更新日:2024年1月18日
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咽頭結膜熱を予防しましょう
咽頭結膜熱とは
咽頭結膜熱は夏にプールの水を介して流行することが多いため、プール熱とも呼ばれていますが、冬でも流行することがあります。
現在、市内で大きな流行はみられていませんが、第45週(令和5年11月6日~11月12日)の1医療機関(定点)当たりの報告数が3.80人となり、国で定める流行警報の基準値である3人を超えたため、令和5年11月15日に埼玉県が咽頭結膜熱の流行警報を発令しました。
咽頭結膜熱について知り、予防対策をしましょう。
症状
アデノウイルスの感染により、5-7日の潜伏期を経て、発熱(38~39度)、のどの痛み、結膜炎(目の充血、痛み・かゆみ、目やに)などの症状がみられます。発熱は5日前後続くことがあります。
感染力が非常に強く、感染経路は咳やくしゃみによる飛沫感染が主ですが、タオルを共有することでも感染することがあります。
感染経路
(1)飛沫感染:感染した人の咳やくしゃみなどに含まれるウイルスが、鼻や口から侵入することで感染します。
(2)接触感染:ドアノブや手すりなどを介して手に付着したウイルスが、目、口、鼻の粘膜から侵入して感染します。プールでの接触やタオルの共有により感染することもあります。
感染を予防するには
・手洗いをしっかりしましょう
流水、石鹸による手洗いは、手指についたウイルスを除去するために有効です。アデノウイルスはアルコールによる消毒効果は弱いとされているので、
こまめな手洗いを徹底しましょう。またウイルスが体内に入らないように、むやみに目や口に触れたり、こすったりしないようにしましょう。
・飛沫感染対策としてのマスクを着用しましょう
咳やくしゃみによる飛沫(しぶき)を浴びないようにすれば、感染する機会が減少します。患者さんと接触する際はできるだけ、マスクを着用しましょう。
・患者との密接な接触を避けましょう
家族や周囲の人がかかってしまったときは、患者との密接な接触は避け、タオルの共有はしないようにしましょう。
・十分な休養とバランスの良い食事を心がけましょう
体の抵抗力を高めるために、十分な休養とバランスの良い食事を日ごろから心がけましょう。
・衛生を保つため、プールからあがったときはシャワーを浴び、うがいをしましょう
咽頭結膜熱にかかってしまったら
・発熱や体調不良の時には、早めに医療機関を受診しましょう。
・安静にして休養を取りましょう。特に、睡眠を十分にとることが大切です。
・のどの痛みで水分がとりにくくなり、脱水になってしまうことがあります。麦茶やイオン飲料水をストローを使って飲むなど、水分摂取を心がけましょう。
救急の医療機関や電話相談について
受診を迷った場合や夜間・休日の場合は「こどもの救急」などのWEBサイトを参照したり、♯8000(こども医療相談)にご相談ください。
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(ダイヤル回線・IP電話・PHS・都県境の地域で御利用の場合) 048-824-4199
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このページに関するお問い合わせ
保健医療部 保健所 感染症保健対策課(東越谷十丁目31番地(保健所内))
電話:048-973-7531
ファクス:048-973-7534