更新日:2025年8月19日
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国登録 有形文化財・建造物 旧山﨑家住宅(油長)内蔵
山﨑家は日光道中・越ヶ谷宿の中心部に構えた越ヶ谷の名家の一家であり、13代当主山﨑篤利(やまざきあつとし)は国学者の平田篤胤の高弟(こうてい)、経済的支援者としても知られています。屋号の「油長(あぶらちょう)」の名は、近隣の農家が生産していた菜種を山﨑家の祖先が手広く買い取り、江戸に出荷していた事に由来しています。『埼玉営業便覧』(明治35年)には「米穀肥料商」、『越ヶ谷案内』(大正5年)には「内外肥料商」として記録されています。
旧山﨑家住宅(油長)内蔵は、かつての肥料商の家財蔵で、和釘が使われていることや国学者平田篤胤の著書に文政2年(1819年)に山﨑家を訪れたことが朱書きされていることなどから、江戸後期の建築とされています。
土蔵造2階建、内部は各階1室で、小屋は束立の和小屋となっています。窓や入口には掛子塗(かけごぬり。観音開きの左右の扉が合わさる部分に、組み合うように段を付けて漆喰を塗り密閉できるようにした塗り方。)の扉を付し小規模ながら重厚な土蔵です。
(登録日:令和7年8月6日、国登録有形文化財(建造物)に登録。)
正面

小屋組み

正面(平側)入口

妻側入口

和釘

国学者平田篤胤著書

所在地
越谷市越ヶ谷三丁目2-19-5
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