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越谷市 Koshigaya City

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更新日:2023年11月24日

ページ番号は7270です。

インフルエンザの流行警報が発令されました

インフルエンザの流行について

 埼玉県感染症発生動向調査によると2023年第43週(令和5年10月23日~10月29日)の1医療機関(定点)当たりの報告数は前週の28.41人から33.08人へと増加し、県で定める警報の基準値である30人を超えました。警報が発令されるのは、平成31年1月以来5シーズンぶりです。

 インフルエンザは例年、冬に流行がみられることから、流行の更なる拡大が懸念されます。感染予防に、より一層注意しましょう。

インフルエンザの病気と症状

 一般的に、風邪は様々なウイルスによって起こりますが、普通の風邪の多くは、のどの痛み、鼻汁、くしゃみや咳等の症状が中心で、全身症状はあまり見られません。発熱もインフルエンザほど高くなく、重症化することはあまりありません。
 一方、インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛等全身の症状が突然現れます。あわせて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状も見られます。
乳幼児ではまれに急性脳症を、高齢者や免疫力の低下している方では肺炎を伴う等、重症になることがあります。
<インフルエンザと風邪の相違点>

特徴

インフルエンザ

風邪

原因

インフルエンザウイルス

ライノウイルス等

感染力

非常に強い

比較的弱い

潜伏期間

2日前後

2~5日程度

症状

急な高熱、悪寒、頭痛、関節痛、筋肉痛

くしゃみ、鼻水、鼻づまり、のどの痛み、咳、痰

経過

急激に進み、症状が重い

比較的症状が軽い

感染経路

インフルエンザウイルスは、感染者や患者の咳やくしゃみの飛沫(しぶき)などに含まれています。
(1)飛沫感染:感染した人の咳やくしゃみなどに含まれるウイルスが、鼻や口から侵入することで感染します。
(2)接触感染:ドアノブや手すりなどを介して手に付着したウイルスが、目、口、鼻の粘膜から侵入して感染します。

インフルエンザにかかってしまったら

(1)体調が悪い場合には、早めに医療機関を受診しましょう。
(2)安静にして、休養をとりましょう。特に睡眠を十分にとることが大切です。
(3)水分を十分に補給しましょう。
(4)咳やくしゃみなどの症状があるときは、周りの方へ移さないために、不織布製マスクを着用しましょう。
(5)人ごみなどへの外出を控え、無理をして学校や職場等へ行かないようにしましょう。
乳幼児は進行が早く、また、高齢者は典型的な症状が出ないこともあるため、有症状時は、速やかな受診が必要です。

救急の医療機関や電話相談について

#7119 (埼玉県救急電話相談)へ架電ください。
(ダイヤル回線・IP電話・PHS・都県境の地域で御利用の場合) 048-824-4199

急な病気やけがの際に、家庭での対処方法や医療機関への受診の必要性について、看護師が電話で相談に応じます。
音声ガイダンスに応じて、相談したい窓口を選択してください。
ご自身の状態に応じた緊急度判定のアドバイスは子どもの相談又は大人の相談にて行っています。

(1)子どもの相談 (小児救急電話相談) ※対象:中学生まで

(2)大人の相談 (大人の救急電話相談)

(3)医療機関案内(子供・大人に対応しています)

インフルエンザを予防するために

1.飛沫感染対策としての「咳エチケット」
 インフルエンザの感染経路は、咳やくしゃみの際に口から発生するしぶきによる飛沫感染です。飛沫を浴びないようにすれば、感染する機会は減少します。
 (1)普段から、「咳エチケット」を心がけ、咳やくしゃみが出るときは、できるだけマスクをしましょう
 (2)とっさの咳やくしゃみの際に、マスクがない場合には、ティッシュや腕の内側で口と鼻を覆い、顔を他の人に向けないようにしましょう
 (3)鼻汁、痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨て、手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時はすぐに手を洗いましょう
2.外出後の手洗い等
 流水、石鹸による手洗いは、手指についたインフルエンザウイルスを除去するために有効です。アルコールによる消毒も効果的です。
3.適度な湿度の保持
 空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。加湿器などを使って適度な湿度(50~60%)を保つことも効果的です。
4.十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
 身体の抵抗力を高めるために、十分な休養とバランスの取れた栄養摂取を日ごろから心がけましょう。
5.人ごみなどへの外出を控える
 人ごみに入る可能性がある場合には、不織布マスクを着用することはひとつの防御策と考えられます。人ごみに入る時間は極力短くしましょう。

6.ワクチン接種
 重症化を防ぐために予防接種(ワクチン)は有効とされています。(発病を予防するものではありません)

                                     

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                     

                                        

 

 

 

 

                             

                                     インフルエンザ予防啓発ポスター(埼玉県版)

 

 

 

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