは最高のことだし、良い出会いが人生を変えていくものだと思います。どこかでお会いすることがあったらどんどん声を掛けてくださいね」
これからも皆さんに喜んでいただけるよう頑張ります
プロフィール
1962年越谷市生まれ。同市立東中学・県立春日部工業高校卒業。1983年12月25日に歌手デビュー。東京のH&Cミュージックを経て、98年に野上音楽事務所を開設。現在越谷市内に3カ所と野田市、柏市の計5カ所の歌謡教室で歌唱指導をしている。
広報こしがや季刊版平成19年冬号に収録
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