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越谷市 Koshigaya City

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更新日:2014年9月10日

ページ番号は58599です。

ミュージカル女優 大岩かおりさん

 ミュージカルや舞台の女優として、歌い手として、また、子どもたちに愛される歌のおねえさんとしてすてきな踊りと歌で魅了している大岩かおりさんにお話を伺いました。
(広報こしがや季刊版平成17年春号に収録)

いつまでも子どもたちに愛される歌のおねえさんでいたい

 オペラ歌手の父、声楽家の母の間に生まれた大岩さん。幼いころ、自ら望んでピアノとバレエのレッスンを始めたそうです。
 「子どものころはまわりの女の子たちと同じようにアイドル歌手に憧れていましたね。松田聖子さんのようになりたいとひそかに思っていました。でも、両親にはずっとないしょにしていたんですけど」
 中学、高校時代はテニスに打ち込んでいて、県東部大会で優勝したこともあるそうです。
 成長するにつれて女優になりたいと思うようになり、20歳のときにプロダクションのオーディションを受けたところ見事に合格。1年3カ月ほど劇団のけいこに通ったそうです。そんなとき転機が訪れました。
 「急きょ、代役としてミュージカルの舞台に立ち、そのすばらしさに感動しました。あっという間にミュージカルに魅せられ、本格的に勉強を始めたんです」
 「わたしはどちらかというと引っ込み思案なんです」という大岩さんは、サンシティ主催の「第3回歌のおねえさん&歌のおかあさん&歌のファミリーコンクール・グランプリ大会」に出場を決めたときも「あなたなら大丈夫よ」というお母様の言葉に背中を押されたそうです。
 「それまでは童謡などを歌ったことがなかったので猛特訓をしました。もしものときは得意なダンスでカバーしようと、笑顔で歌い踊りました。グランプリではありませんでしたが、ゴールデンカップ賞を受賞したときは本当にうれしかったです」
 昨年度は、人気キャラクターの「しまじろう」といっしょに踊る歌のおねえさんとして全国の舞台で公演しました。2005年の2月5日、サンシティでの公演で、グランプリ大会のときからの知り合いの職員に「お帰りなさい」とあたたかく声をかけられたことが励みになったそうです。
 「わたしにとって歌のおねえさんは越谷が出発点なんです」

 短大では児童教育を学び、幼稚園教諭・保育士の資格を取得するほど子どもが大好きだそうです。
 「子どもたちは真剣に見て聴いて、素直に応えてくれるのでうれしいですね。もっと子どもたちに愛される歌のおねえさんでいられたらいいなと思っています」
 また、地域の方とのコミュニケーションを大切にしている大岩さん。毎年3月に行われる児童館ヒマワリでの「子どもコンサート」への出演も今年で8回目を迎えたそうです。また、蒲生地区センターで活動している童謡の会「クローバー」に、お母様とともに参加し、今年5年目(2005年)になるそうです。
 「クローバーの皆さんといっしょに、老人福祉施設などへの慰問をしています。施設の皆さんに喜んでいただけますし、わたし自身とても楽しいです」
 「越谷は暮らしやすいまちだと感じています。福祉・文化の施設も整っているので、結婚してもこのまちを基点に活動できたら幸せですね。子育ての環境が整っていることは、子どもたちを見ていればわかりますから」
 これからもダンスに、歌に、女優業に今まで以上にがんばっていきたいと語る大岩さん。
 「司会やトークなど新しいことにもチャレンジしたいし、歌やダンスを通して異国の方と心の交流を深める海外活動ももっと広げていきたい」と熱意にあふれています。

プロフィール

 1974年春日部市生まれ。99年に越谷市に転入。短大在学中からミュージカルの舞台に立つ。97年、サンシティ主催の「第3回歌のおねえさん&歌のおかあさん&歌のファミリーコンクール・グランプリ大会」でゴールデンカップ賞を受賞。また、民族舞踊交流で中国から招かれるなど、海外でも活躍の幅を広げている。現在は、女優・ダンサー・歌手として各方面で活躍中。

広報こしがや季刊版平成17年春号に収録

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電話:048-963-9117
ファクス:048-965-0943

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